仕事がうまくいく人の考え方
2021/08/18
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
今月のセミナーでは、毎年読み直す本と言うことで、何冊かあるんだけど、その中から『7つの習慣』(フランクリー・コビー著 キングベア出版)を紹介させていただいた。
個人的には最新版よりも、古い版のほうがお薦め。
おなじく、古い版がお薦めなのは今月のセミナー関連では『影響力の武器』(チャルディーニ著 誠信書房)
で、こちらも旧版がお薦めで、毎年読み直す一冊が『成功哲学』(ナポレオン・ヒル著 産業能率大学出版局)
現在は版権がきこ書房さんに移ってしまったけど、産業能率大学の版の物の方が判りやすく、より実践的。
ということで、本日はめずらしく、成功哲学的なお話し。
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ひとりで成功したと思うなよ
周りの支えや協力があればこそ
◆ 仕事がうまくいく人の考え方
「うまくいったらどうしよう」
人間の脳みそは複雑だけど、単純。
すごく騙されやすい。
投げかけた質問に対する答えを必死になって探しに行く。
そのプロセスは複雑怪奇なんだけど、我々は脳科学者じゃありません。
だから、単純で騙されやすいという特性だけ知っていれば十分。
たとえるなら、車の運転をしているときに、アクセルを踏むと加速し、ブレーキを踏めば減速しますよね?
なぜ?
もちろん、そこには物理的な理論や、機械要素にかかわる原理原則があるけど、そんなの無視と言うか、知らなくても車の運転はできますよね。
根底にある物理法則や工学的な原理原則を知らないと運転免許をもらえなくなったら、おそらく8割以上の人は試験に受からないことになってしまうのでは?
おなじように、脳みそのしくみやからくりを知っている必要はありません。
単純に、「うまくいったらどうしよう?」と投げかけてみるだけ。
すると、脳みそは楽しいことや、嬉しいことをいっぱい探してきてくれます。
ただ、それだけでは、単なる楽天家を通り越して、能天気なやつと言われるだけだし、のうみそは単純でも世の中は複雑になっています。
そこで、もうすこしだけ、深く考える必要が出てきます。
「このチャレンジを邪魔するものは何か?」
「邪魔をクリアするためには何が必要か?」
「どんな順番で邪魔者を排除するのと効率が良いか」
「チャレンジするとしたらマイナス要因とプラス要因のどちらが多いか」などなど
うまくいかない人は逆の順番に考え始めてしまいます。
「失敗したらどうしよう」
ここから考え始めてしまうから、本当は優秀なあなたの脳みそは自信を失い、委縮してしまい、障害を取り除くアイディアを思いつかなくなってしまいます。
「うまくいったらどうしよう」を先に考えると、周囲からは異常に思われるくらいハイテンションになります。
プラスのホルモンがいっぱい出てきて、脳みそそのものもハイテンションな状態に活性化されます。
そうすると、普通では思いつかないような障害をクリアするためのアイディアを思いついたり、ひらめいたりしてくれます。
たとえば、事業資金が障害だとしたら、業者に3割も抜かれるようなばかばかしいファンドに頼るようなことはしません。
うまくいっている人に教えを乞うために、どうしたらその人と知り合うことができるかを考えます。
そして、思いついたらすぐに行動するので、求めている成果を次々に達成するようになるのです。
不思議ですよね。
うまくいく人は絶えず、「うまくいったらどうしよう」と考えているからです
うまくいかない人は、「失敗したらどうしよう」と失敗することを前提に考えているからしっぱいをひきつけてしまうのです。
似たような発想に「どうしたらうまくいくか」があります。
反省を込めて白状すると、以前のカカトコリさんがそうでした。
よくよく考えたら、「どうしたらうまくいくか」には、現在はうまくいっていないけど、という前提条件が無意識に含まれていました。
たしかに、理想と現実のギャップを埋めることも大切ですが、脳みそには時間軸は関係ないということを忘れていました。
脳みその中は好き勝手に時空を超えることができるのです。
過去も未来も好きに想像できますよね。
なので、理想の未来から自分自身の未来物語をイメージすることができるのです。
最初の一歩を踏み出せない一番の原因は不安です。
ほかの言葉に置き換えるならリスクテイクできるかどうか。
夢やチャンスが大きいほど、リスクも大きくなります。
ただ、リスクには取り返しのつかない致命的なものもあれば、リカバリー可能なものもあります。
もっと具体的に言えば、時間や生命は取り戻せません。
お金はまた稼げばいいだけのこと。
周囲の人からの評価なんか気にする必要はありません。
責任を取らない奴ほど好き勝手に言うものです。
チャンスとリスクは切り離せません。
チャンスから考え始め、リスクをリストアップし、必要なヘッジができるなら、「うまくいったらどうしよう」と、まだとらぬ狸の皮算用をしながら楽しんでみませんか。
どうせ、数巡年の短い人生、自分自身の夢に向かって楽しんだ人の勝ち。
本日もお読みいただきありがとうございます
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