リピート客の創り方

      2020/12/20

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

究極の接客
 
という、難儀な質問が来ていた先週土曜日の売上創造塾
 
お客様の本音をヒアリングすると、いろんなヒントがある
 
アンケートとかインタビューだとなかなか、本音を漏らしてくれないから

意図せず、先週の土曜日には

名付けて『刑事コロンボ』作戦を実行することが出来た。

たぶん、次回のセミナーからさらなるバージョンアップがされるかもしれない

そう、あくまでも「たぶん」だから、期待し過ぎないように(おい
 
ということで
 
『事例から学ぶリピート客育成法』に興味のある方だけ、続きをどうぞ

◆ リピート客の創り方
 
先週土曜日は毎月恒例の売上創造塾。
 
毎月、基本的に第一土曜日に開催している。
 
今回のメインテーマは『事例に学ぶリピート客育成法』
 
今回も、ある意味、驚きの連続。
 
法人相手の消耗品販売をしているのに、リピーター戦略を考えたことが無いのだとか。
 
そりゃぁ、弾丸飛び交う戦地にlove&peace とか書いたTシャツ一枚で飛び込み、怪我ひとつしないで生還するくらいの奇跡に近い。というか、同業者の甘さのおかげだわ。
 
もし、自社が死守すべき拠点店に新規のライバルがちょっかいを出して来たら倍返しどころか、10倍返しが戦略の基本。グウの音も出ないくらいに攻撃しておくのが戦略経営の基本。
もっとも、本当に正しく戦略を運用できる経営者は100人に1人くらいしかいないらしい。
 
某サロン系のお仕事の方。
やっと温室から出てきた。

過去に何度か起業に失敗。
起業したら、売り上げがついてくると思っていたらしい。
 
ビジネスの入り口は集客。
そして、集客したらリピートしてもらわないと、いつまでも安定経営のステージに行けない。 

ちなみに、リピーターがいれば安定経営が出来るかというと、そうでもないのがビジネスのややこしいところ。
後半の質疑応答「トコちゃんを使い倒せ」のコーナーで某美容院のオーナーさんが質問していたよね。

お客さんのライフスタイルの変化とか、法人相手のビジネスでも業界構造の変化で、お客さんは一夜にしていなくなってしまうよ。

5月の「過去商品をリバイバルさせる方法」

4月の「売れる仕組みの創り方」

6月の「リピート客育成法」

そして、7月の「安定経営の方法(仮題)」は、本当にお薦めなんだよ。

今回は、海の向こうから、通販で荒稼ぎしていた絶賛婚活中の青年社長や、鳥取からも、デビュー作の好調な中小企業診断士の先生も参加してくださった。
 
いちばん伝えたかったのは、うまくいっているビジネスモデルのパクリ方。

パクるのとコピーは違うからね。

大企業や異業種の事例を参考にする人が多いとは思うけど、そのままだと使えないよ。

基本的な経営資源がみんな違うんだから。

だから、どのビジネスでも通用する物差しに照らし合わせて、見える部分だけでなく、本質をつかみ、かつ、自社の経営資源や経営環境に合うようにアレンジして導入してよ。

この『アレンジ』を通して導入することをカカトコリさんの辞書では「パクる」と言います。


 
休憩中に、同じような話しで、中小企業診断士の先生と盛り上がりました。
 
最近でこそ、減っては来たものの、「この地区は特殊」とか「うちの業界は特殊」とか言うけど、特殊なのはその言っている本人の思い込みであって、どんなビジネスでも人と人がやっていることだから、時代とか世代とか超えて本質は同じだよねと。
 
ということで、以下はいつものように、参加された方々のアンケートの一部です。

「世界一売った男の事例が面白かったです。
 また本を読んで勉強します。
 単純にお客さんを紹介してほしいことはすぐできるのでやってみようと思います。」
     30代 公務員 女性

「今回もたくさんの学びをありがとうございました。
 これなら自社でできる!という方法がたくさんありどれからやろうと思いますが、まず1つ、実践していきます。
 事例に対する研究の仕方を教えていただき、今後のモノやコトに対する見方を変えることで動きも変わると思います。
 自分でもワクワクしてきました。」
     40代 サロン経営 女性

「かなり久々の参加になりました。
 今回はリピート客をいかに発生させるかについていろんな事例を学ぶことができました。
 まずは、ジラード氏のダッシュボードに入れた手紙の応用とヤクルトの毎月課金の仕組みを利用した商品を作ってみます。
 上手くいった事例になりましたら、是非、事例発表させてください。
 今日はありがとうございました。」
     50代 のぼり・のれん製造業経営 男性

「リピートのお客さんについてしっかり考えたことがなかったので、こうすればリピートしてもらうことができるということがわかりましたので、やっていこうと思います。」
     30代 食肉卸業経営 男性

「リアルタイムな話しが聞けて生かせやすいと思いました。
 質疑応答がありがたいし、参加されている方の意見もありがたいです。」
     50代 美容院・サロン経営 男性

「今回のセミナーで最も役に立った事例は月額定額課金の事例で早速自社のビジネスに応用したいと思います。
 ありがとうございます。」
     40代 貿易業経営 男性

「広告の見方
 「世の中は自分のためにお金を出して研究してくれている、という感覚」
 は目からウロコの発想でした」
     40代 中小企業診断士 男性

また、こんなメッセージもいただきました。

「カカトコリ先生
お疲れ様です!
昨日もたくさんの学び、ありがとうございました
先生とお話をさせていただくと、勉強にもなる上に とても元気をいただけます」
     40代 男性

などなど

先ほども言ったように、次回は7月6日土曜日
キーワードは「安定経営」
おもなコンテンツは
「商品開発はやめろ」
「ブランド化」
です。

いつも通り、後半はセミナーの内容に関係なく、質疑応答の時間。
今回は、弟子の成功を素直に喜べない自分の在り方という実に興味深い質問で、カカトコリさん自身も我が身をふる変えることが出来て、実に面白かったです

そうそう、時間の都合で「トコちゃんを使い倒せ」のコーナーで紹介できなかったものと、ワンポイントアドバイス。

「同業者に嫌がらせを受けていますがどのように対処すればよいでしょうか?」
⇒ 同じ土俵で勝負しない。
  自分の勝てる土俵で勝負する

「接客の極意」
⇒ お客様の個人的プロフィールを覚える
  
「ビジネスやプライベートなどで何年周期で訪れる不振な時期の過ごし方やビジネスの進め方などがありましたら教えてください。」
⇒ 成功の基礎を仕込む時期
  焦って動くほど蟻地獄にはまる

「一度作ると少なくとも3~5年はリピートが来ない商品を作ってます。
他にも一度作ると、10年くらいは平気でリピートの来ない商品もあります。
そういった商材の場合のリピート率を上げる方法はありますか?(お客さんを紹介してもらう、とか?)」
⇒ 自分で気づいていることを先にやってみたら良いよ。
  つまり、紹介の依頼を。

「SNSを週に2回は更新するように心がけています。
が、お客様にメリットであるよう内容を意識しているのですが、正直わかりません。
いつも先生が言っている検索ワードの入れ方がやはりわからないです。」
⇒ 役立っているかどうかは、あなたのお客様が思うこと。
  お客様に聞いて下さい。

「オフライン、オンライン集客の区別と各ポイント」
⇒ オフラインでもオンラインでも買っているのは人間です
  オフラインで集客できない人、特に面談で売り上げが作れない人はオンラインで売り上げを作るのは難しい。
  仮にできても、長続きしません。

「自社商品の紹介」
⇒ 質問の意図が不明
  もっと日本語力を磨きましょう。

「時代の変化と理由を知りたい」
⇒ 人間はらくちんをしたい生き物だから

「「常連」を「お客さんを引っ張ってきてくれるリピート客」にしたいのですが、値引きや特典のほかにどんな方法があるか。」
⇒ このやり方は、資本力がある大手が中小企業をマーケットから締め出すために選択する方法。
  集客力や販売力がなく、認知度も乏しい中小零細企業の最悪の打ち手なのでやめましょう。

最後の質問はよくある勘違いというか、見習ってはいけない方法です。
では、資本力に乏しい中小零細企業はどうしたら良いのかは、次回、7月6日のセミナーの前半でより詳しくお伝えしますので、お楽しみに!
  




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