顧客視点のマーケティング
2021/09/05
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
報道によると25日に全国的に緊急事態宣言が解除の見通しとか言われている。
冷静に考えたら、緊急事態宣言が解除されるだけで、安全宣言じゃないんだよね。
つまり、ついつい勘違いしてしまったんだけど
「アフターコロナ」ではなく「ウイズコロナ」だということ
引き続き、自己防衛や拡散防止のための三密が必要だってことだよね。
ウイズコロナをきっかけにいろんなことが変わっていくんだろうなぁ
テレワーク体験者の6割以上が「出社したくない」というアンケートも見たよ。
ウイズコロナを見越して、ユニクロさんは涼感のあるマスクを販売すると発表している。
あなたのウイズコロナの中にはどんなチャンスがありますか?
今朝もある分野の専門コンサルタントさんと打ち合わせしていたんだけど、いかに顧客視点でビジネスを見直すかがウイズコロナのカギを握る気がするな
ということで、顧客視点のマーケティングについてです。
写真はコロナ前からの自分用のマスクのストック
◆ 顧客視点のマーケティング
「よしよし、この問題で困っている人は、かならずここを通るはずだ。」
新規に独立創業する人たちや、ビジネス経験の少ない人が落ちいる罠がある。
30年以上、いろんなビジネスモデルを研究してきて、思うことがある。
人は勘定の感情に流されると周囲が見えなくなってしまうらしい。
ちなみに、冒頭の発想は専門的には「関所戦略」と呼ばれるもの。
関所と言えば、時代劇を思い起こす方もいるかもしれないね。
もっとも、いまや時代劇はNHKの大河ドラマくらいしかないらしいけど。
江戸時代の関所破りは死罪になる大罪。
現代で言えば、高速料金の踏み倒しや、鉄道の無賃乗車?
うまいたとえが見つからんけど。
要は、ここを通らないと先には進めないよという、独占状態を担保できないと関所戦略は成り立たない。
ただ、ビジネスでいえば、それは売る側の勝手な都合の押し付けでしかない。
どこで買うか。
どんな方法で課題や悩みを解決しようが、手段の選択権はお客様にある。
ところが、銭勘定ばかり考えて、自分の都合ばかり考えて、見込み客の都合や、同業他社やライバルが提供している他の手段を研究することを忘れて、感情的に舞い上がっていると「この関所を通るはずだ」と勝手に思い込んでいる。
たとえば、海外勤務危険のある商社マンが自分の体験を生かそうと、英会話教室を始めた。
元商社マンのくせに、市場調査も業界調査もしていないのか必ずもうかるに違いないとなぜか思い込んでしまう。
英語を本気で習いたいのなら、海外留学するかもしれないし、家庭教師をお願いするかもしれない。
代わりの方法はいくらでもある。
友人の経営者で、かつて民間療法で流行ったとある食材を扱っているやつがいる。
戦後の食糧難の時代には蔵や別荘がいくつも経つくらい儲かったそうだ。
大学の偉い先生にも推薦文をもらえるほどの、当時としては画期的な食材。
ところが、高度成長や戦後復興の影響などで代替え遺品はいくらでもあるし、ましてや、現代は物あまりの時代であり、食品余りの時代。
聞いた話では、日本国内で一年間に廃棄される食材の量は、北朝鮮で一年間に消費される食材の量とほぼ同じなのだとか(ビックリ
そんな時代に、いつまで、過去の関所にこだわっているんだろう?
自分では関所だと思っていたり、過去には有効な関所だったりしたとしても、時代の変化や、マーケットの変化で俗にいう「オワコン」になってしまうことはよくあること。
さらに、もし、本当に儲かる関所なら、ほかの業者が指をくわえてみているわけがない。
この話しをすると「うちは特許を持っていますから」というおめでたい人が出てくる。
もちろん、特許を侵害するのは明らかな違法行為だが、公開された特許にさらに改善工夫をしバージョンアップした商品を市場に投入したり、逆に、スペックを落とした廉価版をつくったりするのはよくあること。
大切なのは顧客視点のマーケティング
自社の売上や利益ではなく、顧客の利益を最優先にすること。
たとえば、商品やサービスを売らなくても解決できる問題なら、無料でアドバイスすれば良いじゃない。
ということで、昨夜の無料シークレットセミナー(「カカトコリのビジネスのヒント(ブロンズ)」)もすっごく盛り上がったなぁ
何それ?
と思った方はこちらのブログ記事をどうぞ
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/202005203873
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
目標には届かなかったけど、13キロのウォーキング
久しぶりに書評をブログに投稿
なかなか、面白い本なので、より多くの人に読んでいただきたい
読み始めた歴史書が詰まらない
めったにないことなんだけど、時間がもったいないレベルだったのでパス
次のセレクトは明治時代の一冊
現代語訳じゃないので重い
さらに、著名経営者の一冊
こちらは、明らかにテープ起こし
微妙にライトすぎる
と、ウォーキングをしていない時間帯は引き続きの外出自粛休日
この記事のおすすめ図書
⇒ https://amzn.to/2Yq1pUf
本日もお読みいただきありがとうございます
この記事は参考になりましたでしょうか?
感想コメントなどをいただくと励みになります。
あなたの大切な方に記事の下にあるSNSのボタンをクリックしてシェアしてください。
きっと喜ばれるとおもいます。
このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ
【以下告知】
【12月の無料メールマガジン】
「時間泥棒を防ぐよい方法」というお話です。
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
⇒
https://www.cacatokori.net/merumaga/the-cacatokori
【著作一覧】
⇒
https://www.amazon.co.jp/-/e/B0043T34ZM
【過去セミナーDVD】
過去、セミナーを収録したDVDのお求めはこちらからどうぞ
⇒
https://amzn.to/2KAvObF
弊社への【講演やセミナー依頼、経営相談】は今すぐこちらからどうぞ
⇒
https://www.cacatokori.net/contact