機械化は後継者不足を生む
2022/04/16
中小企業の後継者不足問題はなぜ起きるのか
長期事業計画の見直しの時期になっているのかも
いつまでも動き続けることはできません。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
「寒いじゃねぇかぁ、このヤロー」
夜中の3時にニャンコに起こされた。
女子高生のようなニャンコでおねだりの時にしか寄ってこない
可愛いから許すけどな(笑
もし、これが嫁さんなら・・・(以下略
さて、本日は今月のツアーの総括的なテーマ
中小企業の後継者不足を考えてみたよ
そんな嫁さんのリクエストに応え今朝は20数年ぶりにツーショットの朝マック
予想に反し、混雑していなかった
これもコロナの影響なんだろうか
◆ 機械化は後継者不足を生む
【機械化が進みなにが起きたのか】
機械化された産業の代表として農業と製造業を考えてみよう
農業は百姓ともいい、百の姓、つまり人手を必要とするところから百姓という名前が生まれたという説もある。
ところが、機械化が進むと以前ほど人手が必要なくなり、必要とされなくなった働き手は集団就職などで都会の仕事に吸収されていった。
農村では農業経験者がいなくなり、流行りの言葉を使えばサステナブルでない状態、事業継承ができない状態に陥った。
中小企業の後継者不足が社会問題化しているが、大きな流れは似たようなものだと感じている。
たとえば、経営ソフトをつかえば簡単に月次試算表を作ることができる。
本当は出てきたデーターを分析するところから経営者の仕事が始まる。
ところが、なぜかデーターが出たことで安心してしまい、経営者としての仕事が終わったように勘違いし、目先の売上のための活動をする。
目先の売上を創るのは経営者でなくてもできる。
分析し、理念や方針と照らし合わせ、判断し、戦略を調整するのが経営者の役割。
元々の、データー作成が効率化されたので、本来は経営者の役割に集中すれば良いものを日常業務に時間を割いてしまい、後継者を育成どころかしんき求人をしないから後継者候補がいなかったり、気付いた時には手遅れになっていたり、という状況になる
なぜ、そんな分析ができるのか?
簡単なこと。
多くの中小企業を現場でナマで見てきたから
【経営は自己責任】
未来を予想する一番簡単な方法は、自ら未来を創ること。
長期計画に潜む諸々の課題を先送りにしたり、見てみぬふりをしてきたりした付けが表面化してきただけのこと。
トリガーはどこにでもある。
病気、怪我、加齢。
地震、かみなり、火事、おやじ。
何十年おきかの大洪水も。
これらはいつでもあった。
そして今回のコロナ禍。
世間が騒ぎ始めた時にユーチューブに『新型肺炎対策オンラインセミナー』と題する動画を公開した。
そのなかで「事業計画書の抜本的な見直し」という表現を使っている。
人が動かなくなると景気が悪化するのは当然のこと。
景気が悪化すると「贅沢産業」が打撃を受ける。
しかも、贅沢産業で消費をしてくれる人の層が人口に占める割合は異常なほどに多い。
解りやすく言えば「中流意識」を持っている人たちの層のこと。
ちなみに、欧米諸国の「中流意識」とは、当主に何が起きても三代は食えるという層のことを中流と呼んでいる。
日本とはまったく別次元の話し。
だれが一般庶民を中流だと洗脳したのか、実行犯は明らか。
主犯は一人じゃないし、いろんな意見がある。
単純に言えば、一般庶民が「自分たちは中流だ」「自分たちは豊かなんだ」と思ってくれた方が都合の良い奴らが主犯格。
人は自分株式会社、つまり、自分の人生の経営者。
自分の頭で考えない人が洗脳される。
自分の頭で考えない人が増えると都合の良いのはどんな人たち?
人生だけじゃないよ。
経営規模に関係なく、自社の経営を真剣に考えない人が増えて都合の良いのはどんな人たち?
人生も事業経営も自分でしか責任を負えないのだから真剣に考えようよ。
【中小企業という洗脳】
「我々、中小企業は・・・云々」
経営コンサルタントという仕事柄、講演やセミナーに呼ばれることも多い。
偉い人のあいさつを聞いていると、「だからダメなんじゃ」と思う。
一応、大人なので声には出さないけどな(笑
カカトコリさんが重視している経営指標は一人当たりの経常利益。
大企業も小企業も公平に評価できるから。
零細企業でも異常に優秀な企業もあれば、大企業でももっと頑張れという成績になる。
経営資源で言えば、当然、中小企業の方が脆弱。
大企業でもあぐらをかいているような、もっとはっきり言えば、俗に言う下請けいじめをやっているような会社はたいした数値にならない。
ここでも、自分の頭で考えてみてほしい。
「我々、中小企業は経営資源に乏しく・・・云々」と思い込ませておいた方が都合の良い人たちは誰なのか。
製造業に限らないけど、機械化、合理化の名のもとに中小企業を借金漬けにしておいた方が得をする人たちはだれなのか。
そして、ここまで読んでくれたあなたにとっておきの課題を特別にプレゼントしよう。
「一人当たりの経常利益を業界のトップクラスにするには何を止め、何を強化するべきか」
最近のコンサルティングはこの課題解決を一緒に考えたり、提案したりすることが増えているかな。
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
今月のツアーから無事に帰還
最終日に出会った新規のクライアントさんは元暴走族
ひとを掌握する魅力があり頼もしいタイプ。
面談後、3500万円の買い物に出かけて行った。
その気になれば、お持ち帰りするそうです
帰宅したら嫁さんは寝ていたけど、ノラネコ?の「からあげくん」が出迎えてくれた
こいつも、お腹が空いたときにしか寄ってこないけどな(苦笑
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