中小企業が多角化するのは

      2021/11/07

ブランドも構築できていない中小企業が多角化すると、「何やっている人か判らん」「どこに行きたいの?」と痛い評価しかないよ。

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

こんなことないですか?
 
今まではそこそこ利益があがっていたのに、最近、価格競争が激しくなった。
 
常連客のお金の使い方が変わってきた。

そんな時には気を付けて下さい。

速いと数か月後、遅くとも5年以内にはそのビジネスは寿命を迎えます。

では、具体的な対策としてはどんな手を打つと良いと思いますか?

なんて、ことを話していた先週末の岡山セミナー。
 
どんなセミナーなのか気になる方は続きをお読み下さいませ。

なぜか、ピンボケになる集合写真。きっと次回は心霊写真になるに違いない(爆

◆ 岡山セミナーの様子
 
(よくそれでやってこれましたね)
 
という、心の声も
 
使える事業計画書も、もちろん、経営理念もないんだろうなぁ

でも、なんで、回っていたんだろう?

という疑問も、個別案件なので、セミナー中の発言は控えました。


 
今回の岡山セミナー、売上創造塾第130回のキーワードは「多角化戦略」
 
社長歴40年以上の大ベテランさんから、どうにか黒字で初めての確定申告を済ませたばかりの新人社長さんまで、今回も多芸多才な面々に参加していただき、本当に素敵な空間を共有することが出来て楽しかったです。

ところで

自分が80歳近くになって、ひ孫と日向ぼっこをしている場面を思い浮かべて下さい。
 
ぽかぽかな春の日差しに、縁側もぽかぽか陽気。

縁側の端ではにゃんこが気持ちよさそうにうたた寝をし、庭にはちかくの山から色とりどりの小鳥もやってきてピーチクパーチクとさえずるのが聞こえてきます。

そんなとき、膝に乗せた、ひ孫が純粋に質問したとしましょう。

「おじいちゃんは、どんな人なの?」

あなたは、そのとき、なんて答えられますか?

ひ孫に自慢できるような、なしとげたものがあるとどんなに幸せでしょうね。

たとえば、「地域社会の人々の健康増進に頑張ったんだよ」とか、「世界中の子供たちが笑顔にあふれるクリスマスや誕生日をすごすお手伝いをしてきたんだよ」とか。

もし、こんな回答だったらひ孫はおじいちゃんやおばぁちゃんを誇りに思うでしょうか。

「自分のために、ゼニ儲けばかりしてきたんだよ。」と。

よく「家族のため」という方がいらっしゃいますが、正確には「家族に良く思われたいという自我のため」だよね。
 
今回のセミナーは「多角化戦略」がタイトルではあったけど、参加者のメンツを考えて一番強調したかったのは、事業の社会性。
 
どんなお仕事であれ、本業をもって社会に貢献し、納税や雇用の確保・創出をすることでさらに公共の福祉に貢献している。
 
その基本中の基本を実践しないで、自社都合だけで多角化に乗り出しても、極端に言えば「金の亡者」とか「吝嗇家」で終わるような人生になってしまう。

もともと、講師デビューしたのは横浜。

「いかにしたら充実した人生を送ることができるのか」が6回シリーズのセミナーの軸だった。

もちろん、世の中は経済社会なので、お金も大切だけど、それだけでえぇの?

一緒に楽しめる仲間がいたり、楽しむための時間があったり、いろんなことに挑戦できる健康体があったりして、トータルバランスで成功していくんじゃないの。

そんな、むかしのテーマを思い出したな。

特に、懇親会では


 
「どこを目指して生きているんだったっけ?」と、カカトコリさん自身も、おおきな気づきを得ることが出来て、すごく、参加者の皆様には感謝しています。

以下は例により、いただいたアンケートの一部
 

「粗利益と営業利益のかんちがいがわかり営業利益を2倍にすることを目標に本日学んだノウハウを生かしたいと思います。」
    有名希望 藤原英司さま

「初参加ですが、とてもわかりやすく楽しくありがとうございます。
 具体的に会社でやれる事なので実践していきます。
 本日はありがとうございます。」
    50代 実業家 男性

「言葉の意味をしっかりと理解しないといけないと思いました。
 次回のセミナーも楽しみです。」
     30代 公務員 女性

「本日もセミナーありがとうございました。
 本業からグリコのように、生み出されるものがある。だからまわっていく。
 特に、女性と口をねらう。
 口コミをさらにうまく活用していきたい。」
    有名希望 山本達己さま

「子供のころから「お豆腐を数えるようにお金を数えるようになりたい」といった孫さんの話しはへ~!と思いました。
 小さい頃から、なりたい姿を明確にできていることがすごいと思います。
 自分のやっていることが、どれだけ世の中の役に立つのか、世の中の課題に応えられるのか考えてみて、事業計画を作り直すようにしようと思います。」
    有名希望 あきシニアライフサポート 山本明子さま

「常得意のお客様意外の人に力を入れすぎてしまっていることに気付きました。
 ブレない軸をもって多角化しても大丈夫なようにしていこうと思いました。」
    有名希望 髙木昭宏さま

とういことで、多角化については、取り組むべきタイミングの見極め方くらいまでしかお伝えできていません。
 
今月のコンサル事例を参考に、次の言葉を考えてみて下さい。

 「名簿は現金」

いかにして、お客様を買うのか。

同業他社や既存ライバルにいかに戦略的に対処するのか。

個々の事案について興味ある方は「ピンク用紙」をファクスしておいてください。




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