正しい質問が理想への近道

      2022/06/20

脳みそは好奇心が旺盛で質問に対し答えを探す癖がある
欲しい回答が得られないのは質問の内容や方法に問題がある
あなたが欲しい回答はどんな回答ですか?

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を改善することが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

ツアー最終日は、奈良をスタートし、大阪、兵庫と、20代前半を過ごしたエリアの訪問。

最終訪問先は、20数年ぶり。

覚えていていただけたことに感謝しかない。

ありがたいねぇ~。

阪神淡路大震災をきっかけに、今の場所に事務所を移転したのだとか。

積もる話も、いろいろあったんだけど、印象に残ったのは、やはり、震災の時の事。

万が一の時、何を考え、どのように行動するか。

そのために、日頃からしておくべきこととは?

 


◆ 正しい質問が理想への近道
 
なかなか、電話することもないだろうけど、電話すると、最初にこんな質問をされる。

「火事ですか?救急ですか?」

おなじような質問をされるもうひとつの場所がある。

「事故ですか?事件ですか?」

なにか出来事が発生した時に、初動活動が理想への近道だと熟知しているから。

つい最近も、富山の8号バイパスを移動中に警察に電話した。

質問のどちらにも該当しないので、極力短い言葉で、第一報を入れた。

「道路上落下物です」と。

もちろん、その後、より詳しい状況は説明した。

なぜ、第一報を手短に伝える必要があるのか。

関連部署(この場合は交通係と自動車警ら隊)にいち早く、注意喚起を呼びかけ、情報を共有するために。

ちなみに、最新の通信指令室では、タッチパネルを操作しつつ、電話を受信し、ほぼ同時に、要約筆記した情報を、エリア内を移動中の警察車両に送ることが出来るんだって。

一般企業でも応用できないだろうか?

俗に言う、業務用語の共有。

電話やメールの内容によっては、瞬時に共有する方法。

メールなら、㏄やbccで転送できるよね。

でも、それだけでは相手の状況によってはすぐに閲覧できないので、緊急度が高い時には電話などでフォローする必要がある。

めったに起らないけど、緊急かつ重要な案件は事務所で電話を受けている時には、デスクのメモではなく、いきなりホワイトボードに書くことにしている。

5W2Hが最初からそろうことなんかないので、まずは、何が起きたか。

たとえば

交通事故
 
本人から
(本人からだと意識があるということなので、まずはひと安心。第三者からだとヤバい)

怪我の程度

支援の必要性
車両の自走の可否

相手の状況

警察・消防への通報

何よりも、肝心なのは、慌てない事。

細かい点は忘れてしまったけど、交通事故の第一当事者になったことがある。

あまりにも落ち着いて対応しているので、現場に到着した警察官に当事者だと思ってもらえなかったことがある(苦笑

あわてても、事故前には戻らない。

それよりも大切なのは、二次事故防止。

交通事故の場合は、受傷者の確認。発煙筒や三角表示板。警察・消防への通報。受傷者の救助

あらかじめ、想定訓練をしたり、シミュレーションをしたりしておくと落ち着いて対処できる。

地震・かみなり・火事・おやじ

おやじは、単純に身近な人だと思って下さい。

いざと言う時に、どんな手順で対応するのか。

地震や大規模水害なら、警察や消防も被災者になる可能性が非常に高いです。

そんな状況でもいかに対処するか。

日頃から、物心両面の備えが大切です

ちなみに、問題の分類方法には次のような項目があります

緊急度
時間系列による想定(24時間以内、72時間以内、一週間以内 など)
影響度 (物理麺・心理面)
反復度

この中で意外に軽視できないのは反復度

たとえば、江戸時代に大噴火した活火山があるとします
(実際にあるんですよ。要注意です)

300年も前のことだから、自分には関係ないと思っていたら大間違い。

地球の35億年の歴史から見ると、ごくごく最近の事。

人間の寿命がもっと短いから、「まさか」と思っていると、いつ噴火してもおかしくないんですよ。

逆に、自分の人生で、起こらなかったらラッキーだと思うくらいで、ちょうど良い。

問題には合わない方が良いに決まっています。

しかし、もし、自分だったらどうするか?

心配し過ぎるのは良くないけど、備えることは必要なのでは。
 
一番、取り組みやすいのは

なにかが起きた時には「第一報」と電話やメールの最初に伝えるという社内ルールを作ることかもしれませんね。

参考までに






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