労働者脳・経営者脳

   

起業しても労働者のままの人と経営者に成長する人がいます。
経営者の仕事は理念や経営方針の原案を創り関係者の同意を得る事。
自分一人がいくら頑張ってもたかが知れています。


今朝の気になった言葉

 ボッチャ


 
 パネライ

パネライとは、イタリアの高級時計ブランドです。
 
パネライ初の日本人アンバサダーである反町隆史さんが反町隆史モデルのプロモーションでこんなことを言っています。

「初めてのお給料で買った時計がパネライでした!」

つい、思ったんだよね。

駆け出しの芸能人でもそんなにお給料が良いの?

安いモデルでも50万円はくだらないよ。
 
カカトコリさんも進むべき道を誤ったかなぁ(アホ


ボッチャはパラリンピック専用競技なのだとか。

そのボッチャで杉村選手が日本ボッチャ界初の金メダルを獲得した。

おめでとうございます。
 
ルールがカーリングと似ているので比較される。

だけど、一番びっくりしたというか、発想のヒントが強烈だった。

目標になる、白いボールを目指して投げ合うんだけど、なんと、自分のボールを目標の白いボールにぶつけて移動させても構わないのだとか。

解りやすく言えば、競技の途中でルールを変えちゃうようなもの。

こんどは、こっちに目標が動いたよって。


決められたルールで自分が不利だったら、自分が有利なように目標を動かすんだよ。

そんなの、あり???(笑


今日の質問のキーワードは「労働者脳」「経営者脳」なんだけど、まさに「経営者脳」の発想じゃ(笑


 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

得意分野はコンサルタントコンサルティング。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。

良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。

 

今朝の朝礼で読んでいた本の1ページ

いや
ルールを変えてでも月にたどり着きたいぞ(笑

 


 
◆ 労働者脳・経営者脳
 
 
 
【経営者にしかできない仕事】
 
ひとことで言えば、決断。
 
決断とは、どこに経営資源を集中させるかを決め、関係ないことを断ち切る勇気。
 
もちろん、社内の同意を得るためには会議や朝礼などの時間を使い全社員さんの意見を反映させる仕組みは大切です。
 
なかには経営方針を合わない意見や、現状を考えたら先送りするべき意見もでてくるでしょう。
 
そのような時にも、納得してもらえるように説明することが大切です。
 
たとえば、決算書や月次試算表、過去の実績、内部要因と外部要因の共有など社員さんといかにコミュニケーションをとっているかで納得してもらえる深さも異なることでしょう。
 
コミュニケーションと雑談は違いますよ。

コミュニケーションとは業務上必要になる必須情報の共有だと思ってください。
 


【こんな質問が届きました】

ここから

カカトコリさんは、労働者脳から経営者脳になるためにどのようなことをされてきましたか?
 
ここまで

意識的にしたことはなにもありません。

以上

なんですが、このままだと参考にならないので、無理やりいくつかのきっかけを思い出してみました。

きっかけ、その1

小学4年生の頃だったと思いますが、英語の教材に、アメリカでは掃除の時間がないと書かれていました。

そうじ担当の大人がいて、掃除はその人たちのお仕事だと。

当時は単に掃除が嫌いなだけだったのですが、いまなら、自分でなくてほかの人で間に合う作業はほかの人に任せると説明すると思います。

「経営者の仕事は首から上を使う事」

セミナーではよくこんなセリフを言っています。

もちろん、我々中小企業の経営者はひとりで何役もこなさなくてはならないので、ヘッドワークばかりをしているわけにはいきません。

ただ、会社の将来や方針を考えるのは経営者にしかできない仕事です。

情報収集や分析をかさね会社の進路を決めるという、最終的な決断は経営者にしかできない専権事項です。

方針を決めないで仕事をするのはたとえると、船の目的地を決めないでオールを漕ぐようなものです。

毎日、毎日、一生懸命オールを漕いでいて、ふと気づいた時に臨んでいた場所とまったく違う場所にたどり着いたらどうします?
 
世間一般で言うところの引退や定年を考えるような年齢になっていたら悲しいと思いませんか。
 
経営者ひとりならまだしも、ご自身のご家族のみならず、社員さんや場合によってはご家族の人生にも影響を与えることになります。

経営者の仕事とはそれほど重要な責務を持っているのだと自覚してください。

きっかけ2

高校時代。

バスケット部のキャプテンをしていました。

実際にお会いした方はご存知だと思いますが、身長は167センチしかありませんでした。

バスケット選手としてはチビの部類に入ります。

得意なのはネバちっこいディフェンスです。

得点を稼ぐのはほかの身長の高い選手に任せていました。

というか、ゴール下のポジション争いは苦手でした。

自分が苦手なことは得意な人に任せて、自分の得意なことでチームに貢献する、という考え方は高校時代の部活を通じて学んでいたのだと思います。

2年生の時に理系に進んだのですが、3学期に風邪で2日休んだだけで数学が解らなくなりました。
 
理系としては致命的。

幸いなことに、英語、古文、漢文、日本史の成績は数学よりはましだったので何とか当初の予定通り、大阪工業大学の機械科に進学はできましたが、基礎教養の微分積分の必須単位をとるにの5年かかりました。
 
きっかけ その3

大学時代に住んでいたのは、当時の仕入れ先の社員寮でした。

事務所の最上階が社員寮。

毎朝、6時に社長が出社してきます。

門を開き、植木に水をやり、社員が出社するまでは、日経新聞や日刊工業新聞、業界の新聞や雑誌を熟読し情報収集をしていました。

従業員、20人弱のどこにでもあるような中小企業です。

ところが、この会社、一部上場企業と連携し、いくつかのオリジナル商品を独占販売していました。

丁稚時代には、よく倉庫でオリジナル商品のラベル貼りとかしていましたよ(懐かしぃ

情報収集し、分析し、企業連携を打診するのがこの会社の販売面での経営者の役割でした。
 
5年間、この会社にお世話になったのですが、途中からは折衝は専務や常務が担当するようになりました。

会社の将来に対する布石だったのだとも思います。
 


【経営者感覚を身に着けたいなら】
 
定期的に開催されている質の良い勉強会に参加し、実際の事例に触れることを強くおすすめします。

人が人によって磨かれるように、ダイヤはダイヤによって磨かれます。

同じように、経営者は経営者によって磨かれます。
 
あなたの中に眠っているダイヤの原石を一緒に磨きませんか。
 
ダイヤの原石は磨かなければ、単なる石ころと同じですよ。
 

 
【以下は参考までに】

カカトコリさんが毎月開催している売上創造塾の最新のセミナー情報は下記のリンク先をご覧ください。

タイミングの合わない方や地方の方のために、DVDの先行予約も受け付け中です。

次回、9月4日はズーム開催なので、遠隔地の方もお気軽に参加していただけます。

 

【後日談】
 
人はみんな自分株式会社の経営者である。
 
ドラッカーは『プロフェッショナルの条件』(ダイヤモンド社)のなかで、このように主張しています。
 
自分という商材の価値をいかに高めるか。
 
なにをすることが自分も組織もマックスパフォーマンスをすることにつながるのか。

日頃の社員教育の場でもそんな話をしていたら弊社の美人スタッフたちに言われました。

「炎天下の駐車場の草抜きは社長の仕事じゃな。
 私たちを日焼けから守るためにも、ヒマな人がするのが一番えぇじゃろう」と。

きっと、愛されているに違いない(涙

 

 


【過去セミナー参加者の声】


【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】

事務所に隣接の実家から今シーズン最後の差し入れ
お腹が空いている夕方に届いたので、超うれぴー

 

 





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