部下が主体性を発揮する職場
2021/08/31
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
そういえば、癒されたいスタッフは、オンラインでパンダを観たり、ユーチューブで「猫」とか検索しては爆笑しているなぁ
そう、2月22日はニャンコの日なんだそうです。
自主的に、主体的に、メンタルヘルスに気を使っているのかなぁ。
ちなみに、弊社のスタッフ曰く
「社内で一番ストレスがたまっているのは社長かも?」
だ、そうです。
モフモフしたいなぁ。
ということで、本日は職場環境の事を書いてみました。
#猫の日
◆ 部下が主体性を発揮する職場
会社の存在目的と社員さんの幸福が一致しているだろうか?
部下が幸福を感じるのはどんな時か考えたことがありますか?
マスコミ報道などを見ていると、肝心なことが見えませんよ。
休みが多いとか、お給料が高いとか
その程度の事で社員さんが幸福を感じると思っていたら大間違い。
もちろん、適度な休暇と基本的な生活を営むためのお給料は必要というか、最低条件です。
「ありがとう」の反対は「当たり前」です。
お休みやお給料は少ないよりは多い方が良いかもしれませんが、そんなのは気が付いたら「当たり前」になってしまいます。
時代が違うと言われたらそれまでですが、カカトコリさんが30代のころには、一か月に一日休みが取れたらいい方でした。
いまでは、おかげさまで3~5日くらいは休みがとれるようになりました。ありがたいことです。
では、幸福かと言われると微妙としか言いようがありません。
人は、第三者からの承認を求めています。
お仕事で言えば、自分の提案が採用されると嬉しいし、さらにその提案が会社の業績改善に貢献していると感じることは自尊心を刺激してくれます。
たとえば、ある会社のパートの事務員さん。
元々は保育士さんでした。
結婚を機に、保育士を退職し、事務職として働くようになりました。
「自分の得意なことで会社に貢献できないか」
そう考えた彼女は、新規開拓のダイレクトメールにイラストを挿入することを提案しました。
「おっ、面白そうだね。やってみよう」
販路拡大の担当部長の鶴の一声で、実験が始まりました。
セールスレターの文章はそのままで、文章の内容をイラスト化する作業が。
ついに、そのイラスト入りのダイレクトメールを送る日が来ました。
彼女は郵便ポストに投函後、郵便ポストに神社でお詣りするように、二礼二拍手一礼したそうです。
一週間後にダイレクトメールのレスポンス率が公表されました。
なんと、従来の2倍のレスポンス率。
彼女のモチベーションは20倍?(笑
会社の存在目的、目先の目標、そして手段。
共通の目的と目的を支えるための目標の共有。
打つべき手は無限大にあります。
どの手法が当たるかは、ある程度の予想はできます。
ある程度の予想が出来たら、あとは実際にやってみるしかありません。
従来の手段で思うようなレスポンスが稼げないなら、次の打ち手を実行してみる。
その成果がどうであれ、自分の提案が採用されれば、誰でも嬉しいし、責任も感じるもの。
思うような成果が得られなければ、さらに創意工夫するようになることでしょう。
もうひとつ、事例を紹介しましょう。
旅行好きの順二君。
子供が出来たら、次はいつ行けるか分からないからと、新婚旅行のための休暇を二週間申請したそうです。
お仕事は、法人向けのルート営業。
あまり詳しくは書けないんだけど、扱い商品はリピート品。
もし、自分の留守中に同業者にお客様を奪われたら新婚早々、自分の居場所が奪われるかもしれません。
そこで、彼が採った行動は休暇宣言。
「新婚旅行に行くので二十日ほどいなくなります。
その間に、〇〇と〇〇が無くなると思いますので、今のうちに注文しておいてください。
商談中の△△の件は、◇◇に申し送りしておきますのでご安心ください」と
なんと、休暇宣言をした2週間のうちに例月の2倍の売上を達成したそうです。
その後、順二君は仕事を点ではなく、線で考えることが出来るようになり、順調に業績を伸ばしたそうです。
さらに、線に幅を持たせて面でも考えることが出来るようになり、最年少課長に抜擢されました。
自分の人生の楽しみと、期待されている業務のバランスを自分で管理することで、子供も一緒に何度も大好きなヨーロッパに通っているそうです。
そのうえ、最近では西日本大豪雨をきっかけに注目されるようになった危機管理のBCPの部署も兼務しているのだとか。
会社の存在目的と、なぜその目標値なのかを共有できたら、手段は個々の部下に任せてみたらどうでしょう。
婚活でデートが忙しいとか、子供の進学や住宅ローンを抱え支出が多いとか、親の介護で残業は無理とか、ここの事情があるはずです。もちろん、遊びも。
個々の状況をくみ取った働き方を認めると自己責任で頑張ってくれると思いますよ。
もっとも、その前に、個々の部下の状況を把握できるための人間関係を構築することが重要なのは言うまでもないことですけどね。
本日もお読みいただきありがとうございます
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