起業と事業計画の関係
事業計画書通りに行かないことの方が多いけど、事業計画書が無ければ予定からどのくらいずれているのかすら判断できない。
起業するときに事業計画書も作らないで独立開業するのは無謀。
今朝の気になった言葉
市役所解体
と
ユニコーン企業
解体中の各務原市市役所を使って、レスキュー隊による要救助者救出訓練が行われたという報道。
鉄筋コンクリートは経年変化で硬度が変わる。
実際の装備品でリアルな建物を切断や開口作業を経験していることは今後の活動に大きなフィードバックを得られたのでは?
ユニコーン企業とは・・・定義を読んでいて日本にユニコーン企業が少ない理由が判った。
これ、売上創造塾のセミナーの冒頭で毎回言っていることと同じ。
「ユニコーンのように、どこかにとんがりがないと(以下略)」
売上とか希少性以前の問題なんだけどな。
起業するときに、どんな事業計画書を創り、どんな戦略で、どんな独自性を売り物にするか
ちょうどタイムリーな質問が届きました。
ようこそ 岡山の経営コンサルタント カカトコリです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんを応援します。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
得意分野はコンサルタントコンサルティング。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
良い会社を創りたいと頑張っている良い経営者さんの良きパートナーになることを目指しています。
マツタケご飯を頂きました
焼き魚も、煮物も、美味でございました
四季折々のある日本に生まれて嬉しい瞬間
ご馳走様でした
◆ 起業と事業計画の関係
【感情と勘定】
起業を志す方々は本当に素晴らしい思いや感情を持たれています。
すごいな、といつも感心しています。
ところが、活動を維持発展させる計画、つまり事業計画が苦手な方が多い。
世の中は経済社会なので、どんな活動にもお金が必要になります。
必要なお金を稼ぐことができなければ継続どころか、存在することすらできません。
【こんな質問が届きました】
「11月に自分の事業所を立ち上げる予定です。
お年寄り相手に儲けるつもりはないのですが、相手が必要な時に思い出していただけるような存在になりたいと思っています。
どんなところに気を付けたら良いですか?」
というお話しです。
ひっかかったところが、2か所
「お年寄り相手にもうけるつもりはない」と「相手が必要な時に」
趣味のサークルだろうが、ボランティア活動の組織だろうが、世の中は経済社会なので、組織活動を維持するためには必要な経費を工面することが継続的にできなくてはなりません。
たとえば、最近マンモス私大の筆頭である日本大学に強制捜査が入りましたよね。
資金の流用の疑いがあったかららしいです。
教育にもお金は必要なんですが、教育者が強制捜査を受けるようなことをしてはいけないですよね。
捜査中なので詳しくは続報を待つしかありませんが、多額なお金が集まっていることは事実でしょう。
大規模災害が起こったときに赤十字が義援金を募りますよね?
なぜでしょう?
通常の予算枠では対応しきれないからじゃないでしょうか。
赤十字は決算書を公開しています。想定外の事案が発生したら通常予算では活動が困難だからじゃないでしょうか。
このように、どんな組織であれ、組織活動を継続的に続けようと思えば、必要な経費をねん出する必要があります。
すこし、体験談をお話ししましょう。
大規模なボランティア活動は阪神淡路大震災が最初でした。
所属していたライオンズクラブのミッションでした。
支援物資の搬送配布が与えられたミッション。
支援物資は寄付などであつめたのですが、燃料費や食費は持ち出しだったような記憶があります。
東日本大震災にも有志で出動しました。
正直、往復5万円強の経費負担。
ほかの仲間の中には、活動を継続している人もいますが私は距離を置かせてもらっています。
このかた、来月開業予定みたいだけど、事業計画書は作ってみたんでしょうか
他人事ながら怖いです。
収入が経費以上に見込めるんですかね?
お年寄り相手であろうがなんであろうが関係ありません。
収支バランスが合っていないと活動を継続できません。
具体的には、事業内容を書かれていませんが、年寄り相手だと介護系なんですかね?
介護系の場合、決済権者(あえてこの表現をします)はご本人じゃない場合の方が多いんじゃないでしょうか?
つまり、施設のお世話になるかどうかを決めるのは入所者のお子さんじゃないですか?
しかも、最初は情報量が少ないからケアマネさんの言いなりと言うのが実情だと思うんですね。
「相手が必要な時に」の「相手」がだれで、決裁権者がだれで、影響力のあるのが誰なのか、業界の図式みたいなものが見えていますか?
介護用品を扱っている方の相談に乗ったこともあるのですが、同業者も見えている業者さんは影響力のある人にべったりくっついていて、参入するのが非常に難しいと言っていましたよ。大丈夫ですか?
新一万円札になる渋沢栄一の『論語と算盤』ではありませんが、そろばん勘定が合うようにしないと、論語だけじゃ経営はできません。
もし、間に合うようなら、事業計画から見直した方が良いと思います。
ついでにいえば、10年後、20年後の年代別人口推移も確認することをお薦めします。
今後、介護が必要な老人は減少傾向にあります。
介護ビジネスそのものは無くならないでしょうが、激戦になることが容易に予想されます。
経営戦略の研究もしてくださいネ
専門書を読んだり、定期的に開催されている質の良い勉強会に参加しましょう。
経営者になるには試験も資格もありませんが、経営者として求められる知識は多岐にわたります。
頑張らないと、お年寄りにも、お年寄りのご家族にも、そしてスタッフさん達や出入りの協力業者さんに迷惑をかけることになりますよ。
どうなったかも教えて下さいね。
上手く行きますように
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
初めて会った宮崎のクライアントさんと意気投合
「次回もお願いします」とリピートにつながって嬉しい
移動中に聴いていた音声教材のおかげです。
本日もお読みいただきありがとうございます
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