経営者はコスト頭脳を持て

      2021/12/10

経営者は時間やお金を使ったら元を取らなきゃ。
コストに聖域はありません。
社長の教育費ほどコスパにすぐれ、影響の大きな投資はありません。
 
 
 
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
  
 

女子ゴルフのスコットランドオープンを深夜まで見てしまった。
夏休みだから夜更かししても良いよね?
 
無観客試合なので、渋野日向子みたいにギャラリーと楽しみながらプレーするタイプはしんどいかもな
笑顔の少なさがメンタルを物語っている気がする。
 
笑顔と言えば、社員を筆頭に周りの方々の笑顔を増やすのも経営者の役目
 
そのためにはどんな取り組みをしたら良いと思いますか?

あなたの会社ではどんな取り組みをしていますか?


 
 
 
◆ 経営者はコスト頭脳を持て
 
 
 
意識よりも頭脳
 
最初「経営者はコスト意識を持て」という記事タイトルが降ってきたのね。

「どこかで聞いたようなタイトルじゃなぁ」と思っていたら、30代で読んだ本に長谷川慶太郎先生の『コスト頭脳を持っているか―変化の時代に絶対の知恵78項目』(青春出版社)があった。
 
「意識」と「頭脳」ではどう違うんだろう?
 
ここ、すごく重要
 
今度の試験に出すかも(うそ
 
あなたは「意識」と「頭脳」の違いが言えますか?
 
その前に、まずは「コスト」という言葉から何を思い浮かべますか?
 
代表的で、かつ、世間一般で「コスト」と思われているものをいくつか考えてみたいと思います。
 
 
 
人件費はコストなのか?

機械に代わることができるような単純作業ならたしかにコストかもしれませんね。
 
では、ここで質問です。
 
機械はあなたの質問に答えてくれますか?なにかのアイディアを提供してくれますか?

否!

ですよね。

カカトコリさんは、人件費は投資だと考えています。

経営規模や業歴に関係なく、問題や課題の無い会社はありません。

役職、社歴、部署など関係なく、課題解決のアイディアやヒントを思いつくのは人間です。

アイディアやヒントからビジネスモデルやビジネスプランを考えるのは役員の仕事だけど、よく言われるように「事件は現場でおきている」ので、現場の意見も参考にしないと実践的なものになりません。
 
ひとりの人間の発したたった一言、いや、ひとつの単語が核になり大きなビジネスになることもあるし、実際、カカトコリさんはそんな事例も多く持っています。
 
就業規則にあるお給料を払って、就業規則にある業務だけをこなしてもらおうと思うからコストになってしまうのです。
 
正社員とかパートとか関係なく、全社的に意見を集める仕組みを作ることで、人件費が投資に代わりませんか?

単純に作業をしてもらうだけではコスト意識でまにあうかもしれませんが、さらにコストをも意識したアイディアやヒントを出してもらうためには「コスト頭脳」が必要だし、そういった発想ができる優秀な人を雇用したいと思いませんか。
 
 
 
外注費や原材料費はコストなのか?
 
経営資源は、ヒト、モノ、カネそして情報と言われていますよね。

ヒトとモノを節約するために、時間を節約するために外注さんにお仕事を依頼することが多いと思います。

外注さんはその分野の専門家で事例も多く持っていることでしょう。

専門知識や専門技術を窓口に多くの企業さんとお付き合いしていることでしょう。

カカトコリさんは基本的に外注費の値引き交渉はしません。

ただし、条件があります。

こんな条件です。

うまくいっている企業さんの具体的な情報を提供してくれたり、ビジネスマッチングできそうな企業さんを紹介してくれたり、弊社の見込み客になりそうな企業さんを紹介してくれたりする場合です。
 
セールスエンジニア時代の事例をひとつ紹介しましょう。
 
お付き合いのある岐阜のメーカーさんから機械の納入先のお世話を任されました。
 
納入した機械の定期メンテナンスや消耗工具の供給を手伝ってほしいと。
某上場企業の下請け加工の工場
 
さらに、弊社の強みをアピールするために、いくら上場企業の下請け加工とはいっても、取引先はふやさないとリスク管理上問題があるので、集客とコストダウンのアドバイスもしますよと提案したのね。
 
ただし、消耗工具の納入は相場の範囲の高値で買ってくれ、コンサルフィーは要らないからと。

ところが、数年後のこと、消耗工具の受注がピタッと止まった。

「おかしいぞ」

「定期メンテナンスもあるのにどうすんだ?」

役員を引っ張り出して聞いたところ

「社長の同級生から買うことにした」と明らかな嘘をつかれた。

カチンときても問題は解決しないので

「解りました。今後一切の情報提供はやめさせてもらいます(キッパリ)」

どうなったと思います?

情報を止めた4か月後に破産しました。

一般的に消耗工具を一割安く買っても利益の1パー円と未満しか影響しないのよ。

それよりも、専門家が集約しているいろいろな情報を経営に活用した方が経営は上手くいくんだけどな。
 
 
 
社員教育費
 
経営の成果に占める経営者のウエイトは大企業で95パーセント
 
中小企業で97パーセント

零細企業で99パーセントと言われています。
 
どんな分野でビジネスを展開するか
 
同業者やライバルとの差別化はどのようにするか、自社の強みをいかに伸ばすか
 
どんな客層にどうやって売り込むか
 
紹介客の発掘やリピーターの育成はどうするか
 
考えなきゃならない範囲は多岐にわたります。
 
もし、優秀だからと社員に任せきりにしていて、その社員が退職したらどうします?

特に優秀な社員は業界内からも注目されるので、いつ、ヘッドハンティングが入ったり、いつ、独立宣言をしたりするか判りません。

なかんずく、プロ意識の強い優秀な社員さんほどこの傾向があります。
 
なので、もちろん社員教育も必要なのですが、それ以上に代表社員である経営者への教育費の投資が欠かせないのです。

どのような教育投資があると思いますか。

セミナー、読書、動画教材、音声教材、コンサルタントやコーチ・・・・
 
最近のカカトコリさんのお気に入りは音声教材です

運転中やジョギング中には基本的に音声教材で「ながら学習」をしています。
 
DVDになっているセミナーを一度は真剣み見て、移動中は繰り返し聞いておさらいをしているという経営者さんもいます。

読書が苦手なタイプの方には、定期的に開催されている質の良いセミナーに参加されるのも良いかもしれません。

特に、懇親会のあるセミナーなら同じような課題を抱えている参加者同士の横つながりを作れたり、ビジネスマッチングにつながったり、お客さまになったりしてくれる場合もあります。

いずれにしても、「このお金は社員が自分に期待してくれている証しなのだ」というコスト頭脳を持って経営の勉強をしましょう。
 
間違えても、経営者の勉強と称した飲み会にハマらないようにご注意ください。
 
ちなみに、弊社では会社の経費を使うわけですから、どんな学びや気づきがあり、自社ではどんな取り組みをするか、どのように活用するかを、翌日の朝礼で報告する義務があります。
 
コストには聖域はありません。
 
セミナー講師と仲良くなり、無料で相談に乗ってもらえるかもしれない裏技は拙著『小さな会社のオープンルール経営のススメ』(同友館)に詳しく書いていますので、良かったら、そちらも参考にしてみて下さい。

ちなみに、カカトコリさんのセミナーDVDはアマゾンで販売していますので、検索ジャンルをDVDにし、「カカトコリ」で検索してみて下さいネ

もうすぐ100タイトルになります。(すごぉ~~い

【追記】
カカトコリさんの売上創造塾で定期的に学んでいる伊藤さん(仮名)が学びを実践にうつして達成してこと
 
以下、伊藤さん(仮名)のSNSよりこぴぺ
 
ここから

・客単価のアップ
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・お客様との信頼関係の構築方法
・経営者とスタッフ関係性の改善方法
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セミナーに参加して、ぜーーーんぶ無料でしました!!

ここまで 


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