経営者は叱られる勇気を持て

      2021/09/02

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。販

路拡大や販促支援のお手伝いが好評で「集客の鬼」と呼ばれることが多いです。

 


あなたの屈辱的な体験ってなに?

と、質問を考えていて思い出した。
 
500人規模の講演会。

準備していた事例そのものが、思いっきりスベッたことがある。

しかも、その時の講演は、その後、主催社により、DVD化され販売されている(超ウルトラスーパー滝汗

もちろん、それ以外のパートはまともだし、そこ以外のパートは高評価なんだよ。

どんな内容だったと思いますか?

 

写真はその時のステージの雰囲気

思い出したくねぇ~~~
 
とか、言いながらこうして、ネタにしているけどね(笑


◆ 経営者は叱られる勇気を持て
 
1. 「子供は親の言っていることでなく、親のすることを見て育つ」

昨日は、岡山商工会議所で行われた、松澤萬紀先生のコミュニケーション系のセミナーに部分的に参加してきた。
共通の友人も多く、正直、一番の参加目的は「ご挨拶」
 
まぁ、それは、どうでも良いこと(あなたには関係ないもんね

で、商工会議所のセミナーにも時々、遊びに行くんだけど、多くの参加者の方々が「業務命令」で参加されている。

ほんと、声を大にして言いたい。

良い会社にしたいのなら、まずは、良い経営者になれよ! と。

そのためには、会社経営のトップリーダーであるはずの経営者が自ら叱られる勇気を持て、恥をかく勇気を持て。

お山の大将

天狗

裸の王様

いずれも、井の中のかわづを揶揄する言葉。つまり、「社長」という肩書に甘えているアホたれに向かって言っている言葉なんだが、本当に裸の王様になっているから、自分にとって都合の良いことしか耳に入ってこないし、俗にいう、イエスマンしかそばに置かない。

だから、余計にたちが悪い。
(これを読んでいるサラリーマン、社員さんの中には、月曜日に朝一で出勤し、「社長の机の上にこの記事をプリントアウトしておいておいてやろう」と思っている日本人のなんと多いことか 笑)

2. ダメ出しは期待の言葉

昨夜は、サロンオーナーさんのコンサル中に、久々に某ベンチャー系の経営者さんから、着信があった。

コンサル終了後に、コールバックした。

要約すると「出版したい」ということ。

自分でお金を出して、代わりに書きたいことを書ける自費出版。

お金は出さないどころか、逆に印税をもらえる商業出版
(プロ作家さんのように。カカトコリさんはここ)
代わりに、企画が通らないとボツになるし、企画を通すために、編集さんに愛情と期待を込めて、ボロカスにダメ出しされる。

カカトコリさんにコンサル依頼が来たのは、商業出版するビジネス書の販促が得意だから。

今までに、ミリオンセラー4冊を含む、100人近い著者さんのベストセラー(おおむね十万部以上)にかかわってきている。

「ぼろくそに言われるけど、覚悟はあるか?」
(年齢が近いのと、お付き合いも長いので、ほとんどタメグチ)

編集さんが「ダメ出し」するのは、「もっとできるでしょ?」という期待と、より良い作品にしたい、より多くの方の課題解決のお手伝いをしたいという愛情から。

ほんとにダメなら、編集さんも忙しいので、ボツになる。(怖いよぉ~~~ おかぁちゃ~~ん

すべてのコンテンツを言語化し、整理整頓できれば楽勝なんだけど、うまく言語化できなかったり、思いを伝えきれなかったりして、泣かないまでも、悔しい思いをすることの、なんと多いことか。

『アドバイス』は耳に痛いし、言われたときには、腹が立つこともある。

が、より良くしたい、という期待と愛情があればこそ。

カカトコリさんも、経営者さんを指導したり、アドバイスしたりする立場なので、よく解る。

というか、両方の立場だからね。

実際、弟子の中には、メールを送ってきたと思ったら、タイトルがいきなり

「ダメじゃん!」

ということが多々ある。

弟子たちは、各々の分野のトップクラスなので、よく、ダメ出しをしてもらえる。ありがたい。


3-1. 認知・判断・動作

車の運転免許の更新に行くと必ず聞く言葉。

認知・判断・動作

特に、中小企業経営者に必要な部分はどこだと思いますか?

ここを磨かないと、良い会社は作れないし、良い経営者にもなれないよ

どこでしょう?

カカトコリさんのセミナーでこの質問をすると、多くの経営者さんやリーダーの方が「判断」とお答えになる。

凄いなぁと思うんだよね。

動作は社員がしてくれるんだ、とうらやましくもある。

一番重要なのは「認知」つまり、傾聴のスキル。

スキル(技術)なので、その気で学び、実践すればだれでも身に着けることはできる。

だから、年末進行でバタバタの中を松澤先生のセミナーに、短い時間だけど、参加したんだから。

社員さんが遠慮なく話しかけることができる雰囲気作りと、経営者自身の傾聴のスキルは必須。

判断力は、取締役会にはかったり、経験の長く、実績も豊富な経営コンサルタントなどの専門家に知恵を借りることもできる。

もっとも、最終判断と責任は、経営者の専権事項なのは言うまでもない。

さらに、動作はうまくいかなければ、こちらも専門家を招聘し、社員教育や研修することは可能。

正しい、最終判断をするためには、事実をありのままに、なるべく正確に把握する傾聴が優先される。

3-2・義理欠き、恥かき、人情を欠き

なにかの雑誌で、20代の頃に読んだ言葉。

お金を貯めるコツなのだとか。

義理と、人情を欠くと人間性を疑われることになると思う。

が、恥をかくことを恐れていたのでは、質の良い「ダメ出し」と出会うこともない。

「かっこ悪いことを、積み重ねるから、かっこ良くなれたんですね。」

匿名希望の弟子のJちゃんが目標達成記念パーティの楽屋で漏らした言葉。

出会ったころは、無職の「プー」状態。

あれから、11年。

お金は十分稼いだけど、仕事は続けている。

志事として。

しかも、さらに恥をかく方向に。

そして、その恥を平気で書く覚悟が共感を呼び、感動を起こし、クチコミが起こり、ますます、お客様が増えているという状態。

今でも、業界ではトップクラスにまで上り詰めたにもかかわらず、義理と礼儀を重んじ、師匠とか読んでくれる。(恐縮です)


5. 恥の方向を間違えるなよ

知らないことが恥なのじゃない
 知ろうと努力しなことの方が恥ずかしい

できないことが恥なのじゃない
 助けを求めないことの方が恥ずかしい

貧乏なのが恥じゃない
 脱出しようと恥をかかないことの方が恥ずかしい

いつまで、そんなところにいるの?

昨日の嬉しかったこと


元々は全日空のファーストクラス担当のチーフパーサーもされていた松澤先生。
初対面だと思い込んでいたら、6~7年ほど前にお会いしていたらしい。
お世話したベストセラー作家さんのクリスマスパーティで。
覚えていただいていたみたいで嬉しかったなぁ。
ツーショットの写真を撮るのを忘れた。
多分、いつもの10倍増しで、鼻の下が伸びていたはず(笑


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