私が年賀状を止めた理由
2021/09/02
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
特に法人客相手のお仕事の新規開拓を低予算で仕組み化することや、流通チャネルの改善で収益性を向上させることが得意で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。
「ネットで実験し、成果があれば、オフラインでも展開すると広がるよ」
今朝の、朝一のコンサル現場より。
経営規模からすると、1か月のキャパは100案件くらい。
信頼を得ることができれば、リピート性のある業種。
インターネットの無料ツールで実験し、反応があるようなら、地域を絞ってアナログツールで展開するのが基本。
ひとつの地域でうまくいけば、拠点を増やしていくだけ。
自社の業種や経営規模にあった集客戦略を展開しないと、「仕事の量はあるけど、思うほどもうからない」なんてことになるよ。
季節柄、年賀状を準備している人も多いんじゃないのかなぁ?
そもそも、年賀状はなんのためにだすの???
【予告】
12月のメルマガ【The カカトコリ】のテーマは
「SNSで反応のあるライティングと、ブログなどで用いられるライティングではどんな違いがあるんでしょうか?」という、文章の書き方。
いまや、SNSやブログなど、誰でもが気軽に情報発信できる時代。
ところが、読まれる文章と反応のない文章が生まれます。
どこか違うのでしょう?
読まれる文章のポイントとは?
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バックナンバーは公開していませんので、お見逃しなく。
写真は、秘密のケンミンショーで紹介されていたぶっかけうどん
今週は、いろんなうどん屋さんの「ぶっかけうどん」に挑戦してみようかなぁ。
ランチのメニューを考えるのは面倒くさい(笑
ヘッドワークはお仕事だけで十分
◆ 私が年賀状を止めた理由
1. 年賀状を出すのは何のため?
先に断っておきますが、ここでいう年賀状とは、お仕事関係の方々、特にお客様に出す、まったく同じ文面で、宛名もプリンターで印刷されただけの、まったく印象に残らない年賀状のことです。
もっといえば、もらっても嬉しくもない年賀状のこと。
まかり間違って、お年玉くじでも当たれば「ありがたい」とは思うけど、当たるのは切手か、自分の車が障害物に足るくらいが関の山。
「思い出してほしい」とか「また、買ってネ」とか、本音の目的はあるにしても、逆の立場で考えてみ、今でも会社宛てでも500枚近く、自宅宛てでも200枚近く届くのよ。
いちいち、覚えてないってば。
2. しらじらしいと思わない?
「旧年中はお世話になりました。
本年も倍旧のご支援ご鞭撻を賜りたく
赤心より、新年のご挨拶を申し上げます」
とか、書かれてもというか、そもそも、印刷じゃん。
「赤心より」と言うくらいなら、せめて、直筆にしなよ。
お前の本心はそんなもんかい! と、ツッコミを入れたくなってしまう
直筆なら、「おぉ~~、頑張っているなぁ」とか思うけど、そんなやつ、ほとんどいない。
ついでに、いえば、「年賀状」というきっかけがないと、伝えることができない程度の感謝なの?
3-1.
「コスパを考えている?」
実態は知らんけど、ちょっと、おしゃれに思われるお仕事をされているクライアントさんとの会話。
真似したくても、あなたの会社の「おしゃれに見えるところ」は強みだと思うよ。
その強みを生かすために、年賀状は止めようよ。
その代わりに、クリスマスカードにしない?
まず、目立つ。
つまり、記憶に残りやすい。
ちょっとした余白を作っておいて、担当者の感謝の一言コメントや、来年の公私どちらでも良いから豊富を書くなど、手間はかかるけど、受け取る相手の人にしか使えないオリジナルのコメントをつけてみ。
口説くという点では、美女を口説くのも、お客様をその気にさせるのも同じ。
口説き文句が、印刷されていたり、使いまわしの言葉だったりしたらおかしいよね。
手間ひまはかかるけど、オリジナルはがきなら、極端に言えば、お正月明けからすぐに準備を始められるよ。
年賀状なら、日本郵政さんが台紙を作るのを待たなきゃならないけど、オリジナルのカードならいつでも書き始めることができるよね?
もう一度、確認するけど、目的は「お客様の記憶に残し、つぎの売上につなぐ」ことだよね。
少々のコスト高は、広告宣伝費だと思って。
なんの関係のないところに、広告宣伝費を垂れ流しするくらいなら、既存客の方が商売に必須なラポールが構築で来ているんだから、リピートや紹介につながる確率が圧倒的に高いよ。
で
最後の質問。
やらない理由がある?
3-2. 事例:週に一枚の挨拶状で売上倍増
相談のきっかけは、エリアへの大手企業の進出。
資源力の有利な大手が、自社の商圏に進出してきたらビビるよねぇ。
クライアントさんは、大正時代から続く、地域密着の老舗企業。
「どうやって、集客しているんですか?」
ヒアリングしてみると、広告宣伝なんか一度もしたことが無く、もっぱらクチコミや既存客からの紹介がほとんど。
(おぉ~~~、無茶苦茶優良企業じゃ)
「仕事の報酬は仕事」という言葉があるよね。
本当に満足していないと、クチコミや紹介はしてくれないよ。
おかしなものを紹介すると、自分自身の信用や信頼に傷がつくからね。
しかも、地域密着と言えば、聞こえは良いけど、はっきり言って、『ド田舎』
田舎って、人間関係が濃いから、へたな紹介は人間関係をややこしくしてくれるから、相当高いレベルでの満足んじゃなきゃ紹介してもらえない。
ヒアリングをしている最中に天才的にひらめいた。
「ひょっとして、紹介してくださる方って、10人くらいで、町内会長などのお役がある、どちらかと言うと恒例の方が多くないですか?」
「ビンゴ!」
だったら、簡単。
その10人限定で、季節の挨拶状を送りましょう。
そのクライアントさんがすごく有利だったのは、〇〇酒店のように、屋号に商品名が入っていた。
ということは、売込みなんかしなくても、リマインド(記憶喚起)は十分できる。
しかも、時間のある時に、書き貯めもできる。
オリジナルの文章と、季節の挨拶で文面は決まり。
大手が、バンバン広告を打ってきても、田舎の、濃いぃ~~人脈には勝てません。
それどころか、高齢者のところに、「季節の変わり目、ご自愛くださいませ」と、都会に出てしまった子供たちですらしてくれないような、優しい言葉をかけられたら・・・
「遠くの親戚より、近くの他人」作戦と名付けて良いですか?(笑
4・ ビジネスで最高ランクな大切なこと
大切なお客様を大切にすること以上に大切なことはない。
3-2の事例の場合、直感的に「10人」という数字が出てきました。
直感と言っても、ちゃんと根拠はあります。
ABCD分析のAランクとBランクに該当するのが10人くらいだろうなという経営規模。
逆に言えば、経営規模や業種により、上位客の人数は変わります。
また、経営方針や営業方針、抱えている経営課題により、売上のランキングとは変わってきます。
分析には専門知識を必要とするので、詳しい専門家に相談することをお勧めします。
最後に質問です。
あなたにとって、上位4パーセントに入る、大切なお客様とはどんな人?
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/201911153311
情報化時代の儲け方
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