教育の目的は何だろう
2021/09/05
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
小中学生や高校生から学んできました。
夢を語れば、応援してくれる人が現れる
良くも悪くも、人は自己中な生き物
夢が自分にも関係すると思ったら応援したくなるよね
そのために必要な教育(社員教育)って、どんなもんだと思いますか
昨日参加した『立志教育支援プロジェクトフォーラム』の感想と合わせて。
特に、アフターで高校生に言われたことに共鳴し、涙があふれた。
◆ 教育の目的は何だろう
1・ 教育の目的は自立自助
経営コンサルタントに何を求めるかはクライアントさん次第なんだけど、カカトコリさんが心がけているのは自立自助。
集客を入り口としてクライアントさんの収益性の改善をするわけなんだけど、基本的な手段を教えたら、あとはそこから応用して次のステージに上がれるようにサポートするのがお役目。
なるべく早く自立してくれないと、次のクライアントさんのお世話ができない。
2・ 小さな枠にとらわれるな
『サラリーマン金太郎』(本宮ひろ志著 集英社)というコミックを知っている?
ある時、居候している上司の息子が暴力事案を起こし、学校から謹慎処分を受けるのね。
元暴走族のリーダーだった金太郎が言うのよ、母親に
「たかだか学校という小さな枠に収まりきらない、スケールのでっかい人間かもしれねぇじゃぁねぇか」って。
昨日は、ご縁があり『立志教育支援プロジェクト岡山』さんが主宰するフォーラムに参加させていただいた。
行政の代表の方のあいさつに、心の中で「だから教育が荒廃するんだよ」と思ったけど大人なので黙っていた。
全国学力ランキングの岡山市の順位が異常に低いと。
拙著『幸せな人には当たり前なのに多くの人がやっていないこと』(あさ出版)の中では「マークシート症候群」という言葉を使って説明しているんだけど、人を〇とXだけで評価するシステム自体が間違いを犯すんだよ。
さらに言えば、人生には答えのない、正解のないような課題がいっぱいあるのに、どんな課題にも答えがあるような試験をするから、Xをもらうことを恐れて子供たちが自分の意見を言うことをしなくなってしまうんだよ。
昨日のイベントのキーワードは『立志』
ほかの言葉で表現するなら「夢」「野望」「ウイッシュ」
多くの大人たちにXをもらって、自分の夢をさび付かせて、枠にはまって抜け出せなくなってしまった大人たちが、若者の夢をつぶすんだよ。
「できたか?」「できないよ」と、自分の人生というちっちゃな、ちっちゃな枠の中から感じたままに「できるわけないじゃん」と自分の小さな枠という価値観を押し付けることで。
3-1・ 人はどんな時に孤独を感じ自死してしまうのか
キーワードは「否定」
武漢肺炎に対応していた内閣官房の職員さんが投身自殺をしたという、悲しいニュースが飛び込んできた。
「できたか?」と質問したんじゃないの?
この案件に限らないけど、指示した道理の「できた」になる可能性はごくごくまれだよ。
なぜなら、人間はコミュニケーションの中で、すべてのことを伝えることができるほど器用じゃないからね。
ましてや、いろんな言語の中でも、日本語は飛びぬけて単語の数が多い言語。
単語のニュアンスもみんな違う。
そんな環境の中で、なぜ、日本人同士がコミュニケーションできるのかと言えば、「慮る」ことができる民族だから。
その「慮る」ことをされなくなった時、人は否定されたと感じ、孤独を感じるんだと思うよ。
いじめなんかは、目に見えるからまだ状況判断しやすいけど、周囲の人からの配慮、優しさを感じることができなくなったら・・・想像しただけで寂しいよ、孤独だよ。
3-2・ いつの時代でも、異端児が歴史を創ってきた。
超代表が織田信長でしょう。
若い時には、武士にあるまじき服装で、百姓に交じって田畑や山川を駆けずり回り、政務に興味を示さないので、「尾張のうつけ」と評価されていた。
殿様になってからの信長が立志したことが『天下布武』
実際、信長とは名刺交換して、雑談したことがないので、よう知らんけど、野ばかまは戦闘に向く服装、腰に付けた弁当や薬草はそのまま兵糧(今でいう、ミリメシ)、自然の中を駆けずり回るのは地形研究、毎朝の馬の鍛錬は体力増強、などと考えたら、若い頃から、何とかして、戦国の混乱の中で苦しむ一般庶民をすくいたいと思っていたんだと思うよ。
高級官僚や政治屋が一般庶民の本音や苦しみを本当に知っていたとしても、感じてはいないからね。
リーマンショックの時も、夕方に霞が関を通ると、黒塗りのハイヤーが行列をなしていたもんなぁ。
ひるがえって、海外に目を向けると、有名な人では、エジソンもアインシュタインも小学校すらまともに出てい
ないんだよ。
念のため言っておくけど、勉強は必要。
両人とも、学校では勉強しなかったけど、その代わりに、自宅でしっかり勉強はしてたみたい。
勉強と言えば、本田技研の創業者である本田宗一郎は、自社の技術開発の限界を感じ、静岡大学だったと記憶し
ているけど夜間部に潜り込んで不足している基礎知識を勉強したんだよ。
検索でヒットしなかったから、こっちも、記憶だけど、ソニーの創業者の井深さんも「学閥不要論」という考え
方の中で、否定したのはあくまでも学閥であって、知識や学力じゃないからね。
で、長くなりそうなので、まとめに入るけど
なぜに、国語力が特に重要視されるのか
コミュニケーションツールであり、特に文学作品は作家との対話であり、主人公や作家の思い(主人公に作家の
思想信条などを反映させているんだけどな)に慮ることを求められるから。
ついでに
カカトコリさんの師匠の一人が、学生時代にやっていた勉強方法をひとつだけ
英語で書かれたテキストで数学や物理を勉強したんだって、時短になるからと。
さすがに、この先生は、専門分野では世界的に著名な権威です。
3-3・ 大人たちに問う
何のためにお金を稼ぐの?
何のためにお仕事をしているの?
あまりにも有名な言葉だけど
道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である
という、二宮尊徳翁の言葉を贈っておきます
4・ 人は期待したように生きる
親とか、学校とか、行政とか、ちっちゃな枠に収まりきらないような、小中学生、高校生のりっぱな志しに本当に良い刺激をもらいました。
子供は大人、特に親が大好きです
親の期待に応えようと良い子になろうとします。
親の保護援助がないと生きていけないから。
期待の方向が「親の都合」になっていないか、いまいちど胸に手を当ててみませんか
5.経営者や管理職の方へ
親子、学校教育などを労使、社員教育に置き換えてみたらどうなりますか?
会社の都合や自分の都合を押し付けて、若者の良さを引き出すこと、活用することを忘れていませんか?
「どの子も育つ、環境次第」
【昨日の嬉しかったこと】
歩行距離は13キロくらい、歩数は24000越え
自宅近くの急な坂ということで、最後に岡山理科大に【登山】したら、さすがにきつかったぁ
この記事のおすすめ図書
⇒ https://amzn.to/2Yq1pUf
本日もお読みいただきありがとうございます
この記事は参考になりましたでしょうか?
感想コメントなどをいただくと励みになります。
あなたの大切な方に記事の下にあるSNSのボタンをクリックしてシェアしてください。
きっと喜ばれるとおもいます。
このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ
【以下告知】
【12月の無料メールマガジン】
「時間泥棒を防ぐよい方法」というお話です。
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
⇒
https://www.cacatokori.net/merumaga/the-cacatokori
【著作一覧】
⇒
https://www.amazon.co.jp/-/e/B0043T34ZM
【過去セミナーDVD】
過去、セミナーを収録したDVDのお求めはこちらからどうぞ
⇒
https://amzn.to/2KAvObF
弊社への【講演やセミナー依頼、経営相談】は今すぐこちらからどうぞ
⇒
https://www.cacatokori.net/contact