資源の集中投下が経営の基本

      2023/12/09

成功したいのならあれこれとむやみやたらに手を拡げない
大手があれこれ多角化しているのは、組織がでかいからできること
中小企業は本業に資源を集中投下するのが経営の基本
時間、お金、人員、知識などを集中することで専門家になろう
専門家になれば、顧客から頼られる存在になり、不毛な価格交渉からも卒業できる

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路拡大や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。

気が向いたら主要新聞の一面トップを見比べる
 
どの記事を持ってきているのか、どの大きさで報道しているか、を比べるだけでも、その新聞社の方向性が判る。

今朝、気になったのは「8年ぶり」と「9年ぶり」が混在報道されている記事。

よくよく見ると「8年半ぶり」ということらしい。

なぜに、わざわざ「9年ぶり」と報道するんだろう?

不思議じゃ

そんなに、日本が世界一になることが嫌なんですか?

せっかく「富岳」が圧倒的な大差をつけて世界一位になったんだから、日本国民として素直に喜べば良いのに。

これも、もてる知能と、労力と、時間と、技術と・・・必要な要素を一点集中させた成果。

何を目的とするのか

どんな要因が必要なのか

限られた予算と時間をどのようにやりくりするか。

発想方法はビジネスにも通用すると思うな。

ということで、本日は、1位を狙う発想のヒントを考えてみたよ

 

 


◆ 資源の集中投下が経営の基本
 
 
 
 
 
経営資源は突き詰めていくと時間とお金
 
ヒト、モノ、カネ、情報などが経営資源だと主張している人もいるけど、経営規模が小さい時には、人とは経営者自身のことであり、モノもカネも情報も経営者をいかに教育していくかが業績を大きく左右します。
 
教育は広告などと違い、ものすごく時間がかかり、成果にも表れにくい分野です。

外部からはほとんど見えないので、本当に圧倒的な差別化をしたいのであれば、もてる時間とお金を経営者の教育に集中投下するのが正しい経営です。

外からは見えにくいので真似される心配もほとんどありません。

しかし、独立して間もない創業者は、そもそも何を学ぶべきなのか判っていないことが多いです。

逆に言えば、何を学ぶべきなのかを研究するところがスタートになります。

ビジネスは物を作ったり、サービスを提供したり、販売したり 大きく業務内容を分類するとこの3つになります。

いずれにしても、お客さまが見つからないことにはビジネスは成り立ちません。

作るものを磨いたり、サービスの質を高めたり、販売方法をいろいろと研究したくなる気持ちはよく解ります、かつてのカカトコリさんも同じだったから。

ただ現実的には日々の糊口をしのぐには、とりあえずの売上が必要になります。

どうすれば、最初のお客さまを見つけることができるとおもいますか。

最初のお客様が見つかれば、当面は同じことの繰り返しでなんとかしのげるようになります。

起業は実は誰にでもできます。

問題は、経営を続けていけることができるかどうかです。

わかりやすく言えば、お客さまを作ることと、お客さまを維持することに分かれ、維持することの方がはるかに難しいことなんだと思ってください。
 
人間の脳みそは飽きっぽいので、つい、あれもできます、これもできます、と創業間もないころは自分の専門外のことにも手を出したがる気持ちも解ります。

たしかに、できるのかもしれないが、肝心なことを忘れていませんか。

世の中には、あなた以上にできる人がいっぱいいるということを。
 
ビジネスも裁判も勝てないケンカはすべきじゃないとおもいます。

なぜなら、コストが発生するだけで利益につながらないから。
 
勝てないケンカを仕掛けるくらいなら、「〇〇のことは、△△さんにはかなわない」と自分のビジネスを確固たるものにするところに経営資源を投入しなくてはなりません。

どんな分野でも良いので、自分が絶対に勝てる、勝利の方程式ならぬ、勝利の分野を構築しましょう。

最上の兵法は、戦わないこと。

ライバルや同業者に「あいつには勝てない」と思わせるレベルになるまでは勝てる分野に一点集中。

これが基本中の基本です。

まずは、小さな分野で良いので1位になること。

1位になったら次々に1位の分野を広げていく。

1位になるためには時間とお金を集中投資し、知識、技術、経験、事例、などで同業者に圧倒的な差をつけなくてはならなりません。

社会が発展すれば発展するほど、世の中は複雑になっていき、より多くの専門分野が生まれます。

より多くの専門分野が生まれるという言ことは、お客さまの求める知識、技術、経験、事例もより専門化してくるということです。

たとえば、お腹が痛い時には何科の病院に行きますか?

内科かもしれないし、胃腸科かもしれないし、痛み方によっては胃腸外科かもしれないですよね。

症状によってはさらに専門医を紹介されることになるでしょう。

なぜ、専門医が必要になるのでしょうか。

あれもできます、これもできますと患者さんの期待の応えることができるレベルになろうと思うと時間とお金を集中的に使わないと、患者さんの期待に応えることができる領域に到達できないからです。
 
 
 
 
 
ここで質問です。
 
美味しいラーメンを食べたいときにはどこに行きますか?

当たり前だけど、ラーメン屋さんを思い浮かべますよね。

同じ麺類だからとおうどん屋さんや、パスタの美味いイタ飯屋さんやお蕎麦屋さんはもちろんファミレスとか大衆食堂はあり得ませんよね。

あなたが目指すのは大衆食堂なのか専門店なのかどちらなんでしょう?
 
 
 
 
 
ひとつのブランドを確立するまでに一般的には最速でも10年はかかるといわれています。

商いは「飽きないこと」だと丁稚時代に教わりました。

脳みそは飽きっぽいので、ついついほかのことをしたくなります。

ところが、お客さまは自分のことしか考えていません。あなたのことなんか微塵も考えていません。

あなたの売上がどうなろうが知ったことじゃありません。

「あ、そういえば、あそこにあったよな」と記憶してもらうために10年はかかると思っていれば間違いはありません。

もちろん、より、早くする方法はありますが、お客さまも飽きるので、ビジネスの寿命が短くなるだけです。

どういうことなのか、もし、深く知りたいなら、定期的に開催されている質の良いセミナーに時間とお金を集中投資し学ぶ事をお薦めします。

ご存知だとは思いますが、カカトコリさんも毎月、売上創造塾というセミナーを開催していることを、念のため申し上げておきます。

セミナー会場でご一緒できることを楽しみにしています。

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】

7月4日のセミナーのDVD先行予約に関東の方から注文をいただいた
ありがとうございます。
 
久しぶりの某交流会
コロナ対策があるので仕方ないけど、モヤモヤ感が残った
 
某企業のテレワークプロジェクトがとりあえずの初期ゴールが見えてきた
 

 




本日もお読みいただきありがとうございます

この記事は参考になりましたでしょうか?

感想コメントなどをいただくと励みになります。

あなたの大切な方に記事の下にあるSNSのボタンをクリックしてシェアしてください。
きっと喜ばれるとおもいます。

このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ

【以下告知】

【12月の無料メールマガジン】
「時間泥棒を防ぐよい方法」というお話です。
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
https://www.cacatokori.net/merumaga/the-cacatokori

【著作一覧】
https://www.amazon.co.jp/-/e/B0043T34ZM

【過去セミナーDVD】
過去、セミナーを収録したDVDのお求めはこちらからどうぞ
https://amzn.to/2KAvObF

弊社への【講演やセミナー依頼、経営相談】は今すぐこちらからどうぞ
https://www.cacatokori.net/contact

 - 2020事業戦略 , , , , ,