成功する人々の法則
2021/09/07
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
知りたい情報があるからと、ネット検索する人多いよね。
はっきり言うけど、なんも考えてないんだね。
検索上位に来ることと、その情報の正しさにはなんの保障関係もありません。
もっと言えば、どんな情報発信であれ、それが、国営放送であれ、情報のどこかには、必ず発信側の意図が含まれています。
どうすれば、発信者の意図に左右されないで知りたいことと出会うことができるでしょうか。
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◆ 成功する人々の法則
むかしから知っていたけど、読書の師匠にヒアリングしたら、「読むに値しない」と聞いていたけど、最近読んだ本の著者さんが薦めていたし、ほかの著者さんもお勧めする方が多かったので、試しに読んでみた。
『天才! 成功する人々の法則』(マルコム・グラッドウェル著 勝間和代訳 講談社)
一言でいうと、実にもったいない。
訳者あとがきで勝間さんは原文に忠実に翻訳したと記している。
この作品の翻訳がなされたのが、おそらく2007年から2008年(初版が2009年)
「カツマー」という言葉が流行り、勝間氏が絶好調の頃。
よくあることなんだけど、編集さんが著者さんに遠慮したのか、編集の仕事が甘い。
編集の仕事は、著者さんに気分良く仕事をしてもらうことと、読者一号でもあるので、素人目線で、作品の本質が伝わりやすくするように、著者さんの原稿をうまく料理することだと思っている。
実際、たった3冊だけど、カカトコリさんも出版させてもらっている。
たった3冊の経験でも、良い編集さんと、もうちょっと仕事しようよ、と言いたくなる編集さんはいる。
ダメ出しできない編集さんとは仕事をしたくないな。
なぜ、もったいないな と感じたのかと言うと、おそらく原作は面白いんだと思う。
勝間氏の訳も素晴らしいのだと思う。
ところが、一般ピープルが読み進めるには、ほんのちょっとの編集が必要なんじゃない?と感じる部分が随所にあった。
具体的に言えば、「ポンド」「ガロン」など、「キログラム」や「リットル」に置き換え、したがって、直訳では前後がおかしくなるので、前後の若干のリライトを加えた方が一般ピープルには伝わりやすくなるんじゃないかと思うんだよね。
そういう意味では、天才は、環境の影響もうけるという主旨の部分があるんだが、実際にアメリカの生活に溶け込んだことが無いと、実感がわきにくい部分も何か所もある。
で、この作品を推薦している方々は、よく「10万時間の法則」を紹介しているんだけど、個人的には、量と質の両方が伴わないとダメだと思っている。
単純に10万時間で天才ができるのなら、世の中、天才だらけになってしまい、天才が凡才に埋もれてしまい、何の価値もなくなる。
エネルギー=質×量の自乗
時間は量の領域
質はベクトルの領域
どんな夢に向かって努力を積み重ねるか
どんな意識で研鑽を蓄積するかじゃないのかな
ちなみに、10万時間と言うのはどれくらいの量なのか、つい、最近、出会った創業者の事例と交えて紹介しよう。
10日ほど前に、飲食店をオープンさせたんだとさ。
で、今日は、今年だけの「即位正殿の儀」でお休みなんだとさ。
おもわず、「はぁ~~!」と叱りたくなるのを、クライアントさんでもないので、ぐっとこらえたよ。
ビジネスはロケットの打ち上げと同じで、初速がすっごく大切。
特に、開店10日とかだったら、ご祝儀もあり、友人知人が義理で来てくれるじゃない。
どうせ、1か月も経つと、呼んでもないのに閑古鳥が来るんだから、稼げるときに稼がなきゃ。
お正月の神社仏閣から何を学ぶ?
正月三が日で一年分の稼ぎを上げてるじゃない(ウワサだけど
義理で来てくれた人の中から、いかに安定リピーターをつくるか
リピーターがファンになってくれるか
新規ビジネスを立ち上げるときには、泊まり込むくらいの覚悟でやろうよ。
ちなみに、10万時間と言うのは、一年間365日8時間仕事をするとしても、約34年かかる。
セミナーに参加して、コンサル契約していなければ、叱る義務もないので、嫌われるのも嫌なので、叱りはせんけど、よくいるのも事実
「社長になったらお金持ちになれる」とか「お金持ちになった」という勘違い。
経営が軌道に乗っていないのに、毎月のゴルフ場通い。
「自分はどんな事業に向いているんでしょう」って、相談に来たことあるけど、あれもし、これもし、で集中しないから、いつまでも質が高まらない。
大切なので、もう一度言うよ
エネルギー=質×量の自乗
掛け算だからね
どうすれば、他人の2倍、3倍になるのか
定期的に開催されている質の良いセミナーに参加すると、質は必ず上がる
もし、お金が無いのなら、毎月、5冊以上のビジネス書と小説を2冊くらいは読もうよ。
どうせ、繁盛もしてないんだから時間はあるでしょ?
それでも、時間が無いというのなら、単なる言い訳。
最近、情報を求めてネットで検索する人いるけど、知識は増えるかもしれんけど、それは所詮、断片的なものにすぎないし、体系的に成り立たない。
ひとつの事項で約200ページに体系立ててまとめるには、約10万時が必要。
著者さんの経験や知識を整理整頓したものが、1500円程度で学べるとしたら、本当に安いもの。
ちなみに、カカトコリさんは、読んだあとは必ずノートをとる。
「この表現は使えるな」と思ったり「そういう考え方もあるんだ」と感心したところを見直すために。
今回の『天才』のなかで、メモしたのはこの2つの言葉
『知性と野心と勤勉なしにトップに上りつめた者はいない』
『一般的知能と実践的知能は直角の関係だ。つまり、正反対ではないがまったく異なる』
あなたを天才にするためには、10万時間とどちらの知能をかけ合わせますか?
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