広告の有効な検証方法

      2021/09/06

コスパの良い広告とは安い広告じゃありません。
売上につながる広告こうこくのことです。
どうすれば、コスパの良い広告を作れると思いますか? 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

得意分野はコンサルタントコンサルティング。



悩むなぁ
 
どっちなんだろう?

昨日、女子プロゴルフのニュースを見ていて思ったのね。

女子プロゴルファーに美人が増えたのか
 
自分の興味が若い美人にしか向かなくなったのか

でも

一瞬で問題が解決したよ。

もともと、自分の中に初期設定で若い美人にしか反応しないセンサーが内蔵されていることを忘れとった(笑
 
さて、本日は反応が良く売上につながる広告のお話です。

特にネット集客やネット広告に興味のある方にお薦めの内容です
 
 
 
写真は日経新聞さんから
 
岡山出身のシブコの活躍に期待


 
◆ 広告の有効な検証方法
 
 
 
【良い広告とは】

広告を変えた男と呼ばれているデイヴィッド・オグルヴィの『ある広告人の告白』(月と海社)の中にこんな主旨の記述がある

良い広告とは(クライアントさんの)売上が伸びる広告

広告代理店の多くが自社の売上が伸びる広告を良い広告だと思っているんじゃないかと思うことがある。

いわく

「社長のところはまだまだ知名度が低いので、少なくともあと6回は広告を出して認知度を高める必要があります。
 いまなら、10回分をまとめて契約してもらえるなら特別に3割引きで申し込めます。
 申し込み期限が明日なので、売り切れの際はご容赦ください」と

広告代理店は、ホテルや新幹線と同じ空間ビジネス。

広告枠を押さえているので広告の注文が入らないと、たとえば、新聞なら自社の枠を白いままで放置しておくわけにいかないから何とか埋めようとする。

なんとか埋めようとする矛先が、認知度が低いと思い込んでいるカモに向けられる。

『ある広告人の告白』に書いている内容の超訳なので、気にしないでくださいネ。広告業界の皆さん。

売上につながる良い広告を作成したら、長きにわたってお付き合いを続けることができると思うんだよね。

売上につながらない広告を出させ続けたら、広告予算だけじゃなく、そのうち資金ショートするんじゃないの?
そのうち、クライアントさんが電話帳から消えちゃうよ。

目先の自社の売上だけを考えるのか、クライアントさんとの長期的な良好な関係を維持したいのか。

もちろん、いまの広告業界は後者の考えの方が多いはず。
 
 
 
【一番簡単な広告のチェック方法】

社名を入れ替えてみる。

たとえば

安心・安全・顧客満足第一

と書かれた下に社名をいろいろと入れてみる

もちろん、自社の社名も。

どんな社名を入れても違和感が無いよね。

ということはどういうことだと思いますか?

反省して、作り直したら、今度は同業者やライバルと社名の部分を差し替えてみましょう。

客観的に見てどうですか?
 
差し替えが可能ならまだまだ弱い広告だという事です。

弱い広告とは、売上につながりにくい広告だという事です。

どうすれば強い広告になるでしょうか?

ここで勘違いする方もいるので、注意点を

実際にいた

零細企業の経営者さん

広告を出しても売上につながらないという相談

「どんな広告を参考にしているんですか?」

「新聞の全面広告やテレビの広告です」

これ、本当に多い失敗パターン。

新聞やテレビでやっている広告はブランドのイメージアップを狙った広告方法で潤沢な資金に恵まれた大手企業の広告の出し方です。

我々、中小零細企業はすぐに売上につながる広告を作らないと資金があっという間になくなってしまいます。

中小零細が大手のマネをするのは、風車にむかっていくドン・キホーテ。

跳ね返されるだけならまだしも、風車の羽で叩かれ大けがをします。

ある個人経営の焼肉屋さんがお正月に15秒のスポットコマーシャルをローカル番組に出しました。

節分の頃にお店の前を通ったら、廃業していました。
 
 
 
【中小零細の広告文の考え方】

順番を追って説明していきましょう

何を売るのか?

ここでいう売り物は物やサービスのことじゃありません。

自社のウリ、自社の強みのことです。

ここも、勘違いする方が多いのですが、売りたいものではなく、売れるもの

さらに具体的に言うと、既存客から好評をいただいてる事で、かつ、同業者やライバルが真似できないことにして下さい。

独自な強みで、数多いる同業者やライバルの中からお客様が自社を選んでいる理由のことです。

実は、自社が見込み客から選ばれる本音の理由を把握できている経営者さんはすごく少ないです。

少ないからこそ、自社が選ばれる理由を把握していること自体が強みにつながるのです。

ウリが決まったら、つぎはどんな人に売るのか。

「あなたのために特別に準備しました」

「誰でも良いから買って」

どっちのメッセージが見込み客に突き刺さると思いますか?

想像してみて下さい。

多くの人が行き交う駅前の噴水の前でナンパにいそしむ若い兄ちゃんのことを

「ねぇちゃん、茶ぁしばかへんか」

「そこの、黒いパンツルックが似合う素敵なお嬢さん」

どっちが女性に振り向いてもらえると思いますか?

黒いパンツルックと声をかけると、白いスカートの女性まで振り向くから不思議。

さらにいえば「お嬢さん」と言っているのに、厚かましくも・・・・(一部・自主規制 笑)

どんな客層にアピールするかでキャッチコピーも変わるし、突き刺さるコピーが作れるようになるのです。

「絞り込め」というと、ほとんどのクライアントさんが不安を訴えます。

「あのな、広告がヒットして一万人も押し寄せて来たらどうなる?対応しきれんじゃろ?数十人か多くても100人とかでえぇんちゃうん?」

という事です。

ウリが決まり、ターゲットが決まったらあとは突き刺さる広告が作れるようになります。

ぜひ、売上につながる広告作りに挑戦しましょう。

 

【最後の注意点】

カカトコリさんも悔しい

何のことかというと、自分自身のことは客観的に見れない

なので、外部の専門家の意見を聞くことにしています。

専門家の意見を聞くとあれこれ悩むことが無くなるし、時間の節約になります。

お金で解決できることはお金で解決するのが経営者の時間節約術です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。


【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】

とある女性起業家さんを取材
「ダイヤがダイヤで磨かれるように、経営者は経営者によって磨かれる」
と、スピーチしたことがあるんだけど、まさに彼女がそう。
出会ったころは本当にひどかったもんなぁ
彼女の進化を取材していていろんな気づきを得られた
 
 
夜は世界100か国に展開しているグローバル企業の研究会
日本の競争力がなぜ落ちてしまっているのかを痛感
経営者のプリンシプルはどこに行ってしまったのか
 


  
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