独立の前に考えるべきこと
2021/08/27
独立創業を夢見る方の相談を受けることも多い。
夢をいかに計画に落とし込み、必要な準備に取り組むか。
現実問題として、世の中は経済社会なのでいかにしてキャッシュを生むのか、夢を具現化するステップを研究してほしい。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
今朝の日経デジタル版によると消費者庁が徳島県に新しく拠点を作るそうです。
東京一極集中の是正を目的とした中央省庁移転の第1弾だという意見があるそうです。
岡山県民としては、東日本大震災のあとなにかの雑誌で、住みやすいとか安全とか高評価された岡山県にもぜひ進出してもらいたいな。
古代にはブラタモリでも紹介されたように吉備王国として栄えた地区でもある。
吉備王国と言えば、いにしえの吉備王国の歴史秘話に詳しい同級生の事務所にお邪魔してきた。
独立起業を夢見ている方と一緒に。
夢見るだけなら自由なんだけど、境界線を越えてしまうと現実との戦い。
戦いに臨むだけの準備と計画はあるんだろうか?
仕事柄、独立起業希望の方の相談を受けることも多いのだが「戦略無き戦闘を無謀と呼ぶ」という言葉をご存知ない方が多すぎる。
写真は吉備王国に伝わる桃太郎伝説の舞台のひとつである「鬼ノ城」(きのじょう)
このアングルだとカカトコリ事務所はお城で隠れてしまうじゃないか(笑
◆ 独立の前に考えるべきこと
営業経験があるのか
たとえば、ホームページ制作や大工や金属加工のような技術職でも、自分で看板を背負うということは、自社を選んでもらう行為、つまり、営業経験がないと売上や収入に結びつきません。
生活基盤が安定しなくなります。
よく投資の世界ではハイリスクハイリターンと言います。
起業・開業するとはそう言うことです。
独立創業系のセミナーとかに行くと、銀行からの融資の方法や、納税のことは教えてくれますが、借入金の返済の原資である利益や、利益の元になる売上の作り方や、さらにそのもとになる集客のことを教えていないので不思議でなりません。
集客し受注する技術があれば、事業の発展成長もできるし、業務拡大のために資金需要も生まれるでしょうし、雇用も必要になるでしょうし、利益がでれば当然のこととして納税もするのに大きなクエスチョンが付きます。
たしかに、商工会議所の指導員さんや行政系の職員さんにはそのような経験はありません。
でも、豊富な予算を持っています。
ふさわしい講師を呼んでくれば良いのです。
が
次の問題が出てきます。
繁盛している経営者さんや、売れっ子のコンサルタントさんはそんなに暇じゃないので講師をやれるほど暇じゃありません。
たとえば、某商工会のお付き合いでSNSのセミナーに参加したことがあります。
当時のカカトコリさんのSNSのフォロワーさんは延べで約6万人。
ところが、講師の方はフェイスブックしか「登録」していなくて、しかもフォローワーさんは34人。
それだけではありません。
セキュリティがなんにもできていない状態。
そんな講師しか選択できないなんて・・・・時間泥棒じゃ
と、思っても一応大人なので、その場ではノートパソコンを開いてほかのお仕事をしていましたけどね。
得意なことなのか?
「好き」と「得意」の違いをご存知ですか?
趣味の延長で独立する方も時々、見かけます。
自分の時間やお金を使い、自己評価が中心になるのが「好き」
友人や知人ではない、客観的な第三者から高評価を得ることができることが「得意」
人は基本的に自分の「得意」をものすごく低く見積もってしまいます。
なぜなら、自分では当たり前のことだから。
たとえば、ボーリング。
アマチュアならストライクを三回も連続でとったら間違いなく、ヒーローでしょう。
ところが、プロならすべてストライク、つまりパーフェクトゲームを目指しています。
どんな分野で独立を目指すにしても、自分の看板を背負った瞬間から、初心者も超ベテランも同じ土俵での勝負になります。
自動車の運転なら初心者マークやもみじマークで保護してくれますが、そんなの全くありません。
竹内 謙礼 先生の名著『販売魔女と死の眼鏡』(PHP文庫)は独立起業した人がよくやる間違いを学べる名著なので一読してみて下さい。
副業からの起業独立
アフィリエイトやネットワークビジネス、趣味起業や週末起業からの独立開業を目指す方もいます。
たとえば、アフリエイト。
元々のアフリエイトの代理店の経営基盤は大丈夫ですか?
物販で言えば、問屋さんやメーカーさんの経営は安泰ですか?
自分自身が製造直販をするのならリスクは少ないですが、サプライチェーンに脆弱性があったら、親亀がこけたら子亀や孫亀も一緒にこけてしまいます。
サプライチェーンが強固だとしても、少なくとも本業の収入を超えないと危険です。
ひBとりビジネスでもお仕事の内容によりますが、毎月毎月、数十万円から場合によっては100万円以上の経費が必要になります。
なので、独立開業を目指すなら、管理会計の知識は必須になります。
副業の時から毎月、収支を計算してください。
売上から仕入れ原価と経費を引き算し、さらに毎月の本業の収入も引き算し、手元にお金が残るようなら生活の基盤が乱れることもないでしょう。
なお、副業時代の収入をお小遣いにするようなタイプは独立はやめた方が良いと思います。
独立するということは、良い時ばかりではありません。
売れない時もあれば、病気やケガ、想定外の諸々で仕事ができない時もあります。
保険では対応できないことも多々あります。
副業の収入はそんなときのための蓄えなのでお小遣いにして使ってしまうようなタイプの人は経営者には向きません。
そもそも、そんなお金の使い方をしているようであれば、独立のための開業資金をどうやって貯めるんですか?
本業があるうちに試してみて下さい
結論を先に言っておきます
厳しいかもしれませんが、現実です
無料でも不要なものはゴミ
独立したいと思っているお仕事を、将来の同業者にお願いして無給でやってみて下さい。
有料、無料にかかわらず邪魔者扱いされるか、「こんなにしてくれるのか」と感心していただけるのか。
たとえば、ネイルのお仕事がありますよね。
カカトコリさんはネイルポリッシュまでならお金をだして本職の方にやってもらったことがあります。
気持ちいいし、またやりたいと思っています。
が、デコレーションやカラーマニュキュアは無料でもごめんなさいです。
自他ともに認める実績を数値で語れるのか
カカトコリさんのお仕事は自分の本を出版する前から10冊以上のビジネス書で事例として紹介されていました。
当時は、アマチュアコンサルだったので営業コンサルの方や経営コンサルの方にボランティアでコンサルをしていました。
個人的な事件がきっかけで、プロに転向しました。
プロになると決めて最初にしたのは無料の押しかけコンサルでした。
具体的にはビジネス作家さんが出版した時の販促のサポートです。
最初は理論だけでノウハウも何もない状態。
それでも、Amazonで総合3位になり、その作品の続編も出版されました。
その時の反省も含め、ノウハウをブラシュアップし、次は三冊連続でAmazonの総合1位に貢献し、その中の1冊は不況が続く出版業界の中にありながらも10万部超えのヒットになりました。
10万部だと印税は1000万円を超えます。
印税は基本的に定価の10パーセントなので。
さすがに、その著者さんは後でウン百万円を振り込んできました。
その後も三冊のミリオンセラーに貢献したり、数々のベストセラー作品に貢献したりし、「集客の鬼」とか「Amazonランクを動かす男」と呼ばれるようになりました。
現在は、その時のノウハウを活用し、さらにバージョンアップし、主に中小企業の販促や経営サポートのお仕事をするようになりました。
中小企業の経営者さんの笑顔を増やすことで、そこで働く方々の笑顔を増やし、その笑顔をみたご家族や友達、特に子供たちが夢を見れるような日本になったら嬉しいなと思い精進しています。
より詳しく物語を聞きたい方は、毎月開催している売上創造塾のセミナーに参加してみて下さい。
本日、お伝えした以外にももっと現実的で実践的な話題もあります。
セミナー会場でお会いできることを楽しみにしています。
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