事業計画書は顧客中心で作れ

      2021/09/05

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。

コロナウィルスの影響を受けることなく、今月のツアーから無事に帰還しました。
 
北陸、東北、関東、東海、近畿と回ってきたけど、おかげさまでクライアントさんには大きな影響は今のところないみたい。
 
いろんな情報ソースはあるけど、最終的に信じるのは自分自身で実際に現場で得ることのできる一時情報のみ。
 
いろんな経営課題があるけど、なかなかやるなぁ~と感心したのは最終日に見かけた観光バスの会社。

予約のキャンセルが相次いだのか、バスガイドさんの研修をしてた。

やりたいけど、日常業務に追われて、ついつい後回しになっていることをチャンスにしてしまう行動力に感心しました。

年度替わりも目の前なので、あなたも事業計画などを見直しませんか?
 
このピンチの中に隠れているチャンスは何か?と自問自答しながら。

読めねぇ(涙

 

 


◆ 事業計画書は顧客中心で作れ
 
 
 
 
 
1・ なぜ事業計画書が必要なのか
 
たとえば、個人事業主でも周りの人に業務内容を伝えなくてはならないときが出てきます。
 
その時々で事業内容の説明があっちに行ったり、こっちに来たりしていて説得力があるでしょうか。
 
周囲からは、「ブレブレな奴」と評価されるようになる気がします。
 
もちろん、ご本人の中にはなにがしかのイメージはあることでしょう。

しかし、見込み客をはじめ、外部の人たちに自社の業務内容や、同業者との違いを言葉で伝えることができなければ見込み客から選ばれることはあり得ません。
 
 
 
 
 
2・ やりたいことに近づく方法
 
やりたいことに近づくためには、できることを積み重ねるしかありません。
 
やりたいことをやるために近づくために何ができるのかをリストアップしてみて下さい。
 
どの順番にやるのか、どの項目なら後回しにしても大丈夫なのか、グループ分けしてみましょう。
 
さらに、いつまでに、いくらの予算を投資するのか。

もちろん、投資なのでリターンも数値化し検証しなければなりません。
 
その試行錯誤の繰り返しの途中で、目的や目標を見失わないための基準になるものが事業計画書だと考えてください。
 
 
 
 
 
3-1・ ウィッシュリストと事業計画
 
ウィッシュリストというのは、文字通り、「こうなったらいいなぁ」という希望や願望のリストのこと。

さらに、ウィッシュリストに期限をつけたものが、長期ビジョン。

たとえば、10年後にはどんな人になっていたいのか、10年後にはどんな仕事をしていたいのか、10年後には業界内でどんなことでブランディングしていたいのかなど。
 
10年後のビジョンを達成するために3年後5年後はどのような目標をクリアしておいた方が良いのか。

そして、そのためには何ができるのか、できるようになる必要があるのか、をより具体的に書いたものが短期事業計画。

この話をすると、「事業計画通りに行かないから悩んでいるんです」と多くのクライアントさんが言われます。
 
「悩んでいる暇があるなら行動したら?」とは思っていてもかわいそうなのでクチには出しません。

代わりにいくつかの質問をするんだけど、目からウロコがボロボロ落ちるみたい。
 
どのクライアントさんも業務に必要な知識はあるんだけど、ビジネスとして成立させるための行動に結びついていないことが多いんです。
 
そもそも、視点がずれている。

どんな仕事でも、お客さまに存在を認識してもらい、多くいる同業者の中から選んでもらえなければ、3年以内にほかの仕事をすることになってしまい、元々のウィッシュリストからはるかに離れたところにいってしまいます。
 
 
 
 
 
3-2・ 必要な知識に気づけるか?
 
哲学と思想と戦略
 
ビジネスの勉強を始めた時に最低限この3つが無いとうまくいかないよ、とアドバイスされた項目です。

哲学と思想はまったくの個人的なことのような気がするかもしれませんね。

ところが、特に中小企業の場合は、経営者の哲学や思想が業績に大きく影響します。

何をどのように考え、どのように判断しているのか、業績に与える影響が大きいことは容易に想像がつくことでしょう。

また、戦略が必要なのは、同業者やライバルに勝ち、お客さまから選ばれ続ける必要があるからです。
 
特に専門知識や専門技術がお仕事のメインな要因になっているとついついその専門性を磨こうとしてしまいます。

たとえば、美味しい料理を作ることばかりに没頭してしまい、集客や経理などの経営し続けるための基本的な知識が欠けていたらどうなるでしょうか。
 
最近は知りたい情報があれば、すぐに検索する人が増えていますが、ある分野のことを体系立てて勉強したいなら読書を習慣にすることを強くお勧めします。

ちなみに、毎月、開催しているカカトコリさんの売上創造塾というセミナーでは、毎回、お薦めの図書を推薦しています。

4・ インプットしたらアウトプット
 
セミナーに参加したり、読書をしたりしたら、できることリストの項目が増えているはずですよね。

時間とお金を投資しているわけですが、元を取る唯一の方法は、具体的な行動に移ること。
 
つい最近も、こんなすごい人がいました。

「本を買っただけで、うまくいっている気分になってます」

思わず、げんこつをいれようかと思ったけど、手が痛いのでやめておきました。
 
 
 
 
 
5・ 質問です

どんな知識があれば、あなたのお仕事がもっとうまくいくと思いますか?


【昨日の嬉しかったこと】

なんとなく予感がして、自宅の近所のスーパーで非常食の補充。
帰るコールはしていたのに、晩御飯が無く、いきなりの非常食の出番(涙
トイレットペーパーをティッシュは通常以上に在庫されていて安心した。

 


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