環境の変化に対応してる?
2021/09/02
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
だから言っているじゃん
今年のキーワードは「働き方改革」と「人工知能」だって。
もっとも、人工知能はまだまだ、大きなデーターベースとセンサー技術の応用程度だけどな。
ただ、今すでにある「人工知能」(大規模データーベースと言う意味)を活用しない手はない。
気になる言葉があれば、すぐにググれる時代。
さらに、必要に応じて専門家の意見も聞いてみる。
もっとも、その専門家が世の中の動き、外部環境の変化に敏感でないと、役に立たない情報をつかまされることになってしまうので、やっぱり、自分の情報収集能力を磨くしかないのか?
「賢者は歴史に学ぶ」と言う言葉があるけど、学んだだけじゃ意味ないよ。
活用しなきゃ。
今の外部環境は本質的には、すでに起こったことがあるよ。
目先のことに惑わされないでね。
何のことかと言うと、今月のセミナーで配布する特別レポートで(笑
とりあえず、
働き方改革と、副業を通り越して創業のことを少しだけ、話しておくよ。
写真は、映画「フラッシュダンス」より
溶接工の主人公はプロダンサーを夢見ている
溶接工をしているからといって、溶接を極めたいわけじゃない
それが、ほとんどの従業員の本音
あなたに夢があるように、社員さんには社員さんの夢がある
◆ 環境の変化に対応してる?
今日は、事例を二つ
キーワードは外部環境
よく言うじゃない。
強いものが生き残るんじゃない、環境の変化に対応できるものが生き残れるのだと。
ほとんどの経営者やビジネスマンが一度や二度はこの言葉を聞いたことがあるはず。
ところが、対応できないで、生き残る以前の段階、つまり、創業や起業の段階で躓いてしまっている気がしたのね。
で、先に言っておくけど、販売やマーケティングだけじゃなく、求人や社員教育にも必須の着眼点だからね。
「30年で一巡するから」
とある、経営者の勉強会で話したこと。
従業員さんが残業中に副業をしているのだとか。
マルチ商法なのか、スマホ系の副業なのか。
とにかく、自社の仕事をしてほしい時間帯に副業をしたり、残業拒否をしたりする人がいるのだとか。
とある、中小企業の経営者さんがぼやいていた。
ご本人は悪いけど、相談というレベルに思えなかった。
働き方改革が始まった時点で、副業が流行るのは予知できたこと。
単純に、社員さんにしてみれば、残業が減れば実入りが減るわけだから、生活のレベルを維持したいから、ほかから収入を得ようとするのは当たり前のこと。
会社だって、それまでの商品や市場で稼げなくなったら、商品開発や市場開拓するじゃない。
構造は同じじゃない?
しかも、経団連や政府筋が、副業解禁に関する発言もしているし、働き方改革に伴い発生するであろう、下請けへの押し付けも言及していたよね。
つまり、カカトコリさん的には情報収集を怠り、あらかじめ手を打っておかなかっただけのことなので、相談というレベルにもならないと感じた。
ちなみに、法的な部分を未確認だけど、社員さんに副業させたくなければ、個人事業主として独立してもらい、元請けと外注という関係になればいいんじゃない?
「社員」という本業になれば、その人がどんな稼ぎ方をしようが、発注側が望む仕事の質をクリアしてくれるなら何の問題も発生しないよね。
ちなみに、江戸時代の職人仕事のほとんどがこうした請負制だったそうです。
で、仕事の質が良くないと生き残れないので、どんどん腕を磨きあったのだとか。
ふと、思い出したけど、友人の飲食店でこの方法で上場に成功した事例がある。
店長以下、お店のオペレーションはバンケット会社に外注。
高級ホテルでのオペレーションとかで接客離れているから、技術面での社員教育を割愛できるよね。
経営理念や経営方針を反映したマニュアルや行動指針を作っておくだけ。
多店舗展開のスピードが加速度的に早まる方法です。
でさ、その会合の帰り道で、つくづく思ったのね。
社会人になりたての頃のことを忘れちゃいかんなと。
お金は欲しい。
遊びたい。
通勤は面倒。
などなど
これ、創業や起業で足踏みしている人と、すごく似ているなと思ったのね。
どういうことかと言うと、相手の本音の部分を知らない。
自社のことや自分のことしか考えていない。
もちろん、人間の本質は自己中でないと生き残れないようになっているので、自己中を完全否定する気はみじんもないよ。
シンプルに考えようか。
お金持ちになりたい
だったら、相手(お客様や社員さん)がお金を払いたくなったり、仕事をしたくなったりすることをすれば良いだけ。
「客の顔が見えているか?」
次の事例ね
「地区(販売テリトリー・商圏)を決められないで悩んでいます」という相談。
唯一無二の存在でもない限り、国内はおろか、世界中からお客が来るなんてありえません。
卸販売で1時間、小売販売で30分
と言う言葉があるんだけど、これも、ぶっちゃけ、既存客を分析しただけのことで、あくまでも統計上の事。
「もし、自分が顧客で、そのお店や会社の違いが判らなかったらどうするか」
コンビニで買い物をするときにわざわざ30分も移動するか?しかも、買うものが自販機でもスーパーでも売っているペット入りドリンクだとしたら。
もっと、身近なたとえをしようか。
名刺交換したときに、相手の会社のホームページのURLが書かれているよね。
そのURLを直接パソコンに打ち込んでホームページを閲覧したことがある?
面倒くさくない?
会社名で検索しても、鈴木商会や佐藤工業のように、似た会社名が多くてたどり着けないから、いらいらしながら電話したら、不思議なもので、急いでいる時ほど、相手の人が空席だった、なんてことないですか。
なにが言いたいのかと言うと、自分が客の時にはしないことを、売る側になったら相手に強制するんだよね。
雇用関係も似てない?
自分が相手の立場ならしないことを、逆の立場になったとたん、相手に求めていませんか。
仮に、自分だったらそうするとか、そうしてきたというのは、あなたの当たり前であって、相手には関係ありません。
相手には相手の都合や、思想信条、性癖や習性があります。
どうすれば、ひとが動くのか。
カカトコリさんも同じように悩みました。
そして、ついに見つけました。
約4000年前に書かれた書物の中に。
4000年前から、人類は同じように悩んでいたんですね(笑
実にシンプル
知りたいですか?
拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)の339ページの10行目に書いてあるので、買って読んでネ
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追記
久々に『フラッシュダンス』の動画を見たら、歌詞が素敵
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=g9DDt2N0wH0
特に英語の歌詞が
本日もお読みいただきありがとうございます
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