同業他社にお金を払え

2020/03/11 2021/09/05

ようこそ　岡山の経営コンサルタント　カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。

北陸は、福井、石川、富山とまわり、強風の中を夜間移動で新潟まで移動してきた。
　
業務連絡とブログの執筆にのために、ファミレスに入って、驚いた。
　
以上に高い。

マスクの装着率。

コーヒーを飲もうとして、うっかりマスクのまま飲もうとしたことは極秘です。

　
本日は、独立開業した人が地域ダントツ店になるためのヒントを書いてみました。
　
もちろん、ベテラン経営者さんにも参考になる内容です（たぶん

◆　同業他社にお金を払え
　
　
　
　
　
１・　周囲は見えているか？
　
独立開業や第二創業の相談を受けることも多い。
　
特に、創業・起業を考えている人が、自分自身のビジネスプランに熱くなり、周囲が見えなくなる傾向が強い。
　
「この方法なら、思いっきりブルーオーシャンを構築できます」

と、断言するから、よくよくヒアリングしてみると、同業他社やライバルがいない代わりに、見込み客も損座視しないというような、笑うに笑えないような話も、時々ある。（本人はいたって真面目）
　
自社のことをお客様が認識してくれて、同業他社よりも良いかもしれない、という勘違いから始まるのに、見込み客も同業者も見えていないで、独立開業を考えている人のなんと多いことか。
　
　
　
　
　
２・　すべては見込み客から始まる
　
大切なので、もう一度言うよ。

「（今までの会社よりも）なんだか良さそう」という、見込み客の勘違いから始まる。

実際に、良いかどうかは商品を購入したり、サービスを受けたりしないと、本当のことは判らない。
　
にも、かかわらず、自信満々なのか、自信過剰なのか、熱くなりすぎ、顧客の存在はもちろん、同業他社の存在すら忘れている。

さらに、社会情勢、経済情勢、政治や政策、関連法案、生活習慣の変化などの、多くの外部環境の変化がある。
　
　
　
　
　
３－１・　ある女性起業家に出した課題
　
サロン系のお仕事で起業を考えているというとある女性起業家さん。
　
実は、以前にもおなじようなジャンルで創業し、軌道に乗せることができず、ほかの仕事で生計を立てているという。
　
しかも、まったく違うジャンルの仕事で。
　
そこで、いくつかの課題を出した。

その中のひとつが、業界内で顔が知られる前に、地域の同業他社に実際にお金を払い客になること。
　
同業他社の良いところと、反面教師な部分を研究するために。

なぜなら、実際にお金を払い、客にならないと気づけないことがいっぱいあるから。
　
たとえば、来店型の郊外店でよくあるのが駐車場の出入りの問題。

駐車場の入り口はすぐにみつかるか。

のぼりなどが邪魔をして、駐車場から道路に出るときに左右の安全確認に支障を期していないか、などなど
　
　
　
　
　
３－２・　自社は見るな
　
同業他社を見る前に、自社を見ると失敗に気づかない。

なぜなら、自分ではできている「つもり」という先入観があるから。

とある、クライアントさんの事例。

会社がちょっと奥まったところにあるので、交通量の多い道路に展示場をオープンしたところ、毎月の問い合わせが増えたとのこと。

気になることもあったので、念のため、展示場に案内してもらった。

クライアントさんご本人は、お問い合わせからの受注も増えているので、成功したと思い込んでいる。

しかし、カカトコリさん視点でチェックすると、改善の余地がまだまだある。

（困ったなぁ、ストレートに言うと傷つくよなぁ）

そんな時に活躍するのは「我が愛機キヤノン」