人手不足はピンチなのか?

      2021/09/05

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。


えっ?
 
遭難のピンチかも???
 
ブラタモリで紹介されていた「鬼ノ城(きのじょう)」に登ってみた。
 
100キロ歩行の練習コースにどうかと思い立ち
 
昼休みに車で

「せっかくなら、タモリが紹介していた遺跡も見るべ」

と、悪魔のささやきにそそのかされて、お城の周囲を歩き始めたのが運のつき

思っていた以上に遊歩道が長く途中で断念し、駐車場に帰ろうとしたら・・・
 
道が判らん。山の中で

遭難のピンチなのか

足腰を鍛えるチャンスなのか

ということで、本日の記事はピンチとチャンスの関係について

写真は年代別人口推移表の一部

 
どんな未来になるんでしょうね


◆ 人手不足はピンチなのか?
 
 
 
1・ 賢者は歴史に学び活用する
 
人類が地球上に誕生しすでに300万年。
 
氷河期などの自然現象の変化に耐え、産業革命などの外的変化に対応し、なんだかんだとあまたの危機を乗り越えて地球上のあらゆるところに生息している。
 
よく言われるように、変化に対応しつつも生き残っている。 
 
短期的には、飢饉、疫病、昭和大恐慌やリーマンショックなどの経済危機も乗り越えてきている。
 
たしかに、年齢別人口統計を見ると今後の労働人口の減少は容易に予想できること。
 
だが、本当に人手不足なんだろうか?
 
 
 
2・ 報道の裏側にあるもの
 
『男はつらいよ』と映画は見たことがありますか?

もし、見たことがないのなら、ぜひ、ご覧になってください。

特に初期の作品。

虎屋の裏にある、タコ社長の経営している印刷工場。

「作りもんじゃん」というツッコミは抜きで。

どの年代に作られた『男はつらいよ』の中でも、タコ社長の愚痴は、人手不足と、税務署対策。

つまり、中小企業の人手不足は今に始まったことじゃありません。

では、なぜ、今になって、「人手不足」がたびたび報道されるのか、疑問に感じたことないですか?
 
 
 
3-1・ 時空を超えて考えてみる
 
イタリアの取引先の人が言っていました(面倒なのでかっこは省略)

日本人はヨーロッパを先進国とみているみたいだけど、イタリアがいまの形(領土?)になったのは、高々、70年ほど前に事。その前は、絶えず、隣国と闘っていたし、それはヨーロッパ大陸のほかの国々も同じこと。
 
中国でお世話になった、王(ホワン)さんもこんなことを言っていました。
 
中国は5000年の歴史は、侵略され続けた歴史。
北方からの侵略を防ぐために、万里の長城を作った。
さらに、国内は革命の歴史の国。
なので、国民は(ヤバいかもしれないので自粛)

ひるがえって我が国は
 
周囲が海に囲まれているということもあり、明治維新以前はほぼ外国との戦争経験がないし、いまでも、遺伝子的に外交は下手。
で、気になり調べてみた。
日清戦争 10か月
日露戦争 19か月
日華事変に端を発した太平洋戦争 8年

 
何が気になったのかというと、大変用戦後のベビーブームと、その未来形である高齢化社会はほかの国々ではどうなんだろう?ということ。
 
 
調べた範囲では、日本のベビーブームが突出していた。

ここからは勝手な仮説。

先に断っておくが、事の是非とは無関係だと思ってネ

日本以外の国は戦争になれていたので、その後に予想されるバースコントロールにも慣れていたんじゃないかと。
 
つまり、過去のピンチから学んでいたんじゃないかと、勝手に想像している。
 
 
 
3-2・ チャンスは恥ずかしがり屋
 
カカトコリさんは工業大学の機械科出身。

研究課題のひとつに、「メカトロ」と呼ばれる分野があった。

分かりやすく言えば、ロボット工学。

当時は知らんかったけど、ロボット工学の基礎技術の先進国はアメリカ。

ところが、応用技術の先進国は日本。

むかしから。

念のため、言っておくが、江戸時代のからくり人形は機械的にはロボットと言えるけど、電子制御じゃないので、ロボット工学には含まれません(日本人としては残念
 
じゃぁ、なぜ、日本がロボット活用の先進国になりえたのか。

詳しく書くと、すごい分量になりそうなので、かいつまんで言うよ。

高品質かつ低コストで工場を稼働させる必要があったから。
 
カカトコリさんが学生時代に住んでいたのは東大阪市。

東京の大田区と並び、中小零細の工場の多い地区として有名なエリア。
 
もう、30年以上前のことだけど、先輩と一緒にとある工場見学をした時に、びっくりした。

「3億円かかったんや」とか、言いながら、24時間稼働可能な機械を導入している。
(ちなみに、当時の大卒初任給は15万円くらい)
 
父ちゃん、母ちゃんの二人でやっているような工場で。

その方が、従業員を雇用するよりも安くつくからと。

今後の、労働人口の減少は、思うに、30年以内にはある程度は解決すると予想している。

事例のような技術力の進化。
 
ネット環境の整備、高速交通網の普及などの外的環境変化
 
一連の働き方改革やSDG‘s活動によりもたらされる意識改革
 
などなど
 
 
 
4・ 時代が変わるとき、チャンス到来
 
時代が変わるときってどんな時だと思う?
 
今日の記事の入り口は「人手不足」だけど、本当に伝えたいことは別なんだよね。
 
出来事は出来事
 
マスコミに洗脳されてマイナスと考えるのか、その中に潜んでいるチャンスを見つけ出すのか
 
脳みそは絶えず自問自答を繰り返しています。

たとえば、中学生の頃にこんな体験はありませんか?
 
解けなかった数学の問題が、翌朝には解けるようになった。

寝ている間も脳みそ君が考え続けてくれているんですね。

このように、脳みそは投げかかた問いかけに対して答えを見つけようと頑張る君なんです。

「この報道の裏にあるチャンスは何だろう?」と問いかけてみてください。

どんなことが起こると思いますか?

詳しい続きは、2月8日のセミナーでお伝えしますので、お楽しみに。

【昨日の嬉しかったこと】

前日に引っ越したばかりの次男坊が、誕生日を口実にお泊りに来た
 
しかも、自分のマンションから徒歩で
 
トホホのような嬉しいような(笑

 

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