今月の中小企業の経営課題
2021/09/07
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
ミラサポ経由でお邪魔したクライアントさんからこんな感想が届いて、恐縮しています。
「昨日は・・《一流》《トップ》のレベルを教わりました・・・先生から。
駆け足だった学びに、いい意味のブレーキもかかり、整頓できそうです。
ありがとうございました。」
自分にとっては、ごくごく、当たり前のことをしただけ。
経営コンサルタントのお仕事って、すごく誤解もされやすい。
資格も試験もなく、その気になればだれでも名乗れるから。
ある意味、本物の実力が無いと大変なことになる。
見分ける秘訣を知りたい方います?
◆ 今月の中小企業の経営課題
かつて、石川五右衛門はこんな辞世の句を残したらしい
現場を見たわけじゃないので、「らしい」
「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」
同じような気がするんだよね
「浜の真砂は尽きるとも
経営課題の種は尽きまじ」
ということで、今月、お預かりしているクライアントさん達からの経営課題。
「サロン(美容・健康)のお客様からの紹介制度を作りたいと考えています。体験利用の金額は1,980円に設定。
・既存利用者AさんからBさんを紹介してもらった
・Bさんがサロンを体験利用⇒次回予約確定した場合
・Aさんに紹介ありがとうチケット(1980円分)を
プレゼント(これを使ってまた紹介してね)
というやり方はどうか。」
「今、ポイントカードを廃止しようと思っています。
代わりに、よくきていただけるお客様が得をするように来店回数に応じてランクをつけようと思います。
シルバー、ゴールド、プレミアム的な
どうでしょうか」
「商品やサービスの「適正価格」で、お客さんに納得して買ってもらうには? 安売りや値引きをせず。」
「現在月額課金型のビジネスを何か始めようと色々と考えてますが一番簡単に始めることができるものビジネスはどんなものがありますか?」
「新製品のアプローチ
店販の極意
定番商品の販売」
「ブランド構築及び販路開拓について。
・背伸びをする形で海外に販路開拓し、販売実績を作った上で、「外国でも売れています」という触れ込みのもと国内市場に展開していく
・顧客との関係を大事に育てながら、地道に国内市場→チャンスがあれば海外市場とステップアップしていく
中小企業にとって採用すべきはどちらのルートでしょうか。
各企業の状況により異なるのであれば、採用する際の判断基準を教えて下さい。」
「親方は牡蠣をブランド化しての販路拡大を望んでいますが、悪天候による生育不良などでセールスも思わしくありません。
ハンデを抱えた商品が活路を見出す方法を知りたいです。
あと、個人的には商品にまつわるエピソードなどを伝えていく「コンセプト志向」が好きなのですが、親方は商品のスペック重視の「プロダクト志向」が好きなタイプです。
中小企業がブランドを構築していく上で、どのようなアプローチがいいのかを明確にしたい」
「経営を安定させていくプロセスを、実践できるよう教えていただきたい」
「ネット集客の基本を知りたい」
などなど
率直に言って、経営コンサルタントと言うお仕事を勘違いしているんじゃないかと思う内容のものもあります。
霊能者でもなければ、無責任な予言者でもないんだから、未来なんて予言できません。
この前も、某飲食店さんにお邪魔してコンサルティングしている時にこんなことを言いました。
「○○をしたい。
気を付けるべき点があれば、アドバイスしてください」と、言っていただけないと、スイッチが入らないと。
数々の事例や、独自の計算で、予想することは可能だけど、未来に対して「良いでしょうか」って聞かれてもねぇ(苦笑
人間の脳みそは質問に忠実に答えを探すようになっています。
「美空ひばりと浜崎あゆみならどっちが金曜カレー?」的な質問は、悪いけどそのままじゃアドバイスできません。
「○○をしたいんだけど、どんな方法がある?」
具体的に質問されたら、いくつかの手法と長所短所を説明することは可能です。
でもね、最終的に実践するのはクライアントさん本人だし、いくら「やる」と決断しても環境や状況により変化しますよね。
じゃぁ、どうするべ? となるわけなんだけど、まずは、相談の文言を工夫しようよ。
それと、大切だと思っているのは「三現主義」
三現主義とは、現物、現場、現実の3つ。
実際に商品や現場を見たり、現地で立地や決算書や従業員さんの雰囲気などの現実も把握しないと本当の解決には遠回りだったりするよ。
実際、途中で紹介した飲食店さん。
一時期、お酒類の売上を増やしたいって、言ってたんだけど、現地に言ってみたら、バイパス沿いの立地で、車が無いと来店できないような場所。
さすがに、本音は理解できるんだけど、どうしてもお酒類を売りたいなら、駅の近くへの移転を検討してもらうことになるよね。
今は方針を変更してもらいました。
逆にバイパス沿いの立地で、車の出入りが難儀なのは致命的だよね。
いくら商品やサービスが良くても繁盛しないよ。
ということで、今日も夕方から、現場におもむきまする。
写真は駐車場が広いことが理由でよく行く、関東のうどん屋さん
関西人なので、味は好みじゃないんだけどね
本日もお読みいただきありがとうございます
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