成長企業3つの共通項

      2021/09/10

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
 
「従業員が熱中症で救急搬送されてしまいました」
 
先週、土曜日にメッセンジャーで連絡が入ってきた。

セミナーの常連でニックネームが「ぼったくり」さん(笑
 
商売だから、利益を追求するのは当たり前。

その利益をどのように使うかが重要。
 
本当に成長発展したいなら、早く「ぼったくり」を返上しようね。

というお話し。

◆ 成長企業3つの共通項
 
とある、飲食店の経営者さんが言っていた。
 
「バイト代が高騰して、人手不足に陥っています。」
 
正直、不可解な疑問があるんだよね。
 
なんで正社員の雇用しないんだろうか?
 
正社員でも最初から正式雇用しなくても、お試し期間の後に正式に契約すれば良いだけじゃないのかなぁ。

雇用形態が、バイトだから、自給の良いほうへ、良いほうへと流れてしまい、人手不足になっているんじゃないの?
 
「8時間も働いてもらうほどの仕事量が無いんです」 
 
仕事を作れば良いじゃん。 

そもそも、目先の労働をしているから、本来の経営者の仕事に十分な時間を割けてないよね。
 
正社員を雇用できるだけの収益を上げることが出来ないから、バイトを雇用しているんじゃないの。

いかに売り上げを作るかも大切だけど、収益性の改善にも取り組まないと、いつまでも悪循環のままだと思うよ。
 
と、いうことで、成長企業に共通な3つの項目を紹介しましょう。

ひとつ目
 
新規顧客開拓や、リピート率を改善する努力を怠らない。
 
なお、新規開拓や販路開拓には重要な注意点があります。
 
自社の方針に合わない客とは取引しないと決めておかないと、現場が大変なことになります。
 
たとえば、落ち着いたアダルトなお店なら、騒がしいお客様はお断りしないと常連さんがいなくなってしまいます。
 
もちろん、逆もアリです。
 
小さなお子様連れが気兼ねなくくつろげるお店作りというのもあります。

要は、自社の特徴や方針を明確にしておかないと、対応しきれない客、はっきりいってモンスタークレーマーがいっぱい発生してしまいます。
 
商取引というのは本来、契約なので、お互いの同意があり成り立つもの。

同意できない場合は、契約不成立。
 
それだけの事。
 
ただ、そのためには、鶏と卵ではありませんが、新規客の集客能力を高め、リピート率を高める努力を怠らないことです。
 
ふたつ目は商材に着目しましょう。
 
すでにある商材を新市場に流通させるにはどうしたら良いか。
 
デパートで売っているものをスーパーやコンビニのルートに乗せるには何が必要でしょうか。
 
また、専門店で販売してもらう方法が無いでしょうか。
 
深夜のテレビの通販番組や千趣会や通販生活などの中間流通をカットできないでしょうか。
 
流通のチャネルだけでは、すぐに頭打ちになります。

今までになかった用途はないでしょうか。
 
ここで言う用途とはメリットとベネフィットの両方で考えてみて下さい。
 
たとえば、まもなく父の日がやってきます。
 
父の日のプレゼントに使えませんか?
 
で、こういう質問をすると、商材によっては「うちは来店型のサービス業なので、形が無いんですよ」と保育園児以下の反論をする方がいます。

保育園児でも「肩たたき券」を思いつくというのに・・・。

デパート商品券やビール券、図書券にクレジットカードのギフト券、両行のチケット等々

世の中は、その気になれば、パクリネタの宝庫ですよ。
 
なにも、父の日に限ったことではありません。

お年玉、バレンタイン、ホワイトデー、卒業、進学、進級、母の日、父の日、ボーナス支給時のプラスアルファ、子供の日、敬老の日、勤労感謝の日、クリスマス、誕生日、結婚記念日などなど

プレゼントに便乗できませんか。
 
コンビニでコピーして、有効期限書いて、印鑑やスタンプ押したら一丁上がり。
 
実際にやる時には顧問弁護士さんと相談しながら取り組んでくださいネ
 
知り合いに弁護士さんがいないならお近くなら紹介できますよ。
 
さて、三つ目はなんだと思います。
 
三つ目に入る前に、考えてみてほしいことがあります。
 
明治維新後、太平洋戦争での物のない時代を経て、わが国は世界に類を見ない、成長発展を遂げてきました。
 
ところが、バブル崩壊後、失われた30年という実質、うるおい感のない時代を経験しました。

なぜだと思いますか。

すごく乱暴な言い方かもしれませんが、本当の意味じゃない方向にリストラしちゃいましたよね。

本来のリストラの意味は、事業の再構築です。

日本式経営の良いところである終身雇用が崩壊してしまいました。

一時的には業務の無い人間が発生しても、みんなの知恵を出し合い、お互い様の気持ちで仕事を分け合い、助け合ってきたからこそ明治維新以降の成長発展があったのではないでしょうか。

リストラの名のもとに中間管理職を次々にクビにした結果、お客様不在の本社の方しか見ない接客をあっちこっちで見かけるようになりました。

一言で言えば、マニュアル至上主義。

上司の言いつけを守っていれば、お客様の以降は無視してかまわないかのような接客や対応。

どんな仕事でもお客様に価値を認めて頂き、買っていただいたり、リピートしていただいたりで成り立っているはず。

欧米式の経営を取り入れた結果、日本式経営の良さがどこかに行ってしまったように感じるのは私だけでしょうか?
 
たしかに、現代では中小企業と言えども、グローバルな視点は欠かせません。
 
だからと言って、日本式の良いところを軽視するのはどうなんでしょう。

ここで、考えてみて下さい。

業績次第で、簡単に社員を解雇するような会社に本気で人生を預ける気になるでしょうか。

ということで、三つめは社員さんの全面的な協力が必要な項目です。

言葉にするなら、顕在化していない市場ニーズを探り出すという行為。
 
「こんなのが欲しい」「こんなのがあったら便利」などの生活に密着した場面にビジネスチャンスがあります。

たとえば、絵の見えるラジオ

なんのことか判りますか?
 
世間一般ではテレビと呼んでいます。
 
同じように考えてみて下さい
 
線路が無くても走れる列車
 
などなど

ひらめくのも人

ひらめきを形にするのも人

誰かの代わりに作業するのも人

買ってくれるのも人

人を大切にしない企業に未来があるはずがない

ということで、熱中症対策にはこんな空調服もあるよ。




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