プロフェッショナルの勉強法
2021/09/06
社会人になっても勉強し続ける人は多い。
仕事上必要だと言う理由もあれば、教養を深めたいという理由もある。
いずれにしても時間効率の良い勉強方法を身に着けたいものだ。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
勉強と言えば、気になっていたのが故滝本哲史京都大学客員准教授
40代という若さで去年亡くなった先生。
大手書店のランクで上位に返り咲いていたので気になって、積読本の中から一冊読み始めた。
昨日拝読して部分と、今朝の日経新聞の記事がリンクする。
滝本先生曰く「北海道で起こることは日本で近い将来起こること」
日経新聞には「コロナの影響はあるものの、北海道に住み着く外国人が増えている」
北海道のニセコは実は世界規模でも著名なリゾート地。
観光でやってきた人が、住みたいと思うのだとか。
さて、この情報からあなたは何を読み取るか?
プロフェッショナルの勉強法はアウトプットがマネタイズできるかどうかで成果を問われる。
日々多忙な社会人のための勉強法とは
写真は今朝の国宝吉備津神社でのワンカット
早くコロナ規制が解除されますように
◆ プロフェッショナルの勉強法
先週のコンサルでノートの整理方法を質問された。
ある程度のインプットがあることを前提に説明したので、続きとしてインプットの方法をお伝えします。
全て分野に専門家である必要はないが同業者と比べられたときに信頼される必要がある
たとえば、和食の料理屋さん
さかなの美味しい店で、サーブするときに産地と料理名を教えてくれる
医食同源という言葉がある
体調や気分をヒアリングして、メニューをアレンジしてくれたらもっと嬉しいな。
お仕事の時には煮物は禁物。
身をほぐすことに意識がいってしまい、肝心な話に集中できないときがある(苦笑
たとえば、スーツ屋さん
上着のラベルのボタンホール
最近、フラワーホールと呼んでいるスタイリストさんがいるけど、元々は違うよ。
トレンチコートのベルトの本来の用途を知らない人も増えてきた。
なかなか、「お願いします」と言いにくい。
各々の仕事で求められる知識は異なるけど、あらかじめすべての知識を勉強しておくことは時間と経費の無駄だと思っている。
なので、一番求められるのはコスパとスピードに優れた勉強法だと思うよ。
プロは必要になって勉強する
そのために、自分の専門分野を明確にする
専門分野を名乗ることで事例も知識も知恵も蓄積されていく。
あらかじめ、「あれも必要かもしれない」「こっちも知っておいた方が良いな」と広げすぎて肝心の専門分野の勉強がおろそかになるようでは本末転倒。
最低限の専門知識を身に着けたら、そこから深掘りしていく。
井戸を掘るときには周囲を削らないと深掘りできないが、知識の深堀は深さを稼ぐことが優先。
ひとつの分野で合理的な考え方ができるようになると、類似分野の学習スピードが上がってくるのでご安心を。
基礎の基礎は読解力と要約力にある
『ドラゴン桜』というコミックをご存知でしょうか?
三田紀房先生の作品で、偏差値が35から現役東大合格を目指すというコミック。
このコミック、マジで脳みその使い方が学べるのでお勧め。
まず取り組むのは「国語」の強化。
なぜなら、基本的に問題の意図が理解できないと、正解を回答できないから。
カカトコリさんは公称中卒のかたから博士号を持っている方々までいろんな方をコンサルしてきた。
学歴以上に重要なのが、日本語力。
日本語でコンサルをするのだから当たり前といえば当たり前なんだけど、単語レベルで敏感な方と、楽しい会話に意識がいってしまい本質をつかみ損ねる人がいる。
「つまり、〇〇ということですか?」と要約質問をすれば理解度を確認することができるけど、要約質問や「〇〇という理解でいいですか?」と確認しない方もいる。
実にもったいない。
特に、意味不明な言葉が出てきた時には確認しないとまったく違う方向に進んでしまうのであわてて修正することになる。
具体的に読書量を増やす
カカトコリさんが以前教えていた「成功哲学」の実践マニュアルでは最優先で身に着けるべきスキルとして速読が紹介されている。
最近、「なるほど」と思った勉強方法は実にシンプル「片手に辞書」これだけ。
きょうびのことだからネット検索すれば良いという反論も聞くがネットでヒットした情報が正しいという保証はどこにもない。
ところが、辞書は三浦しをん先生の『舟を編む』でも紹介されたように多くの編集さんや校正さんがかかわって作っているので基本的に正しい意味や活用法をついでに学ぶことができる。
余談ながら『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』(サンキュータツオ著 角川学芸出版)という面白そうな本も見つけてしまった。
専門知識の次に学ぶべきこと
日本史を含む世界史、現代語訳で良いので『源氏物語』などの古典
日本文学や世界の文学
理由は人間の営み、どんな時にどんな反応をするのかなどを教養として身に着けるため
プラスアルファとして、語彙力の改善も
宗教や哲学も人間としての奥行というか、厚みが増すからお薦め。
どんなお仕事でも人間を相手にするわけだから、人間の営みやその時々の心情を研究するのは面白いよ。
ビジネス書や自己啓発書は後からでも良いと思うよ。
そういう意味では夏休みになると大手の出版社さんが文庫本のお薦め100冊とかのキャンペーンをしてくれるので、国内外の名作が並んでいるので、選書の参考にしてはいかが?
まとめのキーワード
勉強法を勉強する
脳みその活用方法を学ぶ
人間の営みや心理を学ぶ
自己に哲学や思想につながるような作品を読む
読解力と要約力を身に着けるためにノートをとる
(脳みそを刺激したいなら手書きがお薦め)
ということで、良かったら参考にして下さいませ
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
シークレットな読書会
福岡の新規のクライアントさんにラブレターを発信
月初会議の資料作成
この記事のおすすめ図書
⇒ https://amzn.to/2Yq1pUf
本日もお読みいただきありがとうございます
この記事は参考になりましたでしょうか?
感想コメントなどをいただくと励みになります。
あなたの大切な方に記事の下にあるSNSのボタンをクリックしてシェアしてください。
きっと喜ばれるとおもいます。
このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ
【以下告知】
【12月の無料メールマガジン】
「時間泥棒を防ぐよい方法」というお話です。
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
⇒
https://www.cacatokori.net/merumaga/the-cacatokori
【著作一覧】
⇒
https://www.amazon.co.jp/-/e/B0043T34ZM
【過去セミナーDVD】
過去、セミナーを収録したDVDのお求めはこちらからどうぞ
⇒
https://amzn.to/2KAvObF
弊社への【講演やセミナー依頼、経営相談】は今すぐこちらからどうぞ
⇒
https://www.cacatokori.net/contact