独立開業に向かないタイプ

2021/07/09 2022/03/24

独立開業に向く人と向かない人がいる
習慣や性格を改善しないと上手くいかないよ
経営は自己責任なので依存の強い人は自主自律の精神を持とう
　

ようこそ　岡山の経営コンサルタント　カカトコリです。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

得意分野はコンサルタントコンサルティング。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。

良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。

今朝の気になったキーワード

　２回接種

フランスの研究で科学誌『ネイチャー』に発表された論文。
　
ここから引用

デルタ型とベータ型に対しては1回目の接種後に10%でしか中和抗体の効果が確認されなかったのに対し、2回目の接種後は95%だったという。
アルファ型と比較しても、効果は大きく低下した。中和抗体の働きに対して抵抗力を持つことがわかった。

これを踏まえて論文は「ファイザーまたはアストラゼネカのワクチンを1回接種した場合、デルタ型とベータ型に対しては効果が低い、あるいは全くない」と結論づけた。

ここまで引用

素人なので、よく判らんけど、8割の人が予防接種をすると感染症が撲滅できる。という説もある。

とりあえず、カカトコリさんは、昨日、１回目の接種を受けてきたよ。

左腕を上にあげるときに少し痛みがあるだけ。

ワクチンを接種しても、自分がキャリアになって他人様に迷惑をかけないためには、マスク生活が続くんだけどな。

さて、本日は過去セミナーにいただいた質問やリクエストを分析した記事です。

正直、悩んだけど、自戒も込めて投稿しました。

持参しろとは言われなかったけど、念のため持参してみた

接種会場はかかりつけの病院だったんだけどね

　
◆　独立開業に向かないタイプ

【脳みそが煮えた】

毎月、開催している売上創造塾のセミナーでは申し込みの時に、セミナー内容に関係なく質問やリクエストができます。

後半に時間がある限り対応しているし、応えきれない場合はメールマガジンやユーチューブなどでもテーマにさせてもらっています。

思うところがあり、60個くらいジャンルを決めてリストアップする作業を来る日も来る日もやっているんだけど、マジで脳みそが煮えそう。

今日の記事は、独立開業に向かない人の特集にしてみたよ。

心当たりがある人は、考えを改めるか進路を変更した方がえぇかもしれんよ。
よぅ知らんけど最終的には自己責任だよ、経営は。

【正解を探すタイプ】

たとえば、こんな質問

昨年より客単価がかなり下がってきていますが簡単に客単価をあげる方法があれば教えてください。

「簡単に」だよね？

値上げすれば良いじゃん、としか言いようがない。

値上げしてこなくなる客は客じゃないんだから。

自分の頭でも考えようよ。経営は全て自己責任。

売上＝客数Ｘ客単価

６＝２Ｘ３＝１Ｘ６＝１＋５

どの方法を選択するかは最終的には自分の責任だよ。

経営コンサルタントは予言者でも神でもないんだからね。

確率的に、「簡単な方法」を知っているだけど、先の礼で言えばカカトコリさんだったら「５＋１」を考えるなぁ。

もちろん、その前にするべき分析はあるんだけどな。

「これが正解」なんて、あり得るのかなぁ？

外部環境は時々刻々と絶えず変化していくよね。

その時々に応じて、対応するための発想方法ならあるけど、「教えて下さい」を満足させるような「正解」は持ち合わせてないよ。

大切なのは、時代の変化に流されない価値観というか、哲学を持つことだと思うな。

【言い訳をするタイプ】

成果＝内部要因＋外部要因

自分でコントロールできるのは内部要因だけだよね。

内部要因の中で、一番重要なんだけど、変えにくいものって何だと思う？

2文字でいえば習慣

必要なことを4文字で言えば行動管理

目的や目標に対して行動しているかどうかをセルフマネジメントしなきゃ。

なのに

たとえば「昔からやっているから」とか「楽しいから」とかの言い訳を詩、お勤めの時と同じような行動するタイプ。

特に独立起業したばかりの頃の経営資源って、根拠のない自信と、計画性のない夢と、体力と時間くらいしかないじゃない。

たしかに、体力には個人差があるけど、時間の使い方、つまり、習慣は変えられるよね。

言い訳からはなにも生産的な考えは出てこないよ。

雨が降ったとか、暑いとか、眠いとか言い訳を連発してジョギングをサボって、ビール飲みながらナイター見ながら、高カロリーなおつまみを食べ続けていてダイエットできると思う？

メカニズムは全く一緒だよ。

夢や目標を達成するという意味では。

言い訳しているヒマがあれば、できることを積み重ねるしかないんじゃないのかなぁ。

【覚悟の出来ないタイプ】

こんな質問もあります。

エリアを絞りたいと考えていますがどう絞ったらよいのか、よくわからないです。

エリアを絞る基本形は、小売なら小学校や中学校の学区。

卸なら、行政区

もちろん、地図や地形、昔からの街道や国境が参考になる。

たとえば、桃太郎で有名な吉備団子の吉備は、備前・備中・備後でひとつの国だったんだけど、備後の代表である広島県の福山エリアは廃藩置県の時に広島県に組み込まれた。

でも、今でも福山の人は岡山と交流が盛ん。

エリアを絞るのは経営資源に乏しい我々中小企業がエリアを広げすぎると、移動の経費と時間で経営資源を食いつぶすから。

こんなたとえ話をすると解りやすいかな

中学時代から女子に人気の木村君。

大都会の大学を卒業し故郷に帰って就職。

田舎に帰ったら、中学や高校時代のガールフレンドがいっぱいいるので遊ぶには困らない。

ところが、そろそろ結婚しろ、と親がうるさい。

ガールフレンドの中から三人絞ったけど、それぞれに良いところがある。

ひとりに絞り込むとほかのガールフレンドとは付き合えなくなる。

どうしよう

と決断を遅らせているうちに、その３人が次々に結婚し、さらに、ほかのガールフレンドたちも雪崩を打ったように連鎖反応が起こってしまい・・・

ふと気がついたら、もう50前で嫁さん探しよりも親の介護が忙しい。

決断とは、断ち切ると決める事。

このエリアで勝負しようと思ったら、まずは、そのエリアを徹底的にせめてゆとりが出てきたところでほかのエリアに進出していくのが王道。

あっちにしようか、こっちにしようかと思い悩んでいるうちに、同業者に見込み客を奪われて・・・チン

特に、起業当初は仕事に対して集中的に時間もお金も投入する時期。

ほとんど、プライベートな時間なんて無くなるよ。

友達から「最近付き合いが悪い」とか

家族から「たまには遊びに行こうよ」とか

いろいろ言われるよ。

大丈夫。

何を言われても、耐えていたら、あきらめてくれるから（爆

そのていどのことで途切れる関係なら、その程度のものだよ。

その代わりに、素晴らしい経営者仲間や、素敵なお客様との出会いがあるからね。

【安定を求めるタイプ】

生きながらにして、天国も地獄も両方とも体験できるのが、経営者という仕事。
　
友人の講演家のなかには、独立当初、金策のために今でいう、ヤフオクやメルカリで趣味の収集品だけでなく家財道後を売り払ったやつもいる。
　
たまたま、嫁さんの実家が大富豪だったので、数千万円の借金をしたビジネス作家の友人もいる。
　
六本木に本社を構え、ベントレーやフェラーリやアストンマーチンを乗り回し、国内はもちろん、海外にもいくつかのマンションや別荘を持っているクライアントもいる。

波乱万丈というか、ジェットコースターのような人生
　
かくいう、カカトコリさんも地獄は何度か経験したけど、まだ、天国を見たことはないなぁ。

もう、一歩踏み出し、次の角を曲がったら何かがあるに違いない

という、ドキドキ感を味わえるのが経営者という人生。

それを楽しいと思えないなら、独立起業はお勧めしないな。

ちなみに、中小企業白書によると、約８割の企業が赤字決算だとも言われている。

もちろん、節税をしての赤字企業もあるだろうから、そのまま鵜呑みには出来ないにしても、赤字企業が少なくないという事だけは覚えておいた方が良いよ

5年後の生存率企業　で検索してみるのも良いかもね。
　
ビックリした？

検索したら、ある意味、知りたくない現実に出会ってしまったよね（笑

もし、経営に安定というものがあるとしたら、ビジネスの寿命が短くなっていることからも、次々に次のビジネスを立ち上げて、天国の数歩手前と地獄を繰り返すしかないと思うよ。

お勤めでも、会社がいつまでもあるとは限らないという事でもあるんだけどな。

安定と言えが、公務員という言葉を思い浮かべる人もいるかもしれないけど、秘跡の公務員の平均年収は200万円未満なんだとか（2021年7月8日日経デジタル版）

これだと、安定が安いところで一定ってことだよね（ひどすぎる