業界の常識の裏に機会がある
2021/07/28
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
デサントレディースで優勝した渋野日向子選手のゴルフを見ていて、つくづく思った。
「パー5のロングホールはバーディーチャンス」
カカトコリさんがゴルフをしていたころは、飛距離の出せるハイアマチュアや男子プロのゴルフだった。
ところが、渋野日向子選手に代表される黄金世代には当たり前のこと。
クラブやボールの進化、選手の素質などの要素がかみ合えば、それまでの常識が覆ってしまう。
ちなみに、ゴルフは飛びすぎるクラブやボールはルール上使用禁止です。
そもそも、トップと8打差をひっくり返すなんて、普通の選手ならあきらめてしまう。
ゴルフ業界の常識としては、あり得ない。
あきらめないという基本姿勢が次のチャンスを呼び込むのかもしれないね。
あなたの業界では、どんな常識が幅を利かせていますか?
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写真はデサントレディースの16番ホールで、チップインバーディーを決めて、単独1位になったときのシンデレラスマイル
産経新聞さんの記事から拝借しました。
◆ 業界の常識の裏に機会がある
「それって、お客様から見ると、コスト高になる方法でしょう。
あっちの業界でやっているあの方法や、
海外で取り組んでいるその方法を使えば、
もっとコスパを改善できないかなぁ?」
アインシュタインが言っているのね。
常識とは偏見の塊である と。
ビジネス作家のパーティーでご一緒したことのある認知科学者の苫米地英人先生はよく「洗脳」と言う言葉を使われる。
同じ情報を何度も何度も繰り返していると、受信者は洗脳されてしまう。
おなじように、同じ情報でもより多くの人から聞くとその情報が正しいと思ってしまう。
例えば、友人が話題にしていた本が気になり、仕事帰りに書店に立ち寄ったとしよう。
気になっている本が「ベストテン」なんかに入っていたら、ろくに中身を吟味することなく買ってしまった経験はないだろうか?
親しい人や、尊敬する人からの情報だからと鵜呑みにしていると、洗脳されることになる。
もし、その洗脳が悪意に満ちていたり、間違っていたりしたらどうする?
例えば、拙著『一天地六の法則』(サンマーク出版)では、今回のブログのタイトルと同じ「常識を疑え」というメッセージを伝えるために一冊の本に仕上げた。
たとえば、我が国の国旗である「日の丸」
日の丸の真ん中の赤い部分は、本来は竿側に1パーセントだけずらしていた。
上梓したときには、気づかなかったし、校正さんや編集さんからも指摘がなかったのだが、原稿の法律では、ど真ん中でも日の丸として通用するように変わっている。
鎌倉幕府が開かれたのも、1192年ではないという説もあるし、聖徳太子もいなかったという説もあるし、科学分野では、太陽系の惑星の並び順はカカトコリさんが覚えたころとは違うらしい。
つまり、悪意があろうがなかろうが、科学技術の発達などで、それまでの常識と呼ばれていたものが常識じゃなくなるのは、実はよくある話。
新規事業を立ち上げるようなときにも似たような話はいくらでもある。
お勤めの方の場合も似たような体験はいくらでもあるのでは?
転職して、職場が変わったり、業界が変わったりしたら、それまでの常識が非常識になってしまう。
逆に、新規事業に乗り出すときや、新規市場を開拓するときには、既存の同業者と同じことをしていたのでは、お客様がこちらを選ぶ理由が存在しない。
だからこそ、同業者との違いが必要になるし、そのためには、業界の常識を疑う必要があるんじゃない?
少しだけ、カカトコリさんの体験談を紹介しよう。
拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)にも書いているけど、経営コンサルタントの仕事と、もうひとつ、コアビットという特殊工具のリユースビジネスを全国に展開している。
「どこから買うかを選ぶのは最終的にはエンドユーザーだけど、同業者でもあるメーカーさんにも仁義を通しておこうか」ということで、お付き合いのある各メーカーさんの営業所にもご挨拶にお邪魔した。
けん制の意味があったのかどうか知らんけど言われた。
「九州の人はよそ者からは買わない」
「東北の人は地元の人からしか買わない」
よその地区でも、いろいろと言われた。
おかげさまで、九州と北陸はエリア別では、客数も売上も上々。
なぜか?
九州の営業所の人も、東北の営業所の人も、もともとは東京本社の人で、地方出身者だけど九州でもないし、東北でもない。
北海道や沖縄に至っては、会ったこともないお客様がいっぱいいる。
業界の常識を作っているのはどんな人か知っていますか?
業界団体のお偉方の古参会員さんでしょ?
作る側や売る側の代表であって、エンドユーザーの代表じゃないですよね。
ということは、業界団体の発信する情報はだれにとって有利な情報なのかと言うことですよ。
エンドユーザーの利益に貢献することができるのなら、弱小で無名な零細企業でも全国展開できちゃうってことです。
もちろん、本当にニーズがあるかどうかを、事前にテストマーケティングすることは当然。
小さく試して、イケるとなってから、拡大するのはビジネス展開の常識。
あ 常識を疑る方法もあるけどね(笑
本当は、我々中小企業は、地域密着型の方が良いんだけど、全国展開した理由については、またの機会に。
まとめると、業界の常識を疑い、エンドユーザーさんにとって良いことをするならば、ビジネスチャンスはいくらでもある、と言うことです。
本日もお読みいただきありがとうございます
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