ビジネスにつながる情報発信

      2021/09/05

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。


近隣住民の方々に愛されてこその中小企業だよね。

あなたのお住まいのエリアはどんなエリアですか。

渋谷と言う関東の一地方の賢い人が地方都市に住んだこともなく、自己都合中心に発信する情報に踊らされていませんか

あなたが住んでいる地域はどんな特徴がありますか。

少子高齢化を考え、住んでいる人たちのライフスタイルを考えたときに、どんなツールでの情報発信が有効になりますか。

なんてことを、朝早くから熱く語ってしまった、今日のコンサル一発目も無事に完了。

まず、やることは、ペンとメモ帳を買うこと。

なぜなら・・・

◆ ビジネスにつながる情報発信
 
今月の売上創造塾に寄せられていたこんな質問

「定期配信を続けていくコツ、ネタの収集のコツを教えて欲しい。」
 
まず、覚えておいてほしいのは、人は売り込まれることは大嫌いだということ。
 
でも、自分が得したり、損をぼうしできたり、などのお役立ち情報には敏感。

要約したら、クレクレ星人がいっぱいいるということ。

クレクレ星人には、無料で出せるものを出せばいいんです。

その方が、人気は出ます。

少しくらいは認知度が上がるかもしれません。
 
だからと言って、あれこれ情報発信していると、気をつけないとネットで情報発信するということは、同業者にも情報を提供するということなので、発信内容には気を付けてくださいネ。
 
売り込まない情報発信とはどんなものなのか、お役立ち情報とはどんなものなのか。
 
に、進む前に、もっと大切なことがある。
 
「どんな専門家と認識されたいのか」ということ。

情報発信は読んだ人への刷り込み効果がある。あなたが無意識に発信している内容が、相手には○○な人だと思わせる効果があるということ。
 
たとえば、カカトコリさんはFaceBookで「金曜カレーの会」というグループを主催している。

この金曜カレーと言う慣習は明治時代の旧帝国海軍に始まり、今でも海上自衛隊や海上保安庁などに伝わる由緒ある伝統であり、個人的には、その行事に込められた思いに共感し、始めたこと。

ところが、そのような堅苦しいことは発信したことが無いので、単純にカレー好きだと認識されている。

まぁ、良いんだけどな。カレーは嫌いじゃないし。

ところが、「金曜カレーの会」と参考に、「火曜日はカレーの日」を始めた喫茶店さんがある。

金曜カレーの歴史的ないきさつを知っている人は何と思うだろうか。

似たような話はネット上にはいくらでもゴロンゴロン転がっている。

つい最近も、感動的な投稿があった。

具体的なバス会社の名前を出して、運転手の対応が素晴らしかったと。

ただ、リアリティに欠ける。肝心な乗務員さんの名前が出てこない。
路線バスなら前方に運転手の指名を掲示している。

で、多くの方が「感動した」「素敵だ」とシェア拡散されていた。

「おかしい」と思われないような投稿、ネットの使い方を知っている投稿をしないと、知っている人から見ると、「おいおい」ということになる。

心理学でいうところの「ハロー効果」のマイナスバージョンですね。

では、その「ハロー効果」が逆にプラスになるようにするにはどうしたら良いと思います?
 
大きく分けて3つあります。

ひとつめ

業界人にとっては常識すぎて意識すらしないけど、一般ピープルが知らなくて「へぇ~~~」と感じてもらえる内容の発信。もちろん、必要に応じて具体例やたとえ話を添えて。

その代表例がこれ

『体温を上げると健康になる』

具体的な内容については、サンマーク出版さんから上梓されているので、興味のある方は読んでみてください。

ふたつ目

著名人やほかの専門家からの推薦を得る
 
○○博士も推薦の△△

とか、見たことありませんか?通販の広告などで。

それとか、人気俳優によるコマーシャル

特にこれから寒くなり始めると出てくる風邪薬のコマーシャル。

コマーシャルに出演しているのは人気女優で会って、風邪薬の専門家じゃないのに売り上げが伸びてしまう。
冷静に考えたら不思議でしょう。

まだ、名前も聞いたことのないような大学の先生の推薦の言葉の方がましだと思うんだけどなぁ。

もっとも、名前も聞かないような大学の先生の場合、アルバイトで名義貸しをやっているかもしれないので、要注意であることに変わりはありません。

ほかにはマスコミによる取材もあります。
 
ただし、有料の物もあれば無料の物もあります。
 
無料でも有料でも、ハードルは低くはありません。
 
「そんなの無理」と詳しく教えるとあきらめる方が多いのも事実。

そこで、出てくるのが

みっつ目

お客様の「声」です。

お客様の本音が一番の説得力を持っています。

しかし、こちらも正しい方法でアプローチしないと、なかなか本音に迫ることはできません。

よく、「御社の強みは何ですか?」と聞いてもお客様と本音でコミュニケーション取れてないんじゃないのと疑いたくなるような回答が帰ってきます。

お客様の本音、買った理由、使ってみての感想などを本音で把握できていれば、次の見込み客への広報や告知が簡単になるんです。

アンケートを取ってもなかなか、本音には迫れません。

どうすれば、本音に迫るお客様の声を聴くことができるのか?

雑談力を身に着けてください。

おまけのよっつ目
 
個人メディアの時代と言う言葉を聞いたことがあると思います。

ならばということで、法人の公式アカウントもあっても良いんじゃないですか。

大企業じゃなくても。

最近、あまり聞かなくなりましたが「中の人」という言葉も一時期、ツイッターを中心にはやりましたよね。

広報告知というと、普通の中小企業では広告との違いが理解できなかったり、発信内容に悩んだりするみたいです。

拙著『幸せな人にとっては当たり前なのに多くの人がやっていないこと』(あさ出版)にも書いていますが、その日、一日を振り返りできたことや、嬉しかったことのお仕事バージョンを公式アカウントで発表するという方法もあります。

ただし、忘れないでくださいね

「何をもって覚えられたいのか」と言うことを。

ついつい、週末のゴルフのことや子供と遊んだことやペットのことを投稿する方がいらっしゃいます。

ちょっと触れるくらいなら、人柄が判って良いのですが、そもそも、それってお客様が知りたいことでしょうか。

お客様が知りたいことは何かをよく考えてくださいネ。

考えろと言うと、また、お客様不在の変な方向に下手に悩む人がいるので、言い換えます。

お客様から褒められたこと、感謝されたこと、質問されたことで、ほかのお客様の参考になる内容と言えば理解してもらえるかな?

事実を淡々と出来事として日報を書く感覚で投稿しましょう。

この記事のおすすめ図書
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あの心理カウンセラーの心屋仁之助さんもお勧めの一冊。

 




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