頑張る社長が会社をつぶす

      2021/09/03

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。


大変だよなぁ
 
昨日のこと
 
某ビジネスホテルの隣のコンビニで見かけた光景
 
20代から40代と思しき同じ作業着の集団
 
日曜日に移動し月曜日からの現場なのか、地方出張のエンジニアさんと職人さんの集団の買い出し風景
 
みんながコロナウィルスを意識してなのか、マスクを着用していた。
 
現場が止まったら下請けや孫請けの人たちは生活が大変なんだろうなぁ。
 
今朝の日経新聞には原子力発電所の現場が止まったという報道があった。
 
小さな会社でリーダーや経営者が頑張りすぎると、休業要請があっても現場は大変。

業界に関係なく、リーダーは何を最優先すべきなのかを考えなきゃ。

ということで、今日の本文は平時のリーダーとしてのあり方を考えてみた。

 

写真は最近泊まったあるビジネスホテルのコロナ対策

レストランをクローズにしているお詫びにカレーラースが食べ放題だった

食べ放題だったのと美味しかったのでダイエットはコロナが落ち着くまで延期することになったらしいよ(笑

 

 


◆ 頑張る社長が会社をつぶす
 
 
 
 
 
1・ 頑張る方向を間違えないように
 
陣頭指揮とか言いながら社長が頑張りすぎると、社員は疲弊してしまいます。
 
社長が頑張るべきなのは、社員がいかに個性を発揮しいきいきと仕事をしやすい環境を作るか。

いかに、少ない労力で最大の成果が出せるような仕掛けやからくりを作るかです。
 
 
 
 
 
2・ やらないことを決める
 
我々中小零細企業はもともと経営資源が乏しいです。

経営資源が乏しいということは、できることにもおのずから限界があります。

少ない資金、少ない人員、少ない知識、少ない取引先・・・
 
いかに効率よく回して経営の目的を達成するか。

ちなみに、経営の目的は最終的にはファン客創り。

ファン客とはリピートだけじゃありません。

クチコミやネットコミ(ネット上のクチコミ)で新規のお客様を紹介してくださる方のこと。
 
 
 
 
 
3-1・ フィットネスジムでやらないことを決め成功している事例
 
元々の仕事は女性起業家の企業のサポートという仕事をしていた彼女。

経営者にとって、健康完治も仕事のうち。
 
さらに女性経営者ともなれば美容も仕事のうち。

仕事に家事に育児にてんてこ舞いの彼女たちがいかにしたら、フィットネスジムに通えるようになるか。

単なる女性専用フィットネスジムじゃないところがみそ。

そのためにはいかにやらないことを決めるかが成功のカギ。

同業他社に潜入調査し、お客さまが望むもので同業他社がやっていないことで、自社ができることは何かを徹底的に研究したそうです。

有名なランチェスター戦略では一番重要な戦略を商品戦略と位置付けています。

実は、この商品戦略は本当な二つの意味があります。

目に見える部分と、外部から見えにくい部分。

今回の場合は、女性専用フィットネスジムというのが目に見える部分。

同業者がやっていなくてニーズがあって自社が提供できるものが外からは見えにくい部分、つまり、独自性であり、本当の意味での「売り」の部分。

元々のお仕事で、見込み客が見えているからこそできること。

コンサルをしていると、独自性を磨きすぎて、時々、お客さまはどこ?と聞きたくなることもあるのですが、なかなかのものです。
 
独自性が際立っていて、利用者からもすごく感謝されるので、スタッフさん達も楽しそうにお仕事をされています。
 
さらに、女性特有のネットワークでクチコミが広がり、次々に入会者が集まっているのだとか。

しくみ化ができてしまえば、安心して次のステップに進むことができますよね。
 
 
 
 
 
3-2 効率の良い名刺交換をしていますか
 
名刺交換した枚数と売上には相関関係があります。
 
ただし、ひとつだけ条件があります。

いざと言うときに思い出してもらえるかどうかということ。

いざと言うときに思い出してもらえないのは存在しないのと同じ。

つまり、名刺交換したことになっていないのと同じということです。

名刺交換したあと記憶に残すためどんなことをするとよいでしょうか?

最近、流行りのSNSなどでつながりますか?
 
たしかにそれもひとつの選択肢かもしれませんが、SNSはシンプルに言えばプルツール。

相手の人が見てくれないといくらお友達になっていても意味がありません。

芸能人のように相手の人が気にしてくれる何かを持っていないと普通はわざわざ見には来てくれません。

名刺交換が無駄になってしまいます。

使った時間や使ったお金の元を取ろうという意識がありますか。

使った時間とお金の元をいかにして取るか。

いざと言うときに思い出してもらうのは実はすごく大変。

もう一歩進んで、忘れられない努力をしましょう。
 
頑張って名刺交換会に参加しても、会社として評価されないと、社員さんのモチベーションに影響が出ますよ。

社員さんからは遊んでいるようにしか見えませんから。
 
 
 
 
 
4・ 正義のあるお仕事をしていますか?
 
正義は人の数だけあり、立場が変われば正義も変わる
 
たとえば、買う側はより安く、売る側はよりたかくと言うのが人情であり正義です。

では、双方が納得する正義とは何でしょうか
 
また、元を取る というとあまり良いイメージを持たれない方もいるみたいですが、使った時間とお金の元を取るのはビジネスマンとしては当たり前のことです。

会社が利益を上げることで社員さんは生活することができるし、消費者として経済社会の中の富の循環に参加することができるのです。

お金に対するメンタルブロックを外し、お金の本質を理解しないと、本当の豊かさには出会えませんよ。
 
 
 
 
 
5・使った時間とお金の元を取るためにどんな習慣を身につけますか

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
たまたま、京都でキャッチした情報
同じ情報を大分の信頼するクライアントさんからもゲット
その後、偶然入った宮崎の書店でその関係の書籍を入手
せっかくなので、のんびりとお風呂読書
不要不急の外出自粛だけど、入浴剤をいれて温泉気分はいい気分
2時間も湯船につかってふにゃふにゃにふやけた
 
とある集客実験
効果がないことはないけど、効率が良いわけでもない
クライアントさんには薦めたくないな
時間がもったいない

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