成功に対するよくある勘違い
2021/08/31
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
昨夜は所属している中小企業家同友会の中の企業連携推進委員会の上半期の統括会議。
カカトコリさんは、委員会の委員長を仰せつかっている。
最近、中小企業家同友会は清丸惠三郎氏の『小さな会社の「最強経営」』(プレジデント社)などでも紹介されている。
良い会社を作ろう
良い経営者になろう
良い経営環境を作ろう
という3つの目的で活動している中小企業家の集まり。
委員長をしているからと言って、経営課題が無いわけでもないし、完璧な経営ができているわけでもない。
だからこそ、中小企業経営者や個人事業主さんの悩みや、痛みがよく解る
そんな多くの課題や悩みの中から、今日は起業間もない方の勘違い。
特に、これから起業しようと思っている方には必読な内容です。
◆ 成功に対するよくある勘違い
1. 経営者だからと言って成功できるわけじゃありません。
世間一般では、成功者とお金持ちは同じだと思われているみたいなので、とりあえずは、その考えかたに沿って話しを進めましょう。
集計方法にもよりますが、中小企業の6割から8割が赤字決算です。
赤字決算にも大きく分けると2種類あります。
本当に赤字な問題企業。
節税とか言いながら、無理やり赤字にしている企業。
節税対策いう、耳に心地よい言葉を聞いて、将来のお金を生まないどころか、持っているだけで支出が増え、かつ、経年変化で資産価値の下がるものにお金を使っているアホ社長のなんと多いことか。
利益が出たら、将来のお金を生む分野に投資しようよ。
というか、その話は本日の主題ではないので、チャンスがあればそのうち。
どうしても興味のある方は拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)を読んでネ
2. 何をもって成功と呼ぶのか
幸せはお金では買えません。
でも、幸せになろうと思えば、ある程度のお金は必要です。
だから、成功者はお金持ち 経営者はお金持ち 成功したければ経営者になろう
という、単純図式を思い浮かべるのかな?
では、そもそも、『成功』とはなに?
十人十色、ひとの数だけ定義があります。
なので、お金持ちになることに価値があると思うのなら、それでも良いとは思います。
カカトコリさん自身も20代の頃はそう思っていました。
ところが、30代のある日、手持ちの現金が単なる紙と金属に化けた瞬間を体験しました。
ところで世界的なロングセラー『成功哲学』(ナポレオン・ヒル著 きこ書房)はご存知ですよね?
ナポレオン・ヒル財団さんでのワークショップを依頼されたときに紹介した、カカトコリさん流の成功の定義はこれ
自らが価値があると思う目標を
世のため、他人(ひと)のため、そして、自分のために
貢献しながら達成していく、その過程
言いたいことはふたつ
周りも自分も幸せになれないと意味がない
ゴールは無い
しいて言えば、自分のお葬式。
自分のお葬式で、どんな弔辞を読まれたいか。
つまり、稲盛和夫さんじゃないけど『生き方』そのものがどうなのかということ。
3-1. 赤字でも経営はできる
そもそも、何のために独立開業したの?
色々と事情はあるんでしょうけど、お金儲けとか、生活の安定を考えるのなら、経営者という仕事はものすごくリスキーな選択だと言わざるを得ない。
赤字でも仕入れ先や外注さん、税金に電気水道などのインフラ使用料、社員さんのお給料は毎月出ていく。
借入金があれば、金融機関への支払いも発生する。
赤字でも、支払いが滞らない限り、とりあえずは経営は続けることはできる。
ただ、可及的速やかに黒字体質にしないと、資金が底をつくだけのこと。
そうなると、経営維持は難しい。
3-2. 怖いのは日ごろのお付き合い
朱に交われば赤くなる。
先ほど、約8割が赤字という話をした。
赤字が当たり前の世界にいると、言い訳が雰囲気を作り、お互いに傷の舐めあいをするようになってしまう。
「一生懸命にやっているから良いか」
「そのうち、何とかなる」(確かに、結果は出る。しかも、望んでいない方向で)
「○○さんも赤字なら、うちの赤字も仕方ない」
などと、甘えがでてくるし、さらに怖いのは、お互いに叱らないから居心地が良くて入り浸ってしまう。
入り浸ってしまうのは、源泉かけ流しじゃなく、どんどん過熱し続ける、別府の温泉以上に過酷な地獄風呂。
最初はぬるいので気づかない。
気が付いたときにはちょっとでも動くと、熱湯になっているので大やけどになってしまう。
経営者はなかなか、叱ってもらえない。
だからこそ、たまには、耳の痛いことを言ってくれたり、ムカッと来るくらい腹の立つ事実を指摘してくれる経家社仲間や優秀なコンサルタントが必要になる。
かくいう、カカトコリさんも自分自身のことを客観視することはできない。
なので、パートナーコンサルタントさんにお願いし、定期的にダメ出しをしてもらっている。
4.経営者の成功とは
○○で困っている人に、自分の○○を提供することでお役に立つことをしたい。
事例
解りやすく、実践的な経営ノウハウを提供することで、日本経済の基盤をなす中小企業を元気にする。
中小企業の経営者が元気になれば、そこで働く人々も元気になり、周りの人たちに笑顔が伝搬していく。
日本をもっと世界に誇れる素晴らしい国にするために、中小企業の経営者さんを応援する。
上記は、カカトコリさんの会社の経営指針書の一部の要約です。
もちろん、世の中は経済社会ですから、活動を維持継続するための資金は必要です。
お金は活動を維持継続、成長発展させるための手段。
そして、お役に立てたときに、クライアント様やお客様から「ありがとう」の言葉とともに、目に見える形として受け取るもの。
さらに、いえば、利益は貢献の証し。
利益を増やしたいのなら、どのようにすればお客様が喜んでくださるかを考え、実践し、実践し続け、習慣にし、その集大成として人格や生き方を磨きましょう。
先貢後益
先に貢献する。利益は結果。
あなたは、どんな生きざまを目指しますか?
ご自身のお葬式でどんな奴だったと言われたいですか?
昨日の嬉しかったこと
今年のクリスマスプレゼント
ワイシャツ三枚 新調
電気式ひざ掛け
高級入浴剤
読みたかった本 5冊ほど
写真は電気式ひざ掛け
事務所内でいかに移動しないか
悪い習慣が身につきそうな予感(笑
【追記】
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