専門家に求められるスキル

      2021/09/07

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特にBtoBのお仕事の販路開拓や新規開拓を低予算で仕組み化することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

たった2文字を伝えるために、約1700文字も書いてしまった。

きっかけは、とある専門家さんとのやり取り。

「あきは方 ってなに?」

これで理解できる方は、間違いなくその分野の専門家。

もっとも、その前に、正しくは

「あきは法」なんだとさ。

セミナーの中ではよく、「初見」という言葉を説明している。

専門家だからこそ、陥りやすい落し穴について考えてみた。

同じような間違いをしていないよね?

ちなみに、「あきは法」は写真のようなお仕事の方に関係あるそうです

◆ 専門家に求められるスキル
 
どんな分野の専門家であれ、絶対に身につけるべきスキルがあります。

一言でいうならば、説明力。

専門家としての実績と目指すべきビジョンを説明できないと、仕事が完結しません。

専門家が専門家と呼ばれる所以のひとつに、専門性が高く、一般の方々に取り組んでいることが伝わらないということが挙げられます。

取り組んでいることが理解されないのは、存在しないのと同じ。

存在を認識されないということは、選択肢にすら選ばれないということです。

つまり、折角、専門家としての知識や技術を持っていても、活躍する場が提供しないということ。

寂しくないですか?

努力が報われないなんて。

いつも言っているように、人類はお互いの強みを持ち寄り、お互いの弱みを補い合うことで成長発展してきました。

人類全体も地域内や町内会レベルでも考え方は同じ

たとえば、パン屋さんはパンを焼き販売することで、地域の方々の豊かな食文化や飢餓の不安に貢献してきました。

パンの専門家だからできることです。

カカトコリさんはパンの専門家ではないので、パン焼きでは貢献できません。

しかし、自分の仕事を離れたら、消費の専門家です。

パンを消費し、感謝の気持ちとしてお題を支払うことでパン屋さんの活動に協力することならできます。

ただ、よくあるのは、単純に「美味しいパン屋」なら、履いて捨てても有り余るほど選択肢があります。

そこで、カカトコリさんの専門分野である、売れる仕組みの出番です。

数多くあるパン屋さんの中からいかにして選ばれるかを一緒に考え、試行錯誤を繰り返すお手伝いができます。

もちろん、お仕事ですから、お題はいただきます。

お題をいただくことで、パン以外の消費活動を続けることが出来ます。

さて、ここで本題に戻りましょう。

「美味しいパン屋さんは履いて捨てても有り余るほどある」と先ほど言いました。

食べ物を売っていて「美味しい」は必要条件であり、お客様から選ばれるための十分条件にはなり得ません。

そこで、必要になるのが、パン屋さん自身がほかのパン屋さん以上に専門家であるかを、商圏の見込み客に理解されるように説明する必要があります。

ちなみに、カカトコリさんは、この説明の事を「蕎麦屋の能書き」と呼んでいます。

お蕎麦屋さんに行くと、壁に色々と書いていませんか?

味覚そのものは五感で感じるものなので、右脳領域なのですが、お蕎麦の有用性や、そのお店のこだわりなどの能書きがあると、よりおいしく感じませんか?

たとえば、
ミシュランガイドに乗っている著名なお蕎麦屋さんの〇〇(実名)で、〇〇年間、責任者を務めていたそば打ち名人が独自の手法で6時間仕込んだ蕎麦。

なんて、書かれていたとしたら思わず食べてみたくなりませんか。

お蕎麦そのものの効用である、高血圧予防、ダイエットなどはほかのお蕎麦屋さんも語ることができます。

ところが、その職人さんと同じ経歴の方はそうそういませんよね。

数年だと専門家だとは思われなくても、仮に20年とかだと、「おぉ~~」って思いませんか。

カカトコリさんのお仕事の中に、コンサルタントコンサルティングと言うのがあります。

簡単に言えば、コンサルタントさんがよく使いたがる、カタカナ語やアルファベットの頭文字を組み合わせた専門用語を一般の方々に理解されるように指導するお仕事。

特に、コンサルタントの集客ツールとしての書籍の販促をお手伝いしています。

いままで、ミリオンセラー三作に関わりました。

販促のサポートは最大のネットショップであるアマゾンでのキャンペーンや、リアル書店への営業方法など多岐にわたります。

仕事柄、売れる本とそうでない本はすぐに見分けがつきます。

売れる本は、専門知識のない素人さんが読んでも理解できるように書かれています。

大きな違いはこれだけの事。

より具体的に言いましょう。

人が新しい概念を理解するのは、身近な事例に置き換えてから理解する
 
という鉄則があります。

たとえば、広大な面積と言われても「広大な面積」は人によってイメージが異なります。

ではと言うので、41,725キロメートル四方、と具体的な数字を言われてもまったくイメージできません。

では、こんな表現はどうでしょう。

その広大な面積は北海道の半分に匹敵する

実際、北海道の面積は83,450キロ平方四方だそうです
 
ほかにも、たとえ話を活用して、専門知識を伝える方法はあります。

興味のある方は、書店で「プレゼン」や「コミュニケーション」のコーナーを物色し、たとえ話が上手い本を参
考にされることをお薦めします。




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