そのビジネスの関所はどこ?

      2021/08/28

自社の弱みの中にチャンスがあるかも
もちろん、強みに変換することが前提条件だけど。
三現主義はビジネスの基本。
 
 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。

販路開拓や販促支援のサポート役。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
 

 
今朝の日経の気になった記事

相変わらず、学生たちは仕事を通じての社会貢献を意識しているらしい。

ビジネスの基本は代行業。

そこに価値を認めてくれる人がお金を払ってくれる。

そのお金で雇用が生まれ、雇用を維持している。

そう考えると社会貢献していない企業なんかないんだけどなぁ。

もちろん、納税も間接的な社会貢献です。
 
さて、本日は自社の弱みの中からビジネスチャンスを見つけ出すヒントです。
 
 
 
今年もシーズンイン
寒い日には七味を8ミリ

 


 
◆ そのビジネスの関所はどこ?
 
 
 
【あなたのビジネスの関所はどこ?】
 
そのビジネスをする際には必ず必要になる物やサービスは何だろうか?
 
超有名な事例
 
ジーンズメーカーのリーバイス

アメリカがゴールドラッシュの時の話

金鉱を目指して一攫千金を狙う多くの山師が集まってきた

ところが、ほとんどの山師が金脈にたどり着く前に運転資金が底をつき、次々に撤退していった

現地に乗り捨てられた場所の幌を活用し、丈夫な作業ズボンを作ったのがリーバイス
 
たぶん、スコップやツルハシ、ふるいなども必要だったんだと思うけど、実際の現場で新たに需要が発生した作業ズボンという、なくてはならないものに目を付けたリーバイスが事例としても有名になってしまった。

なぜだと思う?
 
スコップやツルハシなどは事前に予想し持参したんじゃないかと思うんだよね。

当時のアメリカ西部はウエスタン映画に出てくるような未開の地。

なので、事前に準備し持参したんじゃないのかな。

リーバイスの場合、元々は金鉱を目指して現地に行ったらしいのね。

ところが、思惑のように事が進まなくて、次の『金鉱』を探している時に、目の前に転がっている『金鉱』を見つけてしまった。

現場を知っているからこその目の付け所がポイントかと思うな。
 
 
 
【同じように考えてみよう】

たとえば、漁師の船やエサなどは事前に誰でも予想がつくよね。
 
実際にお仕事の現場で必要になり、自分用に自作したものやシステムなどを同業者に販売できないかという視点で考えてみると、すごいビッグビジネスが待っているかもしれないよ。
 
 
 
【2,980円の投資で10億企業になった事例】
 
守秘義務があるので、詳しくは書けないけど概略だけでも参考にして。

2,980円で買ったのは、ネット系のソフト。

この経営者さんの場合、当時の金鉱であったある通信機器の販売に乗り出した。

ところが、ゴールドラッシュと同じように、猫も杓子も同じ通信機器に乗り出してくるもんだから、思うように売り上げが伸びない。

開業資金として政府系金融機関からの借入金の返済にも困窮する状況。

そんなある日、参加したセミナーで新たな金鉱に気づいてしまった。

これからはインターネットの時代だ

ということで、SEO対策が必須になるとにらんだこの経営者さん。

SEO対策業者さんが必ず欲しがるシステムを開発してしまった。

年商10億円の企業に育てたところで、ビジネスそのものをバイアウト。
 
バイアウトの理由も面白いよ

起業が趣味なので経営には興味がない と言い放っていました。
 
 
 
【あなたの関所はどこ】

違う視点でも考えてみよう

あなたのお仕事でなくてはならないものは何だろう?

ところで、『BCP』という言葉をご存知ですか?

Business Continue Plan の略

直訳すると本質的な意味が伝わらないので概略を簡単に説明するよ。
 
どのような状況が発生しても事業を継続できる能力と計画のこと

一般的には「どのような状況が発生しても」の部分を「想定外の事象が発生しても」と意訳されることが多い。

東日本大震災をきっかけに日本でも意識する経営者さんが増えたんだけど、実はまだまだご存知ない方が多いのが現状。

知らない人が多いということはチャンス!

ビジネスの本質は格差を埋めることだから。

この場合は、情報格差です。

情報がなければ意識しないし、対策も立てようがありません。

ちなみに想定外の出来事とは
 
大雨や地震だけじゃなく干ばつなどの天変地異、戦争・紛争・テロなどの軍事事案、疫病、外為の乱高下、原油などに代表される原材料の相場の乱高下や枯渇、経営者も含む全社員の突発的な病気・けがや死亡、仕入れ先の倒産や廃業、主要顧客の離脱や倒産・廃業などなど

自社が備えるのは当然として、他社のバックアップを自社がお手伝いできないかという発想だとどうでしょう?

自社の弱みは他社も弱みかもしれません。

とある経営者さん、本来は卸業者なんだけど、小売店(つまり客先)の経営者さんの突然死を受けて、その小売店を買い取った事例もあります。

多面的で立体的な発想が求められますね。

自社の弱みは他社も克服したいところ。

金鉱の採掘現場で丈夫な作業ズボンが必要だったように。

あなたの弱みが強みになるかもね。
 

 

 

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
ツアー明けのオフ
ステイホームをエンジョイ
 
ステイホームなので、久しぶりに自炊
永谷園さん、いつもありがとう
 
社長が留守でも淡々と業務をこなしてくれるスタッフには感謝しかない
 
 
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