働きがいのある仕事の創り方
2021/08/27
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
会社の独自性、特に求人活動での独自性って、こういうことじゃないの?
お給料や休日が他社の2倍、3倍なんてあり得ないよね。
でもさ
働きがいなら、数十倍でも数百倍でも数千倍でも可能なんじゃない?
どうすれば良いかというと・・・
◆ 働きがいのある仕事の創り方
ごめんなさい
仕事そのものを新しく想像する方法を期待していたら、ご期待にお応えすることが出来ません。
今現在、やっている仕事を定義づけしなおすことで、お仕事の付加価値を高め、働きがいを見つけるという方法です。
本来、どんなお仕事であれ、なんだかの価値を生み出しています。
もっと、判りやすく表現するなら、どんなお仕事であれ、誰かのお役に立っています。
そうでなければ、存在できないし、もちろん、継続も、永続的な発展も目指せません。
お仕事とはそういうものです。
最近、なるほどぉ~と思った事例を紹介しましょう。
とある歯医者さん。
国益に貢献している歯医者さん。
国益に貢献していると言っても、やっていること自体は、歯医者さんとしてはけして珍しいことに取り組んでいるわけではありません。
おもな業務内容は次のふたつ。
ひとつめは、来院された患者さんの治療。
ごくごく、当たり前の事ですよね。
ふたつめは、来院された患者さんへの定期健診の呼びかけ。
仕事柄、個人情報の収集は超簡単。
カルテに住所などを記載する必要があるから。
カルテの住所をに対し、定期健診を呼び掛けるDMを送るだけ。
これも、やっている歯科医院はかなりあるみたいです。
というか、システムを導入したら簡単にできますよね。
器用な人なら、市販のシステムを購入しなくてもエクセルなどのデーターベース機能を活用すれば簡単にできることです。
さて、本題はここからです。
歯科医というと、どんなイメージを持ちますか?
いろんなイメージがあることでしょう。
仲の良い、歯科医は自分の事をこんなふうに評価しています。
歯科の専門知識と、専門技術をもった肉体労働者だ、と。
イケメンで利発な方なので、若干、嫌味にも思えるのですが、本題からずれるので我慢しまして、話しを先に進めましょう。
歯医者に行くのが苦手な人も多いのではないでしょうか?
痛くなってから歯医者に行くから、痛いところをホジホジされて、飛び上がるほど痛いのです。
なので、本当は痛くなる前に、痛くならないように治療したり、予防することで、くちの中をいじられても痛くなくなるのです。
そのための定期健診の呼びかけ。
ところが、この呼びかけの目的をどのように解釈するかで、歯医者さんのお金持ちになりたいという、自己中心的な欲望を満たすための行動なのか、患者さんのことを心配した親切な行為となるのか、それとも国益に貢献する社会的活動になるのかが変わってきます。
カカトコリさんのセミナーには、お金持ちになりたいという自我を捨てきれない方も多く参加されます。
ところが、面白いもので、「お金を儲けたい」という参加動機の方はビジネスがうまくいきません。
自我を捨て去り、お客様のお役に立つ親切な行動を心がけることが出来るようになると、商売も繁盛するようになります。
なぜだか判りますか?
誰だって、自分が稼いだお金は自分や自分の家族など、愛する人のためにしか使いません。
なぜに、赤の他人の「お金持ちになりたい」という欲望に協力しますか。
もし、そんなお人好しな人がいたら、カカトコリさんも「お金持ちになりたい」という欲望があるので、ぜひ、紹介してください。(こらこら
お客様が叶えたい夢を実現させるお手伝いをしたり、解決したい課題に協力した親切に対して、お礼という気持ちを込めたものがお金です。
なので、仕事の基本は親切であり、人助けなのです。
そして、その活動がどんどん広がったらどうなりますか?
先ほどの、歯医者さんの例を続けましょう。
予防医学の啓蒙をすることで、歯を治療する患者さんが減れば、保険を使う人が減りますよね。
ご存知のように、国家の年金制度も保険制度も事実上破綻しています。
定期健診活動を啓蒙することで、治療するにしても治療期間が短くて済みます。
つまり、国益に貢献しているということです。
さらに言えば、年金の掛け金も保険の掛け金も上がらないように貢献しているともいえるのではないでしょうか。
3月のセミナーでは「風が吹けば桶屋が儲かる」という話をしたのですが、おなじような着眼点であなたのお仕事を見直してみませんか。
働きがいとは、自分の仕事と社会とのつながりを考えるところから生まれるものです。
中小企業の実態として、下請けや中間流通のお仕事の方も多いことでしょう。
最終消費者の生活のどんなところに貢献することができているのか、風が吹けば桶屋が儲かるように考えてみませんか。
本日もお読みいただきありがとうございます
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