リスクを避けるのは危険
2021/09/05
リスクは無視していると、勝手に成長していき、手に負えなくなってくる。
リスクと対峙し、リスクヘッジをかけて、リスクテイクすると逆にリスクは極小のものになっていく。
リスクも経営課題も似ている。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
人間は、短期的にはやったことを後悔するが、長期的にはやらなかったことを後悔する。
ヨーロッパ出張の時に、すごい好みのアテンダントさんがいたのよ。
どうやって声をかけようか
失敗したらはずかしいな
で、結局、モジモジしたままで、フランクフルトマイン空港に降りてしまったのね。
(そんな純情な時代もあったらしい 笑)
当然、なんも起こらないよね。
失敗というリスクを背負わないと学習したので次からは、好みだと思ったら迷わず声をかけることにしたら・・・・
ルールにしてしまえばドキドキしないのよ(不思議
先週も沖縄から来た若い子と・・・
ということで、本日のキーワードは「リスク」です
写真は先週の売上創造塾のセミナーのヒトコマ
コロナリスク対応で、思いっきりソーシャルディスタンスを確保しています
◆ リスクを避けるのは危険
リスクのないチャンスはあり得ない
殴られたことのないボクシングチャンピオンはいない。
叱られたことのないオリンピック選手はいない
歌詞を間違えたことのない歌手はいない
枚挙に暇がないので止めるけど、なにかに挑戦しようと思ったらリスクを受け入れることは必須になります。
ただ、なるべくリスクを小さくしたいのも人情というもの。
その気持ちはよく解ります。
リスクを怖く感じる一番の根本原因は無知です。
「怖い」と感じてどんな行動を採るかに寄ります。
本当に想定しているリスクが現実になったときにどのように対処すると被害を最小限にすることができるのかを知らないから、とんでもなく大きなリスクだと感じてしまう。
最近の相談にこんなのがありました
とある、習い事を教えている女性経営者さんから
「イベントに集客をしたいけど、集客できないのではと怖いのでイベントを企画できない」
リスクには種類がある
避けて通れないリスク
深刻でないリスク
リスクテイクがチャンスにつながらないリスク
リスクを避けることにより生まれるリスク
先ほどの習い事を教えているという女性経営者さんの事例で話を進めていきましょう。
イベントを実施しても教室に定期的に通ってくる人を集客できないなら、チャンスにつながらないリスクと言えるでしょう。
教室の経営を安定させたいなら、避けて通れないリスクだし、財務状況を見ないと正確には判断できませんが深刻でないリスクかもしれません。
むしろ、イベントから教室への導線があるにも関わらず、イベントを開催しないのであれば機会損失というより深刻なリスクが生まれるのではないでしょうか。
大リーガーがデッドボールを恐れてバッターボックスに立たないようなもの。
バッターボックスに立ち、三振を恐れずバットを振ってみないとホームランのチャンスどころかヒットのチャンスすら失ってしまいます。
ピッチャーのアクシデントでフォアボールにより出塁できるかもしれません。
同じように、イベントを開催することで、気まぐれでやってきたヒマな人が何かの勘違いで熱心な生徒さんになったり、「この教室はスゴイよ」とクチコミをしたりして代わりに新入生を送り込んでくれるかもしれません。
リスクテイクをしないことで、その後に起こるかもしれないすべてのチャンスをゴミ箱に捨てているのです。
それで「売り上げが伸びないんです」って言われたら経営コンサルタントはどうしたら良いんでしょう?(苦笑
客には客の都合がある
あなたにはあなたの都合があるように、お客さま(正確には見込み客)にはお客さまの都合があります。
本当はイベントに参加したいけど、うっかり一時停止違反でつかまり反則金を払う必要があるのかもしれません。
本音では全く興味がないどころか、断りたいのだけど、当日は上司の顔を立ててお見合いがセッテイングされているのかもしれません。
GoToトラベルを利用して田舎から年老いた両親が遊びに来るのかもしれません。
あなたが嫌いとか、あなたの商品が気に入らないとか、まったく関係のない、見込み客の都合があったり、ほかに優先したりすべき事情があるのかもしれません。
そんなことに一喜一憂したり、自分自身の経営に悲観したり、他人の影響を考えているヒマがあるならやるべきことがあります。
見込み客にリスクを採らせろ
誰の人生にも時間もお金も限りがあるし、肉体はひとつしかありません。
見込み客の立場で考えてみて下さい。
先約をキャンセルにする価値があるくらいイベントの価値を高めるのです。
大きな声では言えませんが、「ごめん、先約があったのを忘れていた」というのは影響力がある人がよく使う、より自分の時間を有効活用するための言い訳です。
カカトコリさんも一年に一回くらい秘書課のスタッフから注意されることがあります。
「社長、その日は先約がありますが、こっちのスケジュールに組み直して大丈夫ですか?」と。
先約を理由にキャンセルして壊れるような人間関係は所詮その程度のもの。
先約以上の価値を提供しましょう。
そのために必要なリスクを採らないといつまでも今のステージにとどまることになります。
誰の人生にも時間は有限。
リスクを採らないで、やりたいこともやらないで、人生を終えることが最大の後悔であり、最大のリスクじゃないでしょうか。
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歴史は好きなんで良いんだけどな
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