どうすれば人が動くか

      2021/08/29

求人や採用に対して方針を明確にしていますか。
自社にとって優秀な人材とはどんな人材なのか具体的に決めていますか。
お互いに選ぶ権利があることを忘れないようにしましょう。
 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

得意分野はコンサルタントコンサルティング。

 

今朝、注目したニュース

西日本新聞のこの見出し

『コロナ禍「取り残される」サービス業 日銀短観、広がる業種格差』

カカトコリさんは、去年の3月に公開したユーチューブの中で、事業計画の抜本的な見直しが必要だと語っているのね。

解りやすく言えば、生活必需品でないお仕事や、人によって贅沢だと判断される業界は苦しくなるよという予想なのよ。

なぜ、そんな予想をしたのか、根拠を説明するよりも、一年前の浜田幸一先生との対談の一部を紹介した方が解りやすいので、守秘義務に反しない範囲で公開するよ


「お互い、ガキの頃を思い出してみ。
 外食って特別な日だけだったよね」(カカトコリ発)

何を根拠に、どういう意味の発言だと思いますか?

自分の頭で考えないと、マスコミや政府の思惑に誘導されちゃうよ。


さて、本日の記事本文は求人採用をどのように考えるのかという参考意見です。

あなたの会社の採用方針はどうなっていますか?

 

そろそろ、肉まんの終わる時期になってきましたね

 
今シーズンのラストかも、って言われちゃいました。

 

 
◆ どうすれば人が動くか
 
 
 
【価値観や性格を把握しているか】

対象となる特定の人物の価値観や性格を思い浮かべる前に、価値観や性格がどのように形成されていくかを把握していますか?

性格(価値観)=昨日までの性格+新しい考え方
       
昨日までの性格=持って生まれた気質+生後の教育やまわりの大人たちからの影響や刷り込み

よく「性格は変えられない」と思いこんでいる人もいますが、それは気質のことで生後の影響の方がはるかに大きいことは容易に想像できますよね。

生後の教育や刷り込みは、本人の自覚のない時期から始まり、解りやすく言えば大人の価値観、もっと言えば大人の都合の押し付けです。
 
その大人たちも、自分の育った環境の影響を大きく受けていることも容易に想像できますよね。

せっかくなので、自戒も込めて、失敗談をシェアしましょう。

良妻賢母になるべく、孟母三遷の教えを代々受け継いできて女性スタッフがいました。

外部スタッフをお願いしていたのですが、どうも価値観が合わない。

よくよく個人面談をしてみると、孟母三遷の教えで社会人経験を積んできたので、社会に出たら上司の指示命令は絶対服従のような価値観が出来上がってしまっていて、基本ラインさえ外さなければ自由に仕事をして良いという弊社の企業文化になじめない。

「もっと主体的に」とか「もっと自主的に」とカカトコリさんが社長の役割のひとつとして指導しても「勝手に行動したら叱られる」という思い込みが崩れない。

今なら、経営指針書の中に明記している「個性尊重」を説明するんだけど、当時はそんなものも無かったもんなぁ。

求人するときって、抽象的な表現で申し訳ないけど「新しい風」を求めて採用するよね。(弊社の場合)

採用面接をもっと丁寧にしておけばよかった(反省

入社後にはもちろん社員教育(社員共育)で自社の都合や方針を伝えていくんだけど『昨日までの性格』も把握しておかないと、お互いのすり合わせが上手くいかないもんな。


 
【ステレオタイプに判断されたいか】

若いころからずーっと思っていることがある
 
「近頃の若者たちは」という言葉を発する大人たちは、自分たちが若いころに若者たちについて行けない、肝心なところはフニャフニャで硬くもならないくせに、頭の硬い大人たちにいじめられてきて可哀そうだなぁ。
そんなだから、若い女性に相手にしてもらえんのじゃ。若いねぇちゃんの相手なら任せておけ、と。

大丈夫です。ご安心ください。

カカトコリさん自身も、若い女性に相手にしてもらえない大人になってしまったことは自覚しているけど、だからと言って、近頃の若者をいじめようなどとは微塵も思っていませんから。

ちなみに、見たことはないけど、「近頃の若い者は」という文言は、エジプトのピラミッドに刻印されているそうです。

「しらけ世代」「ゆとり世代」「バブル世代」「悟り世代」「氷河期世代」「プレッシャー世代」などなど、この時期になると若者たちに勝手にラベルを貼り付けるよね

本当に合っているんだろうか、と思いませんか。

個性尊重の弊社の人事方針からおもうに、個人、個人を把握できない中間管理職の逃げにしか思えない。

「〇〇世代」って、管理する立場の人間が勝手に刷り込むことでコントロールしやすくしようという思惑が無いだろうか。

本当に個性を発揮し、活躍してほしいのなら個人、個人と向き合わないと上手くいかないんじゃないんだろうか。

もしあなたが第三者に勝手に「〇〇世代ですよね?」と言われて嬉しいだろうか。

それよりも「〇〇さんの△△なところが素敵だね」と言われた方が嬉しくないだろうか。


 
【理解してから理解される】

恋愛もパートナーシップも基本中の基本はお互いに選ぶ権利がある対等な関係であるという事。

たとえば、中小企業はどんな時代でも、慢性的な求人不足。

求人マーケットで応募が無いという事は選ばれていないという事だよね。
 
逆に入社試験の時には求職側も求人側もお互いに選んでいるよね。

シンプルに言えば「合うか合わないかを」

その人や、会社の価値観を否定しているわけじゃなく、お互いが持っている価値観や目指していることを基準にして。

パートナーシップを結んだ後に後悔しないように、お互いの価値観を理解しあい、本音の会話をする必要があるんじゃないのかなぁ。

「5年後には求人を始めます」という、起業家さんがいるので参考までに書いてみました

良かったら参考にして下さいませ。

 


本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

参考
去年の三月のユーチューブ
⇒ https://www.youtube.com/watch?v=VxtHJ4p8Tj0
無編集です。11分ごろから本編が始まります。
 
今年は、毎週、一本ずつ動画をアップするので、チャンネル登録もお忘れなく


【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】

年度当初の会議を無事に終了
一部の方針転換のコンセンサスを得られたので具体的な作業に着手
関係書類に埋もれている(苦笑
 

エイプリルフールをきっかけに?
ユーチューブに本格的に参入
やりながらブラシュアップしていこう


【この記事のおすすめ図書】
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