中小企業経営者の人の育て方
2021/08/31
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
山梨が終わった後で考えたこと。
静岡に抜けるなら、日蓮宗の総本山の身延山とおでん
富士宮に抜けるなら、富士山本宮浅間神社の奥宮の富士山とやきそば
さて、ここで問題です。
この中で、クリアできているのはいくつあるでしょう?
写真は、昨日の日没直後の富士山。
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で、いただいたのは
やきそばでもなく、おでんでもなく
単純に天ぷらそばですが、なにか?
◆ 中小企業経営者の人の育て方
「求職者の身にもなってみなよ。
やってもみないうちから、〇〇をお願いしますって、言われてノーって言えるかい?
業務内容はまだ良いよ。
どんな経営者なのか、ほかの人とうまくやっていけるだろうか?
そんな不安を抱えている状況で、本当に言いたいことを言えると思う?」
とある40代経営者さんからの相談。
父親の後を継いで経営者になることを決めている。
「採用は次の世代のことだから、お前に任せる」と、不慣れな採用の仕事もすることになったんだって。
「中小企業には優秀な人間が来ない」
という思い込みがあるみたいなので、気にはなっていた。
どういうことかと言うと、本当に欲しい人材、やりたい仕事、必要な素質が理解できていないと、求人の仕事はうまくはいかない。
理解できていないとどんな事が起こるのかというと、素質や性格が向いていないようなタイプを採用してしまい、さらに、勝手に期待して、本人の本音レベルでの同意もないまま、不得手な仕事を担当してもらうようなことが起きてしまう。
お互いにストレスだと思うよ。
期待通りの成果を出してくれないというストレス。
苦手なことなのに、勝手に期待されるというストレス。
偉そうに言っているけど、カカトコリさんも、経営者になりたてのころには、同じような失敗体験をしてきたから、よく解る。どこで引っかかるのか。
雇用側の都合を一方的に押し付けてしまう。
就職面接も、お見合いも(今なら合コン?)、似ているところがあって、ほとんどの場合、お互いに猫を一億匹ほどかぶってる。
一匹、二匹とちょこちょこ、ネコをはいでいると大変なので、いかに早くかぶっている猫を引きはがすかが実は最初の仕事。
仕事内容にもよるけど、場合によっては家族以上に本音のコミュニケーションを求められる将来の同僚と建前でしか会話ができないでどうすんの?
ちなみに、カカトコリさんの会社では 3X3面接と言う特殊な方法を二次選考から採用しています。
書類選考があるから、実質は三次選考。
性格の違う3人が、各々、三度の面接をするというもの。
ハッキリ言って、手間暇はかかるけど、求職者の向き、不向きがよく判ります。
あるシングルマザーが面談に来ました。
なかなか、優秀なので、どんな勉強をしていたのか興味がわき質問してみると、小学生の頃にはヒマがあれば百科事典を読んでいたそうです(ビックリ
入社後も接客が上手いので、不思議に思い質問してみると、元百貨店勤務、しかも、担当は販売。
そりゃぁ、接客が上手いわけだ。
それ以来、ある部門の接客は彼女に任せています。
専門分野の話になったときには「ヘルプ」と言ってくるので、カカトコリさんがサポートしています。
今では、ベテランになったので、ヘルプすら求められません。
もう一つだけ、事例を紹介しましょう。他社事例なので匿名希望だそうです
実は、この事例は、カカトコリさんの言葉でいうなら「良くある失敗事例」
入社してきたのは、4卒の女子。
とある、製造業。
最近は、インバウンドやクールジャパンのおかげで、時々、海外からも問い合わせが来るようにもなったのだとか。
休憩時間になると、スマホを取り出してSNSで遊んでいる彼女を見て、その会社の年配の経営者さんは思ったそうです。
「これからは、販路拡大のために、英語でも広報告知をしたら良いと、商工会の指導員さんが言っていた。
幸いなことに彼女の母校は英語に強い。彼女はスマホに強い。
彼女に英語のホームページを作ってもらおう」
おいおい。
スマホを操作できることが、いきなり、ホームページ制作とはつながらねぇぞ。
おまけに、確かに英文の強い大学だけど、彼女は国文の出身なんだが・・・
パソコンが苦手で、せめてスマホくらいは使おうと始めたTwitterがまさか、自分の人生の重荷になるなんて彼女が思うはずもなく、職場に相談者がいないので、独学でホームページの勉強を始めてはみたものの、指導できる先輩もいなければ、応援してくれる同僚もなく、ましてや、仕事の進捗を正しくフィードバックしてくれる上司もいない。
彼女がいかに孤独だったか、想像するに余りある。
新入社員を育てようと思うのなら次のことに注意してください。
かってに期待しない。
不得意なことはさせない。
不安な状況の時に、自信喪失させてどうする。
相談相手になる。
仕事の相談じゃなく、人生の先輩として、メンターになるくらいの覚悟はあるのか。
特に新卒の場合、その後の人生にも影響が大きい。
プライベートな面も相談に乗れるくらいの信頼を築こう。
技術指導は繰り返しが大切。
一度や二度の指導で身につくほど、簡単な仕事なんかない。
フィードバックと評価を正しく行えるか。
下手でも良い。
のろまでも良い。
頑張っている人をあきらめない覚悟が社内にあるか。
応援しあう、社風を作れているか。
求人はいわば、種まき
優秀な種も、土壌ができていないと、枯れちゃうよ。
参考までに、中小企業も情報発信の活用が大切だと思うならこちらのリンク先もお読みくださいませ。
⇒ 情報化時代の儲け方
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