中小企業のブランドと可能性

      2021/09/05

「兵を養うは千日、用いるは一朝にあり」という言葉からついつい、ブランドイメージを想像してしまいます。
ブランドイメージを構築するには何年もかかるけど、壊れるのは一瞬。
ブランドを信頼と定義する人もいるくらい重要なことなのです。
 
 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
 
 
 
ブランドといえば、コロナ対策でゴルフの日本男子ゴルフツアー選手会が移動にチャーター機を手配したという報道がありました。

ゴルフは社交のスポーツとも言われていますが、安心、安全というイメージを持ってもらいたいという考えもあるんでしょうね。

もちろん、搭乗前にも厳重なチェックをするそうです。

カカトコリさんは元々、基本的に移動は自分専用の「787」です。
 
それでも、2社からコロナが落ち着くまでは面談をひかえたいと言われているので、電話対応です。

信頼を構築するには何年も何年もかかるけど、壊れるのは一瞬ですから気を付けなきゃ。

ということで、本日のキーワードは「ブランド」

ブランドと事業展開の関連性を考えてみました。
 
写真は「787」のイメージです


 
◆ 中小企業のブランドと可能性
 
 
 
ブランドとは

〇〇と言えば△△さん
 
△△さんと言えば〇〇
 
の双方向を一致させ、ターゲットとするマーケットに認知してもらうこと。

○○には商品の一般的な名称たとえば自動車とかパソコンや業務内容、お客さまが商品を使う場面や、お客さまが抱えている問題や課題が入ると思ってください。
 
△△の中には企業名、屋号、場合によってはあなたご自身の名前です。

今までの経験で言うと、ブランドを構築するには、市場規模にもよりますが、早くて3年から5年、普通は10年以上かかると思って間違いがないです。

では、どうなったら「ブランド」ができたと判断すれば良いのでしょうか?

毎月、紹介客が途切れなくなったらブランドが構築できたと思って間違いないです。
 
速くブランドを構築したいと思ったら大切なのは一貫性です。
 
 
 
一貫性の法則
 
まずは、あなた自身の過去と現在、そして目指している未来を書き出します。

かならず、書き出して下さい。

思っているだけとか、頭の中で考えているだけでは客観視できません。
 
なので、必ず、書き出して下さい。

書き出したら、声に出して読み上げます。

声に出して読み上げると、音として自分の中にも入ってきますから、客観性が増します。

違和感があるとしたらその点に気づくことができます。

思っていることや考えていること、言っていること、やっていることの間に一貫性がありますか?

自分では一貫性があると判断したとしても、周囲の人からの意見はいかがでしょうか?

自分ではつながっていると思っていても、周囲からは「何をしたいのか解らん」とか「どこをどうやったらこんな発想が出てくるんですか?」とツッコミが入るのはよくあること。

途中のプロセスが言語化できていないと、関連性や計画性が伝わりません。

試しに、ブランド化が出来ているかどうかを、あまり親しくない人にヒアリングしてみて下さい。

良い例

「たこ焼きと言えば岡ちゃんでしょ」

悪い例

「岡ちゃん?何やっている人か、イマイチよく判らん」
 
 
 
同業者より優れている点はどこか?

人は優れている点や強みによってしか、他人(お客さま)に貢献することができません。

貢献することができないということは、リピートにつながらないし、ビジネス的には活動資金である利益を確保できません。

ちなみに、先ほどの「岡ちゃん」の屋号は失念したけど、実在する岡山のお気に入りのたこ焼き屋さんです。

たこ焼きのタコが大きく美味しいのと、店長の愛想が良いので時々、お邪魔しています(お腹空いたぁ 笑

カカトコリさん的にはプロとは極道だと思っています。

ヤクザという意味ではなく、自分で進むと決めた道を極めようとする人のこと。

ただ、困ったことに。脳科学的には人間の脳みそは飽きっぽいんですね。

なので、つい、あれこれと手を広げたがる(自戒を込めて

どうしたら、良いと思いますか?

思っているだけ、考えているだけでは、飽きっぽい脳みそはすぐに忘れてしまうので、だから、書き出すのです。

目に付くところに貼りだし、朝礼はもちろん、折りに触れ唱和し自分で自分を戒めるのです。

自分はどんなことで記憶されたいのか

どんな分野において道を極めると決めたのかを
 
 
 
やらないことを決断する

一日は24時間しかないし、人員は限られているし、潤沢な資金があるわけじゃないし、知識も経験も微々たるものだというのが我々中小零細企業の現実です。

経営というのは理想と現実のはざまで行っている営みのことだと思っています。

理想と現実を比べ、限られた経営資源を有効活用しようと思えば、優先順位と劣後順位がものすごく重要になります。

劣後順位というのは、別名、やらないことリスト、やってはいけないことリストだと思ってください。

なんだか、自分の可能性を否定されたようなイヤな気分がしますよね。

先送りリストとか、封印リストとか、自分でストレスを感じないネーミングをしてもらって構いません。

まずは、目先の課題解決に時間や資金を集中させるのが目的です。

たとえば、世界一周を目指して航海していても船のそこに大きな穴があり、どんどん浸水していたらどうしますか?

まずは、浸水を止め、水をかき出しますよね。

いるいる

ひょっとしたら、あなたかもしれません。

穴をふさがないで、一生懸命に頑張ったら何とかなると、水をかき出し続けている人。
 
なにはさておき、穴をふさがなきゃ。

「水をかき出さないと穴の場所が判らない」と、言い訳をしたくなったとしたらそれはそれで問題ですよ。

船で言えば「総員退避」のタイミングを逃さないでくださいネ。

目の前の現実との闘いから逃げないでください。

現実を次々にクリアしていかないと理想に近づくことはできません。
 
 
 
やりたいことより、求められること
 
グレートゾーンという概念があります。

名古屋の経営コンサルタント、頑張れ社長の武沢先生に教わりました。

好きなこと

得意なこと

儲かること

楽しいこと
 
求められること

この5つの要素の重なる部分をグレートゾーンと呼ぶそうです

超、理想ですよね。

どれを優先しますか?

現実として、世の中は経済社会で、食べていくためには文字通り糊口をしのぐ糧を得る必要があります。

好きなことや、楽しいことに価値があると思う方もいるでしょうが、求められていますか?儲かっていますか?

同業者よりも「凄い」と評価されていますか?
 
 
 
儲かるとは

従業員一人当たりの経常利益という指数があります。

全職種での平均は約37万円と言われています。

赤字企業も入っていることなどを考えると、ひとつの目安として110万円、つまり平均の3倍という目安が出てきます。

個人の場合、カカトコリさんが提案するのはお勤めの時の3倍を目指しましょうと言います。

雇用保険や労災などの保険がなくなることと、仕事がなく売り上げが立たないときのことを考えるとそれくらいは稼げないと経営を維持できません。
 
家賃など諸々の経費を差し引いた数字ですよ。

良かったら参考にして下さい。

 

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