新規事業がなぜ定着しないか

      2021/08/29

守破離
今までのやり方が通用しなくなった時、守るべきものと創造的に破壊するものがある
同業他社との違いを見込み客にアピールしよう
 
 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

得意分野はコンサルタントコンサルティング。



基本は三密回避だよね
 
お客様が求めているのは、安全、安心だとしたらセルフ方式と隣の客とのソーシャルディスタンスじゃないの?
 
緊急事態宣言が発せられるなんて思っていなかったので、今月もツアー中。

某飲食店を見ていて何気に思ったんだよね。
 
食事はもちろん、会食そのものが問題なんじゃなく、三密回避をしていないことが問題なんじゃないの。
 
今朝見かけた、集団登校の中学生は先生や親が見ていないからかマスクをしていなかったよ。
 
飲食業界と言えば、新規出店も多い業界。
 
いかに経営を軌道に乗せるかは大変だよね。
 
今までのやり方が通用しない時代。

飲食にかぎらないけど、あなたならどんな創意工夫をしますか?
 
 
 
写真は今までになかったステッカー?


オーダーメイドなのか???


 


 
◆ 新規事業がなぜ定着しないか
 
 
 
【中小企業のジレンマ】
 
今までのやり方ではじり貧になることが予想できても、次の一手が打てない。
 
何かやろうと取り組もうにも、日常の通常業務に追われ、考えたり、学んだりする時間が取れない。

本当は上手くいっている時、つまり、物心共にゆとりのある時に次の手を打たなければならないんだけど、うまくいっている時にはその状態が続くと思い込んでいる。
 
 いつまでもあると思うな親と金

改革を起こすのはいつも、よそ者と、若者と、バカ者と言われている。

若手の経営者というか、おそらく次世代を担っていくんだろうなと思われる若者がいたとしても、残念ながら肩書はあっても権限と予算を持っていないことはままあること。
 
よそ者はこの場合は、異業種からの中途採用者と思ってもらって構わないんだけど、勘違い社長は「業界のしきたり」とか「業界の常識」にとらわれ、よそ者の意見を聞こうとすらしない。

どんなお仕事でも人と人がやっていることに変わりはないので、異業種でうまくやっている手法があれば、よそ者にも意見を求めた方が期待以上のアイディアが出るかもしれないのに、じつにもったいないことをしている。
 

 
【新規事業に必要な3つの要素】

お金、時間、そして、新規事業のアイディア
 
アイディアがあっても時間と予算が無ければ、新規事業を育てることはできない。

先週のセミナーでも、今年は手元資金を厚くした方が絶対に有利になると発言したのは、時間とお金の関係をしみじみと感じたことがあるから。

ほかの言葉にすれば、期限の利益とか、期限の有効活用ということ。
 
実際、手元資金を厚くしておけば、心身ともにゆとりが出てくるので、アイディアも出やすくなるし、時間も作りやすくなる。
 
昔の人は言っていた。

 貧すれば鈍す と

さらにいえば、インプットが不足していると、そもそも、有効なアイディアも出てこない。

事例研究が圧倒的に不足している人も時々、お見受けする。
 
事例研究と称して、同業者を研究する人もいるけど、同業者研究は二番煎じになってしまう。

なので、ブランディング上は不利になる。

それよりも、異業種でやってうまくいっている戦略や戦術を業界の中で先駆けてやった方がパイオニアになれるのになぁ。
 
 
 
【アイディアは掛け算】
 
たとえば、果物の品種改良はすでにあるものをかけ合わせるよね。

新しいアイディアの創り方も基本は同じ。

自分の業界と異業種を掛け合わせるから新しいアイディアが生まれる。

もっといえば、オスとメスという一種異質なものが掛け合わせるから新しい生命が生まれるように、自然の摂理、宇宙の法則。

自然の原理原則から外れた独りよがりのアイディアがうまくいった事例は、研究不足なのか出会ったことがない。
 
 
 
【失敗の予算化】

新規事業に取り組んだからと言って、残念ながらうまくいくとは限らないが、どんなお仕事にも寿命がある限り、経営者は絶えず新規事業を研究し続けなければならない。

新規事業への進出に挑戦しないといずれ本業そのものが死んでしまう。
 
そのためには、繰り返しになるけど、よそ者、若者、バカ者に権限と予算を配分するしかない。

もちろん、権限を与えるという事は責任も明確にしておかなければならない。

ただ、現実問題として降格や減給はしにくいし、本人もさることながら、全社のモチベーションにも悪影響が出る。
 
そこで、権限と予算で差をつけたらどうだろう?

つまり、失敗を予算化するというアイディアはいかが?

ここまでなら許されると思えば、新規事業も定着しやすいと思うのだがいかが?
 
 
 
【肝心なこと】
 
新規事業は、今までのやり方は通用しない。

特に、いつのまにか組織図はピラミッド型が定着してしまっているけど、プロジェクト型かぎゃくピラミッド型のマネジメントに切り替えないとせっかくの新規事業が頓挫した事例も多く見てきた。

実にもったいない。

個性を尊重し信頼しないと人は能力を発揮しないよ。

 

 


【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
 
神戸のクライアントさんと三密にならない営業方法のアイディアダンプ
ホームページは後回し
そのまえに独自のからくり人形を作らなくては
 

大阪のクライアントさんと市場分析
今回は特に地域特性
その地域では特性が強いだけという結論


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