プライドで業績は回復する

      2021/09/07

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
 

やっと?
 
自動車が事故を起こしたり、強力な外力が加わったりしたときに、自動で警察と救急に通報するシステムが日本でも認められるらしい。
 
今朝の日経のデジタル版で紹介されていた。
 
以前から、ワンタッチで通報するシステムはあったのね。

で、その無意味さをディーラーさんに言ったことあるのよ。
 
ワンタッチボタンを押せるなら、自分で電話するよって。

事故の状況によっては意識を失うわけでしょ。

救命率を改善するのが目的なら、無意識の時に通報できるようにしなきゃ。

で、記事によるとシステムの海外展開を考えているらしいのだが、すでに海外では実用化している国もあるから。

さらに調べたら、すでに国際基準があるのだとか。

このシステムの開発者は鼻高々なんだろうけど、ちょっと残念。
 
エンジニアのプライドが傷つかないことを願うばかり。

写真は自動発報装置のイメージです。

◆ プライドで業績は回復する

「〇〇ちゃんは、本当に小さいところまでよく気が付くから、お店の玄関周りのお掃除をお願いね」

もし、これが

「お店の玄関周りのお掃除をしてね」

だったらどうでしょう?
 
ある、エステサロンの女性経営者さんと面談していた時のこと。

お店の入り口がすごく雰囲気が良いので、興味がわいたので聞いてみました。

雰囲気は、おもてなし感がいっぱい。

「心づくし」とは、こういうことを言うんだろうな、と大きな気づきがあったことと、そのオーナーさんの心配りの凄さを思い出しました。

もうひとつ、事例を紹介しましょう。

「この子は、野菜が大好きなんですよ」
 
新入社員の面談についてきたお母さんの一言。
 
その後、その子は、飲み会でも野菜担当。

若いから、お肉もお魚も食べたいだろうに(笑

人は誰でも、その人の個性を褒められると嬉しいものです。
 
と、同時に、期待されると、ついつい期待に応えようともします。

専門的にはプリフレームというらしい。
 
冒頭のエステサロンの女性経営者さんは知ってか知らずか、小さいところにも気を付けてネ、という期待を伝えているわけです。

そうそう、そのエステサロンですが、ミスジャパンなどの大きなイベントに出場される女性の公式エステサロンとして大活躍されています。

出会ったころは、多くの課題を抱えていたんだけどね。

ふたつ目の事例で紹介した、当時の新入社員さん。

今でも火曜日はサラダの日と決めているそうです。

現在は、経営者として活躍されていますが、新人教育にプリフレームを導入していて、比較的短期間で社員教育を終わらせることが出来るようになったのだとか。

人は、その組織に所属しているだけでなく、ほかの人とは違うところを活かしてほしいという欲求もあるそうです。
 
会社でも同じですよね。

「御社の協力のおかげで、〇〇という大きなプロジェクトが成功しました」と言われると嬉しいし、表彰でもいただいた日には、思わず、飛び上がるのでは?

製造業や工事業のクライアントさんを訪問すると、誇らしげに賞状を飾っている企業様も多いです。
 
どんなことで世の中に貢献している会社なのか社内で共有できていますか?

その会社に各々の社員さんが関係しているか、感謝しているかを伝えていますか?

特に嬉しいのは、単純な期待じゃなく、その人に特有の長所や性格、個性を発揮できることを実感できるとき。

一律の社員教育も必要ですが、突き詰めていくと、個々に対応した個性尊重じゃないでしょうか。

社員さんはそこにプライドを感じると思うんです。




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