社員教育とメンタルの公式
2021/08/28
社長教育のための研修以上に重要なことは何だと思いますか?
社員ばかり最先端を学んでも社長の考え方が古いままだとどうなるでしょう?
大企業ならまだしも、中小企業は社長教育を最優先しないと社員教育の効果が出ません
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
人間の思い込みほどでたらめなものはないよ
「こんなに天気が良いから、きっと綺麗に撮れるはず」
と思ってスマホで撮影している人を昨日の移動中にあっちこっちで見かけた。
写真とは「真実を写すもの」なのに
もちろん、カカトコリさんは長年の失敗体験で知っている
天気の良い日には水蒸気が写ってしまうことを。
本当はレンズの前にフィルターを付けると綺麗に撮れる
カメラバッグのどこかに入っているはずなんだが・・・・
思い込みと言えば、社員教育をしたら業績が良くなる
というの言うのも、思い込みのひとつ。
正しい社員教育の順番があるって知っていますか?
写真は撮影後に「思い込み」に近づくように現像処理した昨日の富士山
水蒸気を吹き飛ばすためにドライヤーで乾かしてみた(ウソです
◆ 社員教育とメンタルの公式
【人が本当に学ぶとき】
どぶ板の板を踏みぬいた痛みは、踏み抜いたやつにしかわからない
と、昔々の「カカトコリ」というまぐまぐさんから配信していたメルマガでは何度も書いたけど、今はどぶ板そのものがコンクリートになっているから解んないだろうなぁ
ひょっとしたら、その昔どぶ板の板を踏みぬいた人が悔しさとみじめさをバネにコンクリート製のどぶ板を発明したのかもしれんけどな(知らんけど
実際に失敗した時の痛み、みじめさは当事者でなければ判らないし、そこからどのように自分が変わるかは周囲のサポートもさることながら、最終的には本人のバイタリティーに負うところが大きいからな。
カカトコリさんがかつてお世話したクライアントさんの中に、公称中卒で、今は20社以上の企業を経営し、個人年収も3億円以上という、すごいメンタルとバイタリティーを持っているやつがいるけど、彼の人間性やハングリー精神は半端じゃない。
自分の過去をバネにする姿勢は見習うべきものがある
敗者復活というルールは日本独特なものと聞いたことがあるけど、まさに彼はその好事例。
一度や二度の失敗で諦めなかったから今の彼がいる。
みじめな過去があるなら、笑い飛ばせる未来を創れば良い
ただ、それだけの事
【成功体験からの学び】
自信を付けさせるために、小さな成功を体験させようという考え方もある
正しいと思う人が多いけど、たかだか小さな成功で天狗になってしまい、足元をすくわれたやつとか、みこしに担がれて登ってみたら砂上の楼閣だったなんて事例はいっぱい見てきた。
成功は周囲のサポートのおかげ
失敗は自分の落ち度
文字にするのは簡単だけど、人はついつい、失敗の原因を自分以外の外部に求めてしまう
その最たるものが「景気」
いまなら「コロナ」
失敗し、本当に変えることができるのは自分以外に無いと腑に落ちた時に人間力が増すのかな。
「やれば?」
「できる」
「お前は?」
「天才」
これは、ガキの頃、体操をやっていた次男坊と何度も交わしたおまじない
高校に進学した時に、戦略的な理由で少林寺拳法に転向した。
全国大会に二度出たので小さな成功体験を積み重ねることも大切なのか。
おやじを見習ったのか、勉強しないで部活ばかりの高校生活を過ごした次男坊は、全国大会二度出場の肩書で某財閥系企業にもぐりこんだ。
小さな成功体験で天狗になり急降下した奴らの特徴は謙虚さが足りなかったところ
成功は周囲のサポートのおかげ
失敗は自分の落ち度
と自分自身を戒めることができる人だけが真の成功をつかめるんだろうな
人称を上げようっと
【失敗の予算化】
社員教育の研修が浸透しない理由のひとつに、学びを実践しないというのがある。
学んですぐに上手くできるのなら、みんなオリンピック選手になれる
つまづこうが、こけようが、立ち上がり進み続けたやつにだけ栄冠は輝く。
最初からうまくできないからこそ、上達した時の感動がある
問題は、どこまでの失敗を「体験」として許容できるか
部長や課長だって、いきなり部長や課長になったわけじゃない
会社や上司にそうとうな迷惑をかけてきた(ほとんどの人が言わないけどな
新人の頃の多くの失敗を積み重ねてこそのいまのポジションなのに、役職がつくと自分の保身を優先してしまう。
家庭の事情や家族を守りたいという気持ちも解らんではないが、部下の育成も重要な職務なのに保身に走ってしまう。
社員共育じゃない全社的な社員育成プログラムを創ると失敗を恐れないバイタリティーのある企業風土が育まれる
そのためには、社員教育以上に社長教育が重要
トップが変われば組織は生まれ変わる。
そのためには、社長に率直な意見を言ってくれる人、嫌われ役が必要。
社内に求めるのは無理がある
社員には社員の立場があり、自分の生活をかけてまで社長に意見を言えるだろうか。
名社長の陰には、必ず、名参謀がいるもの。
【動物はすぐに立ち上がる】
牛や馬などの四つ足の動物は生まれたらすぐに立ち上がる
猫や犬でも比較的短期間で歩けるようになる。
それに比較して、人間が大人になるには何十倍もの時間を要する
もともと、人間の成長には時間がかかるようになっているのかもしれない
そう思うようにすれば、かなりのイライラが減るのでは
【教育は10年先の投資】
一般的な会社組織を考えてみた
30代 係長
40代 課長
50代 部長
60代 役員
20代の時には係長になるための教育期間
30代の時には課長になるための教育期間
以下同じ
係長になって、係長の仕事ばかりしているような社員さんの昇進は考え物
自分のチャンスに素振りをしないピンチバッターが打席に入ることが無いのと同じ
失敗経験の無い人をリーダーにすることほど危険なことはない
失敗した時に叱ることしかできないようなダメリーダーが生まれる
失敗を褒めたり、労ったりする思慮が人を育てる
失敗したことは当の本人が一番理解しているわけだから、いかにフォローするか
人的失敗なのか、組織的失敗なのか
組織的失敗なら、社内ルールのチャンスをもらえたことに感謝しなきゃリーダーとは言えない
ところてん式に考えていくと、やはり、一番重要なのは社員教育の前に社長教育。
良い経営者になろう
良い経営者とはどんな経営者なのか
正解の無いところに道を求め続ける精神が良い会社づくりにつながるんじゃなかろうか
もし、あなたがこれから就職をするとしたら、今の会社を選びますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
移動中にいろんな角度から綺麗な富士山が何度も見れた
山梨の新規のクライアントさんと初面談
既存のクライアントさんからのクチコミ紹介
おもしろい事実が明らかになった
どこかでネタにしようっと(笑
【この記事のおすすめ図書】
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本日もお読みいただきありがとうございます
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