事業計画書を捨てよう
2021/09/05
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
一住所当たりマスク2枚って・・・
日本の総理もエイプリルフールに乗るようになったのかと思ってしまった。
何かするとすぐに賢い人たちに「忖度」と突っ込まれるから大変だよね。
マスク以上に気になるのは、明日の天気。
ゴールデンウィークに開催予定の100キロ歩行の練習スケジュールを組まなきゃならないから
と、ネットサーフィンしてて、おじさんの視線をくぎ付けにしたのは
ご存知、深キョン
サーフボードになりたいぞ(笑
計画を作る予定がしばし見とれてしまった(おい
ということで
今朝は事業計画を考えてみたよ
◆ 事業計画書を捨てよう
1・ 事業計画書には賞味期限がある
「上半期は増収減益に下方修正」とか「下半期は増収増益に上方修正」などという文言を経済新聞などで見たことはないだろうか?
事業計画書は我々、中小企業は銀行から融資を受ける際に作るものと思っている方も多いかもしれない。
が、それは大きな間違い。
事業計画書の賞味期限は基本的に1年。
備蓄用のカップ麺と同じで、定期的に見直さないと、風味や味が悪くなる。
2・ 懐かしい味もまずくなる
ガキの頃には美味いと思っていたものが、懐かしがって食べてみると期待外れだったという体験はないだろうか?
なぜだと思う?
同じ製法で作っていても、大人になって食べてみると思っていたほど美味くないのは。
ビジネスでも同じようなことはある。
かつてのドル箱商材が売れなくなってしまうことが。
自社が商品のブラシュアップやバージョンアップを繰り返しても、それ以上にお客様の成長が早かったら時代遅れになってしまう。
つまり、いつまでも過去の栄光にしがみついていたのでは、マーケットから見放されてしまう。
防止策は、定期的な経営指針書や事業計画書の作り直し。
3-1・ 海外生産からの撤退で危機を乗り越えた事例
一時期、東南アジアや中国に製造拠点を移動させる製造業がいっぱいあった。
人件費の安いエリアで製造し、価格競争力で勝負しようという策略。
カカトコリさんがよく知っている社長さんも同じ目的で中国に進出した。
作っていたのは、ISO(国際規格:日本で言えばJISに該当)に基づく工業原料。
国際規格に通過しているからと安心していたら、メイドインジャパンに負けてしまった。
どういうことかというと、同じようなものを作っていても、「とりあえず国際規格にパスすれば良い」という基準で作っている商品と、「お客様のためにより良い商品を」で作っているメイドインジャパンでは勝負にならない。
メイドインジャパンの方が、はるかに品質が良い。
中国よりもまだまだ遅れている国で販売するなら問題ないが、日本のマーケットではまったく話にならない。
どこが違うのか?
抽象的な言葉で申し訳ないけど、「おもてなし」の文化の違い。
お客様の期待通りに作れば良いという考え方と、お客様の期待を乗り越えようと創意工夫する姿勢の違い。
さらに、その社長が勝負しようと思っていたのは、その業界では先進国の日本。
子供の頃の味覚と、大人の味覚は違う。
舌の肥えた日本のお客さまには、中国製では納得してもらえなかった。
もちろん、かつての日本の自動車業界のように、アメリカでは全く相手にされなかったけど、その後の、技術立国のおかげで、躍進した事例もあるように、中国が日本を凌駕する日が来るかもしれない。
戦後のモノ不足の時代ならいざ知らず、モノ余りの時代と言われて久しい日本には、ふさわしい商品を展開しないと元々販売力の弱い企業は生き残れない。
さらに言えば、東南アジアや中国以上に人件費が安い国はまだまだいくらでもある。
ただ、人件費が安い国というのは、教育レベルや教養レベルもそれなり。
そんな状況で勝負したいですか?
特にこれからは人口減少の時代です。
つまり、販売量が少なくなることが容易に想像できる時代。
どうすべきだと思いますか?
3-2・ 真似されないビジネスは存在価値がない
もし、あなたのビジネスが順調に成長発展を続けるならば、同業者だけでなく異業種からも真似されます。
真似されないようにするためにはどうしたら良いと思いますか?
実にシンプル。
実に簡単。
過去にとらわれないで、どんどん進化し続ける。
ただこれだけ。
しかし、意外なところから足を引っ張られます。
本当に意外なところでつまずきます。
何かというと
過去の栄光
過去の栄光を捨て去るためにも、事業計画書をリセットするのです。
どうせ、自分で捨てなければ、同業者やライバルにより、過去の業績にしがみついているみっともない会社にされるのですから。
他人にダメ出しされるのと、自ら自主的に脱皮するのでは、どちらの方の痛みが少ないと思いますか。
5・ 戦略的に過去の栄光を廃棄しよう
新しいことに取り組むには、経営資源の再配分と呼ばれている作業が必要になります。
人材・時間・知識・技術・資金などなどを再配分しなければなりません。
もちろん、新規採用という選択肢もありますが、いずれにしろ、限られた経営資源の見直しは必須です。
シンプルに考えてください。
1000円の投資で100円しか儲からない過去の終わったビジネスと、1000円の投資で500円の利益が見込める将来が明るいビジネスのどちらに投資するかということです。
6・ どのビジネスから撤退しますか?
ビジネスそのものかもしれないし、エリアかもしれないし、顧客かもしれない。
その判断の助けとなるデーターは集計できていますか。
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
朔日参りはいつもの三備一の一宮 吉備津神社
午前中は月初会議
新年度方針に若干の変更あり
ということで、ジグソーパズルのようなスケジュールの調整に着手
手帳のカレンダーは来年の9月分まであるので、とりあえず、レフィルがあるだけ、プランニングしてみる。
年間、月間、週間の順に調整していくんだけど、なんだかんだで約3時間
大変
まるで、他人ごと
スケジュールが組めたら、淡々とこなすだけ
某お役所様からのメール指示により、新年度から運用が始まった新しいホームページにアクセスしようとしたら、どうもバグがあるのかアクセスできない。
あわてても仕方ない。
お役所あるあるじゃ(苦笑
お花見に忖度してる場合じゃねぇぞ
どうもバックアップ用のハードディスクが壊れた感じ
出張先でなくて良かったよ
ビジネスパートナーと打ち合わせ
いつもの無茶振りに素晴らしい対応をして下さり頭が下がる
おうちごはんは、洋風きしめん?
洋風のお肉の入ったソースでいただいてみた
というか、なんでミートパスタがどんぶりなん?
まぁたしかに混ぜやすいけどなww
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