利益は組織活動の資金

   

企業にとっての利益は組織活動のための資金。
起業の志が立派でも組織活動を継続するためには利益のねん出は必須。
独立開業したいなら事業計画書を作ってみよう。

 

今朝の気になった言葉
 
 お寺でテレワーク
 

 ノーベル賞


ノーベル賞が発表され、地球上の物理現象をコンピューターでシミュレーションする技術に貢献した真鍋淑郎さんが受賞された。

この受賞がきっかけになり、日本の中にもSDGsに対する関心が高まるきっかけになると嬉しいな。

 

奈良のお寺さんがテレワーク用にスペースを無料で貸し出しているのだとか。

もともと静かな場所なので落ち着いて仕事ができるから人気だろうな。

気分転換に、座禅教室とか説法の時間も作ればいいのに。

宗派によるけど、お坊さんの名刺の肩書は「伝道師」

お釈迦様の訓えを広める役目があるんだから。

もし、キリスト教の教会や神社ならどうするだろうか?

神社なら古事記入門とか日本神話勉強会とか??

昔は「坊主丸儲け」なんて言われていたけど、お寺さんも経営が厳しい時代。

その気になれば、打つ手は無限にある気がする。
 
 
ということで、今日の記事は、老人相手のお仕事で独立を考えている方からの質問です。

起業や独立開業に必須な視点が抜けている気がする。


 

ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

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「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。

良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。

 


毎朝立ち寄るコンビニで「イケニエ」にされた

 

あたらしい中華まんはいかが?
食べたんかい?
うんにゃ。「イケニエ」が来るのを待っとた

コンビニでも愛されているに違いない

 

 
◆ 利益は組織活動の資金

 

【こんな質問が届きました】

「11月に自分の事業所を立ち上げる予定です。
お年寄り相手に儲けるつもりはないのですが、相手が必要な時に思い出していただけるような存在になりたいと思っています。」

素晴らしい志ですね。
 
ひっかかったところが、2か所

「お年寄り相手にもうけるつもりはない」と「相手が必要な時に」の2か所。

事業計画書はあるんだろうか?

趣味のサークルだろうが、ボランティア活動の組織だろうが、世の中は経済社会なので、組織活動を維持するためには必要な経費を工面することが継続的にできなくてはなりません。

必要な経費を賄うことができなければ、継続的な活動どころか、スタートすらできません。

どのように考えられているんだろう?

お金に関する良くない情報の影響を受けているのかな?

たとえば、最近マンモス私大の筆頭である日本大学に強制捜査が入りましたよね。

資金の流用の疑いがあったかららしいです。

捜査中なので詳しくは続報を待つしかありませんが、多額なお金が集まっていることは事実でしょう。

大規模災害が起こったときに赤十字が義援金を募りますよね?

なぜでしょう?
 
通常の予算枠では対応しきれないからです。
 
赤十字は決算書を公開しています。
想定外の事案が発生したら通常予算では活動が困難な状態になります。

このように、どんな組織であれ、組織活動を継続的に続けようと思えば、必要な経費をねん出する必要があります。

すこし、体験談をお話ししましょう。

大規模なボランティア活動は阪神淡路大震災が最初でした。

所属していたライオンズクラブのミッションでした。
 
支援物資の搬送と避難先の公園などへの配布が与えられたミッション。

支援物資は寄付などで集めたのですが、燃料費や食費は持ち出しだったような記憶があります。
 
東日本大震災にも有志で出動しました。

正直、往復5万円強の経費負担はきつかった。

ほかの仲間の中には、活動を継続している人もいますが私は距離を置かせてもらっています。
(ほかの理由もあるのですが主旨とずれるのでかつあり)

このかた、来月開業予定みたいだけど、事業計画書は作ってみたんでしょうか

収入と支出のバランスはどうなんだろう?
 
もちろん、備品購入などの初期投資もあるので最初から黒字にならないのはとうぜんだとしても他人事ながら怖いです。

収入が経費以上に見込めるんですかね?
 
お年寄り相手であろうがなんであろうが関係ありません。

収支バランスが合っていないと活動を継続できません。
 
立派な志をお持ちなだけに気になります。

具体的には、事業内容を書かれていませんが、年寄り相手だと介護系なんですかね?
 
介護系の場合、決裁権者(あえてこの表現をします)はご本人じゃない場合の方が多いんじゃないでしょうか?

つまり、施設のお世話になるかどうかを決めるのは入所者じゃなくお子さんじゃないですか?

しかも、最初は情報量が少ないからケアマネさんの言いなりと言うのが実情だと思うんですね。
 
「相手が必要な時に」の「相手」がだれで、決裁権者がだれで、影響力のあるのが誰なのか、業界の図式みたいなものが見えていますか?
 
介護用品を扱っている方の相談に乗ったこともあります。

同業者は影響力のある人にべったりくっついていて、参入するのが非常に難しいと言っていましたよ。大丈夫ですか?
 
新一万円札になる渋沢栄一の『論語と算盤』ではありませんが、そろばん勘定が合うようにしないと、論語だけじゃ経営はできません。
 
もし、間に合うようなら、事業計画から見直した方が良いと思います。
 
ついでにいえば、10年後、20年後の年代別人口推移も確認することをお薦めします。
 
今後、介護が必要な老人は減少傾向にあります。

介護ビジネスそのものは無くならないでしょうが、激戦になることが容易に予想されます。
 
経営戦略の研究もしてくださいネ

頑張らないと、お年寄りにも、お年寄りのご家族にも、そしてスタッフさん達や出入りの協力業者さんに迷惑をかけることになりますよ。

「間に合いますように」という願いを込めてあえて厳しいことを言わせてもらいました。
 
起業準備としては事業計画以外にも考えなきゃならないことが多岐にわたります。
 
理念、ビジョン、方針、クレド、ポリシー、就業規則・・・・頑張ってくださいネ

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【過去セミナー参加者の声】

 


【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】

久々に某素敵な経営者さんと電話で情報交換
素晴らしいエネルギーを充填できた
ズームでは出来ないことが電話ならできる
というか、
テレワークだとかリモートワークだとか賢い人や若者が言うとるけど、一対一なら電話じゃダメなんですか?
(どっかのブーメランおばちゃんのノリで)

 




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