チャンスの裏にひそむピンチ

      2021/09/05

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
 
 
 
「あれ?○○さんのところは、『年商百億円が目の前』とかで浮かれていたんじゃないの?」

「そういえば、◇◇さんのところは、ついに東京進出とか言っていたけど、どうなったの?」

若手の経営者が集まると、「へぇ~~」というような、景気の良い話しも出てくることがあります。
 
ところが、数か月もすると・・・
 
実は、カカトコリさんも若いころには同じような失敗をしてきました。

どんな失敗かというと・・・

 

写真はイメージです

あくまでも、イメージです(しつこい?


◆ チャンスの裏にひそむピンチ
 
 
 
1・ 小さな成功で図に乗るな
 
何度か失敗したことあるなぁ。
 
妄想したほどじゃないけど、それなりに売上が伸びた時や、お世話した企業様の売上が三倍になったときや・・・
 
よくよく思い出したら、いっぱいの失敗もしてきている(苦笑
 
 
 
2・ 「待ちぼうけ」って知っている?

石川ひとみじゃなく、北原白秋の方の「待ちぼうけ」
 
ご存知じゃない方もおられるかもしれないので、念のため
 
以下引用

待ちぼうけ 待ちぼうけ
ある日 せっせこ 野良かせぎ
そこへ兎が飛んで出て
ころり ころげた
木のねっこ


待ちぼうけ 待ちぼうけ
しめた これから寝て待とうか
待てば獲ものは駆けて来る
兎ぶつかれ
木のねっこ


待ちぼうけ 待ちぼうけ
昨日鍬とり 畑仕事
今日は頬づえ 日向ぼこ
うまい伐り株
木のねっこ


待ちぼうけ 待ちぼうけ
今日は今日はで待ちぼうけ
明日は明日で森のそと
兎待ち待ち
木のねっこ


待ちぼうけ 待ちぼうけ
もとは涼しい黍畑
今は荒野の箒草
寒い北風
木のねっこ
 
ここまで引用

本職はお百姓さんだよね
 
たしかに、食糧確保業と定義を変えれば、ウサギも獲物であることに変わりはないけど、肝心なのはビジネスにするのなら、科学性があるのかということ。

ちなみに、ここで言う、「科学性」とは、数値的なことじゃないよ。

再現性があるのか

再現性があるのなら、採算が合うのか

採算が合うとするのなら、その根拠はどうなのかということだからね
 
 
 
3-1・ 事業転換のネックになるものは
 
先ほどのお百姓さんを仮に個人事業主じゃなく、社員が30人くらいいる中小企業の経営者さんとしよう。

元々のお仕事は、畑を耕し、作物を収穫する農業法人。

ところが、ひょんなことから、ウサギをしとめることに成功した。

しかも、ワナを仕掛けるとか、飛び道具をもって追いかけるとかじゃない。

詩にあるように、百姓仕事をしているところに勝手にウサギが転がり込んだだけ。

暑い日も、寒い日も大変な農作業に嫌気がさしたという出来心も理解できないわけじゃない。

切り株にウサギがかってにぶつかるのを待っているだけ。

最初はらくちんに思えるかもしれないけど、そのうち退屈してくるよね。

より、大勢で待っていた方が、ウサギが切り株にぶつかる確率が高いんじゃなかろうかとひらめいて、社員さんたちに、本来の業務じゃないことを命じたらどうなる?

人間って、不思議な生き物で、理屈じゃ、理解できても、本当にこころの底から納得できないと、なかなか習慣を変えることができないんだよね。

コンセンサスを得るとか、同意を得るとか、まぁ、表現は何でもいいんだけど、「あの時、賛成したじゃん」と言いたくなることってありませんか?

なぜ、そんな事が起こるのでしょう?

儲かって、給料も上がるなら良いんじゃないの?

と、思っていると考えるなら、社員さんはついてこないよ。

ついでに言えば、賢いコンサルタントさんがよく言うじゃない、企業活動は儲かるかどうかじゃなく、正しいかどうかだなんて。

賢いコンサルタントさんや、えらい先生が言うと、いっけん正しく思うよね。

あのぉ~

中小零細企業の現場を知るものとして、言わせてもらうとじゃなぁ、我々、中小零細企業は経営者を筆頭に全写真は賢くないから、何が正しいかなんて判らんって。

なんで、言えるのかというと、カカトコリさん自身がアホ経営者の筆頭じゃからじゃ。

理屈で同意しただけじゃ、社員さんは本気で動いてはくれないよ。

「社長が勝手にやっていること」というのが、ほとんどの社員さんの本音。

なれた仕事をする方が、楽だと思っているからね。

つまり、面従腹背、造反、ボイコットなどなどが待っている。

そんな時、あなたならどうする?
 
 
 
3-2・ 社名は最強のキャッチコピー
 
カカトコリさんの会社名は「林田商会」という、社名だけでは業務内容が全く分からない社名です。

だからこそ、社名を聞いただけで業務内容が伝わる人たちが羨ましい。

一時期、会議で社名変更を提案したこともあります。

意外にも、コンセンサスを得ることができませんでした。

そこで、何をしたのか

こんな時には、異業種からパクろう

ということで、別ブランドを立ち上げました。

とはいうものの、想定マーケットで認知を高めるのはすごく大変でした。

なので、もし、あなたがこれから独立開業や起業を考えているのなら、思いっきりベタな社名にすることをお薦めします。
 
 
 
4・ どうしてもチャンスで勝負したいのなら
 
それはそれで大変なんだけど、方法が無いわけじゃない。

誰にでもできる方法でもない。

本気で勝負したい人だけ、問い合わせをして下さい。

生半可な覚悟じゃできない方法なので。

時々、やる人いる。

やり切れば、間違いなく成功できるんだけど、なかなかやり切れる人がいない。

やり切れる人を尊敬するよ。


 

【昨日の嬉しかったこと】


ツアー前の休養日
 
休養しすぎた感は否めない(笑
 
ちなみに、お昼寝で見た夢は英語でした(疲れたぁ~~


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