ダメ上司とは仕事できない

      2021/09/08

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

「自分で自分を褒めてやりたい」

「君ならできる」

などの名言につながった陸上競技の小出監督が無くなったそうです。
尊敬していたので寂しい。
 
小出監督は、常日頃、こう言っていました。

15人いれば15の性格がある。
例えば有森。『コレやれっ』て言うと、ピシッとやり返され、ケンカになりますからね。
僕は2段下がって『有森先生、有森先生』って呼んでましたよ。
鈴木の場合は友人関係か僕が半歩下がった感じかな。
高橋は素直に『コレやれっ』って言うと『ハイハイ』とくる」。

人を見て法を説け とはこのことですよね

やはり素晴らしい指導者ですね。ご冥福をお祈りいたします。

ということで、本日はリーダー像のお話しです。

◆ ダメ上司とは仕事できない
 
「長男だからという理由だけで、一郎さんが次の社長になるのなら退職します。」

古参のベテラン社員から直談判されたんだって。

しかも一人だけじゃなく複数人のベテラン社員さんたちから。

会社そのものは今は三代目で、弊社も創業前からのお付き合いがあり、なんだかんだと70年近いお付き合いがある。

男の子ばかりの三人兄弟。

長男の一郎さんはそれなりの大学に進学し、都会で中規模のそこそこの経営規模の会社で課長職までやっていたけど、俗に言う、リストラという名の肩たたきで、50前にもなると再就職も難しいので、父親の会社に入れないかと思案中。

そんな、折もおり、三男坊も上司と喧嘩してサラリーマンを辞めて田舎に帰ってきた。

上司だけでなく、仕入先の担当者に偉そうに接して問題を起こしたり、お客様からのクレームもまともに対応しなかったりで多くの悪い方の武勇伝の持ち主なのだとか。

次男坊は長男が進学したものだから、進学をあきらめ、仕入先の問屋で修業し父親の会社に入社して、20年以上になり、業界の人望も篤い。

ところが、その次男坊よりも社歴も長く、数々の実績を積み上げてきた、もうすぐ還暦の常務がいる。

もし、あなたならどのタイプに次の社長になってほしいだろうか。

実はそろそろ事業承継しなければならない企業でよく起こる経営課題なんです。

新会社法では社長がひとりでも創業できるけど、旧会社法では役員の人数制限がありました。

なので、株式会社に組織変更する時点で実力のない役員がいっぱい生まれてしまった。

奥さんが取締役経理担当で、長男さんや社長の兄弟が専務なんて、よくある話し。

もちろん、最初は誰でも初めてなのと、肩書が人格を作るという言葉があるように、その役職にふさわしいように成長してくれればなんの問題も起こらない。

が、自分で勝ち取った肩書でない場合、往々にしてその肩書にあぐらをかいてしまうんだよね。

そうなると、冒頭の発言になってしまう。

本当に会社の発展や、そこで働く社員さんの幸福を真剣に考えるなら、後継者指名にもルールは必要なんだろうな。

と、下記ながら思い出した。

今期の後半には事業承継のお手伝いを頼まれているんだった。

トップリーダーとしてどんな条件が必要になるのか。

今の社長と一緒に明確なルールを作らなきゃならないんだった(汗

少なくとも、無能じゃないだけ助かる。

無能な者が権限を持つほど組織にとって危険なことはないからなぁ。

だから、経営者は学び続けなくてはならないんです。

有能なリーダーとして生まれた人はいません。
有能なリーダーになれるよう自己研鑽を積み上げるしかないんです。




本日もお読みいただきありがとうございます

この記事は参考になりましたでしょうか?

感想コメントなどをいただくと励みになります。

あなたの大切な方に記事の下にあるSNSのボタンをクリックしてシェアしてください。
きっと喜ばれるとおもいます。

このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ

【以下告知】

【12月の無料メールマガジン】
「時間泥棒を防ぐよい方法」というお話です。
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
https://www.cacatokori.net/merumaga/the-cacatokori

【著作一覧】
https://www.amazon.co.jp/-/e/B0043T34ZM

【過去セミナーDVD】
過去、セミナーを収録したDVDのお求めはこちらからどうぞ
https://amzn.to/2KAvObF

弊社への【講演やセミナー依頼、経営相談】は今すぐこちらからどうぞ
https://www.cacatokori.net/contact

 - 2018経営実務 , , , ,