自由な経済活動を活性化したい
言葉に敏感にならないと経営も自由な経済活動も上手くいきません。
例えば、自由という言葉をどんな意味で使っていますか?
人は言葉で考え、言葉でコミュニケーションし、言葉により行動します。
社会に貢献する自由な経済活動をあなたならどのように考えますか?
今朝の気になった言葉
かっぱ寿司
と
翻訳
最近読んでいるイギリスの文学作品
日本語ではあるんだけど、手紙の翻訳が候文
「○○仕り候えども」なんて出てきて思考停止に陥る
音としては読めるけど、意味は不明(涙
日本語の翻訳をしてよね(笑
今日は翻訳の日
翻訳の上手さが海外の作品を楽しませてくれるありがたい日
ちょっと前に、くら寿司の問題が報道されていたけど、今度はかっぱ寿司かぁ
安売りを方針の中心に掲げると何かと問題が起こるんだろうなぁ
いくら、自由競争の社会とは言っても『自由』の意味を履き違えていないかい?
公序良俗に反することをしちゃいかんだろう
今日は青年社長から自由な経済活動を活性化したいという志を感じる質問です。
若い人からの質問はエネルギーを感じることができて好きです。
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
岡山の路面電車が攻めてるのが楽しい
◆ 自由な経済活動を活性化したい
【自由】
青年社長からの質問です
ここから
「『新しい資本主義』になんとなく違和感を覚えています。
儲かっても分配という名目のために税金が増えるのではモチベーションが上がりません。
儲かったら社員に還元した方が会社の成長や発展に効果があると思います。
カカトコリさんはどのように思いますか?」
30代 ソフト開発会社経営 男性
ここまで
素敵な質問をありがとうございます。
すごい質問が届いたなぁ。というのが率直な感想です。
景気もさることながら、経済を知らないと経営はできません。
経済そのものもさることながら、影響力が小さくなったとは言え、仕事柄、経済政策も知っておく必要があるので岸田さんの『新しい資本主義』も拝読し、同じような感覚になりました。
どこまでを自社の経営における外部要因と捉えるか、どのくらいの時間のスパンで考えるかなんでしょうね。
まだ、30代と若いので、年金や保険などの社会保障に興味がわかない世代だと思います。
カカトコリさん自身も、年金や保険のことにはまったく興味がありませんでした。
ただ、人間とはいい加減なもので、カカトコリさんのように60代になれば年金の話題も増え気になり始めたり、持病があれば保険のことも関心を持つようになったりしますよ、たぶん。
30代かぁ。
独身なのかなぁ?
既婚であれば、住宅ローンや子供の教育費を通じて、社会保障のことを考えても良いのかもしれません。
教育費が高いと文句を言う人も多いですが、その前に教育を受ける権利は保障されているわけですから、認められていない国々からするとすごく恵まれています。
人気コミックの『ドラゴン桜』の中では「ブスとバカは東大に行け」という有名なセリフがあるんですが、本人の努力次第でチャンスをつかむことができる国は世界規模で見ると凄いことなんですよ。
そして、色々と問題や不平はあるでしょうが、社会保障制度や教育機会を支えているのが我々の納めている保険料や税金です。
水道や道路などの社会インフラを支えているのも税金です。
だからと言って、自由な経済活動を止めることはできません。
自由で平等で、適正な競争が成立するからこそ、チャンスも平等にあり社会が活性化するわけですから。
自由な経済活動の中には、当然、自社の利益処分案、つまり、社員さんのお給料やボーナスを増やすことも含まれています。
気になる単語がいくつかあるので、中学の社会科の授業で習ったはずなんですが、少しおさらいをしてみましょう。
【自由】
公序良俗に反しないこと、社会的なマナーに反しないことという前提条件が付きます。
自由だからと言って、他人の生命を奪ったり、傷つけたり、だましたりしたら社会的な制裁があります。
【平等】
保育園や学校では均等に分割することを平等と習いましたよね。
世の中は、そういう意味では平等ではありません。
たとえば、先ほど出てきた単語を使うなら、希望者を全員東大に受け入れたらどうなるでしょう?
まず、東大の勝ちが暴落するでしょう。
真の平等は、頑張った人が頑張っただけ報われる世の中です。
そして、受験という競争を通じて、真の平等を体験しているんじゃないかと思います。
(もっと早く知っていればなぁ、人生変わったかも と心の声が聞こえてきました 笑)
【競争】
秋は食欲のシーズンでもあり、読書の時期でもあり、そしてスポーツの時期でもあります。
スポーツと言えば、保育園の運動会で愕然としたことを思い出します。
お手てつないでよーいドン
元保育士の我が愛妻ガミゴン様曰く、お役所からの指導なんだそうです。
どんな輩がクレームを入れるのか知らんけど、トンビが鷹を生むことはあり得ません。
走るのが得意な子もいれば、音楽が得意な子もいる。
本読みが好きな子もいれば、お絵描きが好きな子もいる。
個性を認め、強みを伸ばすのが本来の教育。
なぜ、そうならないのか?
なるべく単純に言えば、人間の煩悩が邪魔をするから。
ねたみ、そねみなどの人と比べ自己憐憫してしまう感情が邪魔をしているのです。
親の見栄も邪魔しているでしょうね。
ねたみやそねみの感情は5千年前の書物にも出てくるような人間の性(さが)。
おそらくそれ以前にもあったのでしょう。
「ねたみ」「そねみ」という言葉にはどうしてもマイナスなイメージがありますよね。
味方を変えてみましょう。
昔、「隣の車が小さく見えます」という自動車のコマーシャルがありました。
隣の人よりも偉く思われたい、賢く思われたい、金持ちに見られたいなどの人間の本性が自由で平等な経済活動を活性化してきたのかもしれません。
頑張りたい人は頑張れば良いのです。
それなりで良い人はそれなりで良いんです。
そこそこで満足している人も本人が満足しているなら何の問題もありません。
ただ、頑張ろうと思って質問してきたんですよね。
覚えておいてほしいのは、世の中にはいろんな人がいるんだということと、社会保障が必要な人もいるんだということ。
そして、ノブレス・オブリージュ
日本語で言うなら「吾、ただ足るを知る」
累進課税には反対ですが、しっかり儲けて、納税や寄付などの分野でも社会貢献を意識しましょう。
参考になりましたでしょうか?
どうなったかも教えてくださいネ
素晴らしい質問をありがとうございました。
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。
【追記】
語り足らない部分があるんですが、SPC21では世の中のからくりもお伝えしますので、興味があれば、こちらの記事もお読み下さいませ
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/202209279291
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
老母の介護の件で市役所に出頭
ついでに片付けたいことがあったのだが、某美人女将とバッタリ
女将のサポートで予想より早く役目が終わった
自分の定期検診の件で総合病院に出頭
素晴らしいアドバイスをいただいた
有難い
引き続きの今年の誕生日プレゼントの制作
やっと終わりが見えてきた
10月1日の売上創造塾のセミナー
『共感するマーケティング』のレジュメ完成
たぶんこの方が思っている共感とは大きく違うはず
本日もお読みいただきありがとうございます
この記事は参考になりましたでしょうか?
感想コメントなどをいただくと励みになります。
あなたの大切な方に記事の下にあるSNSのボタンをクリックしてシェアしてください。
きっと喜ばれるとおもいます。
このブログを「お気に入り」に登録しておくと便利ですよ
【以下告知】
【12月の無料メールマガジン】
「時間泥棒を防ぐよい方法」というお話です。
無料登録は今すぐこちらをクリックして下さい
⇒
https://www.cacatokori.net/merumaga/the-cacatokori
【著作一覧】
⇒
https://www.amazon.co.jp/-/e/B0043T34ZM
【過去セミナーDVD】
過去、セミナーを収録したDVDのお求めはこちらからどうぞ
⇒
https://amzn.to/2KAvObF
弊社への【講演やセミナー依頼、経営相談】は今すぐこちらからどうぞ
⇒
https://www.cacatokori.net/contact