結束力の強いチームの作り方 

      2021/11/02

結束力の強いチームとそうでないチームの違いは何だと思いますか?
基本的な考え方は「人間は不完全な生き物である」ということです。
ベテランでもミスをする時にはします。
そんなとき、どうしますか?

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

「それって、移動時間がもったいない気がする」
 
昨日の朝礼でのこと。

お互いの仕事の進捗状況や、抱えている案件を報告しあう、「スケジュール確認」の時間がある。

おおむね、一週間先までのスケジュールを確認し、応援できるところは応援するし、ヘルプが必要ならヘルプの要請をする。

ワークシェアリングとは、微妙に異なるところがポイント。

カカトコリさんのこの週末は、「通勤時間がもったいないから、自宅勤務」という秘書課からの指示により、出社を拒否られた(苦笑
 
朝礼の時間くらいしか、自分の存在をアピールするチャンスがないのになぁ(涙

きっと、愛されているに違いない(あほ

冗談はともかく、組織の結束力を強める方法に興味がある方はいますか?
 
 
 

カカトコリさんがやっていたバスケットボールでは、すぐに「ヘルプ」と言わないと監督やキャプテンに叱られる


◆ 結束力の強いチームの作り方 

中小企業経営者などのチームリーダーに求められるのは、現有戦力で最大効果を発揮すること。
 
オリジナリティの高い商材があればなぁとか、優秀な人財がいればなぁとか、販路拡大に成功しマスコミでも取り上げられないかなぁとか、無いものねだりをしても、なんの意味もありません。

あるものを寄せ集めてライバルや同業者と闘わなくてはなりません。

しいて言えば、「チーム」の範囲を広げる発想はアリだと思います。

原材料の生産から消費者への販売までを一貫して行う六次化産業でない限り、川上から川下まで基本的に分業ですよね。

あの、世界のトヨタですら、協力会社がサポートしてくれないと、自動車を作ることはできないし、各地の販売会社が受注してくれないことには、最終消費者のところに自社商品を届けることはできません。

経済活動を続けるということは、ほかにも金融機関、行政機関、学校などなど、本当に多くの方々の理解と協力が必要になります。

なので、現有戦力をどこまでの範囲と考えるかは、その経営者さん次第と言うことになります。

ちなみにカカトコリさんは所属している経営者団体では、企業連携推進委員会の委員長を仰せつかっています。

たとえば、土木工事現場で「JV」という言葉を目にしたことはありませんか?

超大手のゼネコンですら、大きな案件になれば同業同士で連携を組みます。

世界規模で考えれば、飛行機会社はマイレージプログラムでアライアンスを組んでいますよね。

大手企業ですらお互いに協力し合っているのですから、経営資源に乏しい我々中小零細企業が「連携」という発想をしないのは実にもったいない。

もちろん、無意識のうちにはやっていることではあるのですが、意識的に、もっと言えば戦略的に取り組むことで今以上の効果が期待できるとしたらどうしますか?

現有戦力の考え方は、簡単に言えば、あるものに着目するということです。

たとえば、人里離れ、歓楽街からも離れた、山間部にポツンと建っている宿泊施設。

大きな駅がない。

コンビニもない。

飲食店もない。

温泉もない。

ないものをリストアップするときりがありません。

ところが、人里から離れているので、空気がキレイ。

夜景がきれいで天体観測マニアにはあこがれの環境がありました。

一度に数百人も来てもらっては困ります。(そもそも、部屋数がない

家族経営で、20人も泊まってくれたら十分。

あるものに着目するだけで、ピーアールポイントがクローズアップされます。

ないものねだりは、戦略を誤る諸悪の根源です。

ないものねだりの事例をひとつ紹介しましょう。

日本史、特に近代史を勉強したことのある人はご存知かもしれません。

かつて、我が国は来るべき太平洋戦争に向け、海軍力を強化していました。

なかでも、日露戦争でバルチック艦隊を撃破したこともあり、海軍の発言力は強力なものがありました。

とは、言うものの、いくら戦艦を作っても、資源に乏しい我が国では、おいそれと実戦訓練はできません。

図上演習中心の訓練になります。

いくら訓練とはいえ、百戦百勝のすごい海軍が作られました。

なぜ、百戦百勝なのか?

敵からの反撃はないものと想定する という、とんでもない、無いものねだりをしていたそうです。

(山岡荘八か司馬遼太郎の作品の中に書かれていました)

チームと言えば、よく使われる言葉に、「適材適所」という言葉があります。

いまさらいうまでもないとおもいますが、確認のために、カカトコリ流の解釈をしましょう。

「できる人を必要な部署に配置する」

と言うことですよね?

重要なのは「できる人」の部分。

カカトコリさんの会社も少人数なので、偉そうなことは言えませんが、続けましょう。

中小企業は少ない人数で業務を行っています。

人数に関係なく、必要な業務と言うものがあります。

できない人を仕方なく配置していませんか?

自社内に「できる人」がいなければ・・・

冒頭の話に戻ります。

できる人に外注する。

これにつきます。

チーム作りのキーワードは「相互理解」だと思っています。

構成員相互の強みと弱みを全員が理解していること。

そして、お互いの強みを寄せ集め、個々の弱みを問題ないくらいに小さなものにしてしまうこと。

そのためには、日ごろのコミュニケーションや情報交換が大切。

おりしも、忘年会やクリスマス、そして、新年会のシーズンになります。

いつもと同じ、同僚同士で慰労するのも良いでしょうが、せっかくなら取引先との意見交換なども企画してみてはいかがでしょうか?

ところで、桃太郎にはなぜ、イヌとサルとキジが必要だったか判りますか?

飛べるのはキジだけ

知恵が出せるのはサルだけ

鼻が利くのはイヌだけ

ほかにもいろいろと説があるみたいですが、参考までに


ちなみに、チームの結束力を高めるために、社内報を協力会社にも送るという方法もあります。

広報活動ですね。

定期的な広報活動は結束力強化に効果があります。

 





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