目標達成する部下との会話術

      2021/09/08

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

「会社の限界を決めているのは経営者だ」

とある先輩経営者の言葉に衝撃を受けました。

そのとき、思い出したのが、成功哲学で習った次の言葉

「人がどのくらいまで成功できるのかというと、その人の想像の範囲まで」

つまり、経営者さんが想像している範囲までしか企業は発展しないということ?

どうすれば、経営者の想像以上に発展することが出来るのでしょうか。

そのヒントは目標の設定の仕方と社員教育にあります。

写真はイメージです。
会議で良いアイディアが出ないのはなぜでしょう?

◆ 目標達成する部下との会話術

「今月の売上目標は1億円!」

と、声高に叫んでも目標を達成することは、あり得ません。

仮に達成しても、翌月の売上は急激に減少します。

なぜなら、人間は疲れるから。

じゃぁ、現場が疲弊しないように、現場の社員に目標を宣言してもらおう、と考える経営者さんもいます。

ところが、残念ながら、社長が思っている目標と大きく乖離した目標値があがってきて、驚きにあまり、愕然としてしまいます。

なぜ、こんなちぐはぐなことが起こるのでしょうか。

トップダウンの目標提示には、現場の現実を考慮していないという問題があります。

ボトムアップの目標提示には、できればしんどいことはしたくないという本音が含まれています。

どうすれば、お互いの食い違いを解消することが出来るのでしょうか。

キーワードはビジョン共有と社員共育です。

「教育」ではなく「共育」です。

現場の現実を知らない経営者が現場の声に耳を傾けること。

よく、社員教育というと社長や幹部の意見を現場に周知徹底させることだと思っている経営者さんが多いですが、お客様の事を熟知しているのは現場で常日頃からお客様に接している社員さんたちです。

どんなお仕事であれ、お客様の抱えている悩みを解消したり、課題解決のお手伝いをしたりしないとガチャガチャチ~ンとレジはなりません。

お客様の悩み事や抱えている課題を把握しているのは、お客様に一番近いところにいる現場の社員さんたちです。

できる経営者さんたちは、いかにしたらよい会社になるか、良い経営者になるためには学びが大切だとセミナーに参加したり、ビジネス書を読んだりしていますが、そんなところには答えはありません。

あるのはヒントのみ。

そのヒントを応用する場は現場にしかありません。

お客様との雑談の中にしか「してほしいこと」はありません。

そして、「お客様の声」を知っているのは現場でお客様と日ごろから接している社員さんたちです。

目標を達成するためには、目的と手段が明確になっていなければなりません。

たとえば、

「社員に依存しない売れる仕組みを創りたい」 という要望があったとします。

そのための手段の構築の事ならお任せください。

と言い切れる実績を持っているのか、導入事例があるのか

「社員が主体的に活躍する職場環境を構築したい」

そのための手段の構築の事ならお任せください。

と言い切れる実績を持っているのか、導入事例があるのか

「効率の良い社員教育をしたい」

「社員とビジョンを共有したい」

「販路拡大を低予算でやりたい」

「法人相手の新規開拓を低コストでやりたい」

などなどの、仕組みづくりのコンサル経験から解っていることがあります。

現場の社員を巻き込まない限り、目標を達成することはできません。

はっきり言って、トップダウンの目標は社員さんにとっては所詮は他人事だからです。

どうすれば、自分の事として認識してもらえるでしょうか?

この「自分の事」と認識された状態こそが、ビジョンの共有ができた瞬間ですよね?

やることは簡単です。

最初は少しだけ勇気が必要かもしれません。

社員さんに頭を下げてお願いすることです。

「今のわが社の課題は〇〇です。
 なにか良い解決方法があったら教えて下さい」と

もちろん、出てくる意見は玉石混合で、非現実的な内容かもしれません。

でも、全てを受け取ってください。

否定は一切無しです。

実行段階では出てきた意見の中から具体的に実現可能なものから着手してください。

ただ、それだけでは片手落ちです。

意見の採用にかかわらず、アイディアを出した社員さんを表彰してください。

みんなでお祝いの拍手をするというような簡単なものでかまいません。

ここで、注意点があります。

成果で評価しないでください。

評価するのは行動です。

成果で評価すると将来の化ける可能性のある意見が出なくなってしまいます。

社員さんの考える力を奪ってしまいます。

業績が急伸した企業さんのきっかけを分析すると、「あり得ないでしょう」というよな超ユニークなアイディアがベースになっていることが多いです。

ということで、目標達成するためのヒントは社員さんの知恵を活用することです。

今日は社員さんとどんな雑談をしますか?




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