個人事業からの組織化
組織は求められる期待に対応できなければならない。
期待は随時変化するので進化しない組織は衰退する。
強い組織とは臨機応変なBCP的な組織。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。
今朝の気になったキーワード
新幹線
運転士が腹痛を感じて、三分ほど営業運行中の運転席を空席にしたのだとか
いろんな意見はあるんでしょうが、新幹線に自動運転が無いことにビックリ
線路もあるし、停まる所も決まっているよね
画像認識すれば、車のように急ブレーキもかけられるんじゃないの
もっと、単純に飛行機みたいに副運転士をつける?
人間だれしも、生身なんだから怪我もすれば病気にもなるよね
ミスすることだってあるじゃない
それをカバーするのが組織じゃないの?
ということで、今日はリクエストにお応えして「組織」に関する記事です
特に、これから組織化を考えている方や、組織を発展させたいと考えている方にお薦めの内容です
キンキンキラキラ
金曜カレーの日
◆ 個人事業からの組織化
【こんな質問が来ました】
会社を法人化する時の組織の作り方
失敗しない人事配置
40代 サロン経営 女性
【組織そのものの考え方】
まず、基本中の基本
組織をこうすれば上手くいくという正解のようなものは存在しません。
なぜなら、進化論で有名なダーウィンも主張しているように、強いものが生き残るのではなく変化に対応できるものが生き残る、つまり、組織の内部的要因や外部的要因で臨機応変に対応できないと、その組織は存在価値がなくなり崩壊してしまうからです。
【会社法も変わったよ】
現行の会社法の一番の着目点は、従来は企業は永遠に存続するという考えで作られていましたが、ひとつの目的を達成したら解散することを認めたところだと思っています。
一般的には、プロジェクト型の組織編成や、大型の土木工事などでは元々ジョイントベンチャー形式で工事をしているので個人的には「いまさら」感が否めません。
【ピラミッド型組織の起こり】
ピラミッド型の組織の起こりは、軍隊組織だと学んだ記憶があります。
戦争に勝つという目的を遂行するためにはトップダウン方式が良かったんでしょうね。
日本の組織のほとんどがなぜかピラミッド型組織ですよね。
階層が何段階もあり、上司の決裁印の方がレポートそのものよりも多かった、なんてことがありそうで不思議です。
なぜ、不思議なのかというと、アメリカでの一般的な組織図は逆T字型だから。
しかも極端に言えば、社長の下は副社長(日本で言えば部長相当)、副社長の下は一般社員という実にシンプルな階層になっていることと、副社長どころか一般社員の権限も責任も大きいので商談のスピードが格段に速い。
両方の良いところを採り入れた組織運営をしているクライアントさんも数社あります。
たとえば、SDGsのことならB君、働き方改革ならCさん、BCP対策ならDさんなどのように、従来ピラミッド型組織と並行し委員会を立ち上げ委員長に予算を権限を与えています。
正直、どの方法が正しいのかはすぐには判断できません。
ただ、言えるのは会社組織である以上、必要最低限の努力で、最高の成果を出すために試行錯誤を繰り返しているという事。
ちなみに、カカトコリさんの会社の組織図は逆ピラミッドです。
どのような考え方なのかというと、社長一人ではできることは高が知れている。
各々の個性を発揮し、仕事を手伝ってもらうためにチーム(組織)を組んでいる。
基本的にサービス業なので、顧客様と接する現場が一番重要。
なので、社長よりもお客様優先 と考えています。
弊社のスタッフも時々このブログを読んでいるので、大きな声では言えませんが「失敗したなぁ」と思うことも時々はありますよ。(具体的にはご勘弁を あとでスタッフにいじめられる 涙)
【なぜ組織化が必要なのか】
人は遊びたい生き物だから
あなたは何をしている時が楽しいし、続けていたいと思いますか?
起業家でもない限り、「仕事をしている時」と答える人はほとんどいないはずですよね。
もし、社員さんがそんな発言をしたら、間違いなく1万パーセントお世辞か、メンタルを病んでいると思ってください。
メンタルヘルス経営をしないと、なんちゃらハラスメントの賠償金で会社が飛んでしまいますよ(怖い、怖い
共通の目的に同意し他人が組織に入るわけですが、社員さんの本音と経営者の期待は大きくずれていると思ってください。
自分がお勤めの時のことを忘れてしまわないようにネ(笑
とは言っても、ある程度は組織の目的目標にそった行動をしてもらわないとお給料も払えなくなりますよね。
なので、マネジメント、つまり、管理するために組織が生まれたと言われています。
【何を管理する必要があるのか】
組織の目的や目標に照らし合わせて進捗状況を管理する
そのためには部門ごとの役割を明確にしておく必要があります。
では、具体的に何から取り組んだらよいと思いますか?
基本的な考え方はこれ
自分をマネジメントできない人が、他人をマネジメントできるわけがない。
ひとりで起業するにしても、組織で起業するにしても、経営者は周囲から注目されています。
言行一致でないと、リーダーとして認められません。
仮に10人の部下がいるとしましょう。
リーダーは10分の1でしか部下を見ることができませんが、部下の側は20の目でリーダーを『監視』することができます。
考えていること、言っていること、やっていることがバラバラのリーダーの指揮命令支持の命を預けられますか?
(組織の起こりは軍隊を思い出してネ)
【組織化のためにまずやるべきこと】
ひとことで言うなら行動記録とその分析です
たとえば、
ブログを書く
テーマを決める
ジャンルを決める
想定読者を決める
などなどなるべく細かく行動記録を作って下さい。
可能なら要した時間も
認知、判断、行動(作業)というものさし
教えられたこと、学んだこと、自分でないとできないことという尺度
ちなみに、神田昌典先生のマインドマップを使うと整理が簡単だし、あとの組織図を感がるときに便利です。
どのように考えるのかというと、この作業を部門に振り分けるとしたらどの部門に振り分けるか。
部門の名前で悩む必要なんかないよ。
たとえば、デパートの組織図
頂いた名刺に「営業」所属となっていたので詳しく聞いてみたら、店内での売り場担当だったのでカカトコリさん的にはそれは「販売」でしょう、と突っ込みたくなったことがある、「営業」なら外商じゃないの?
組織によってユニットのネーミングなんかバラバラ(笑
ただし、ユニット(部門)の役割は明確にね
話を戻すよ
部門ごとに振り分けたら、自分以外でもできる事、つまり、訓えられたことや学んだことはほかの人に任せていくってことだよ。
任せるという言葉に抵抗があるなら、手伝ってもらうと考えても良いよ。
そして、大まかな部門リストができたら、次は10年後、30年後の目指す組織図を創ってみると組織経営のイメージもわいてくるだろうし、欲しい人材像も思い浮かぶんじゃないのかな。
【伝わらないのは伝え方が拙いから】
入社試験をパスして採用した優秀な自在が期待する仕事をしてくれないのは、仕え方に問題があるんじゃない?
または、入社試験に課題がるのか。
偉そうに言っているけど、いっぱい失敗と無駄遣いもしてきたよ。
新卒の地方出身者を採用した時のこと。
学生時代のマンションに住み続けるというから言ったのね
「給料は安いから家賃大丈夫?通勤時間も大変だよ。会社の近くに引っ越したら?」
想像通り、半年もたんかったなぁ
ほかにも恥ずかしいような失敗は数知れず。
ただ、これだけは言える。
世の中には失敗はない
あるのは成長と成功だけ
いまの「休みたいときには勝手に休め」という全信頼の雇用関係を構築できたのは、枚挙に暇がないほどの数多の失敗を乗り越えてきたから。
参考までに
【追記】
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本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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