流行やブームはなぜ起こる?
2023/01/14
流行やブームはなぜ起こるでしょう?
なぜ起こるかが理解できたらあなたにも起こせるかも?
そのためには、世の中のからくりを冷静に分析することがスタート。
流行やブームを起こす人間と流行やブームに乗る人間。
あなたはどっちになりたい?
今朝の気になった言葉
日本オープン
と
ホールインワン
女子プロゴルファーの渋野日向子プロが米女子ゴルフのBMW女子選手権で見事ホールインワンを達成。
最近は優勝争いどころか、予選通過もままならない渋野プロ。
久しぶりに明るいニュースに単純に嬉しい。
世間では日本シリーズが気になっている方も多いみたいですが、カカトコリさんはゴルフの日本オープンの方が気になった。
アマチュアの蝉川選手が初日から独走態勢。
気になったのは、その戦い方。
上手い人が勝つんじゃなく、強い人が勝つという当たり前のことを再認識。
トリプルボギーを叩いたあとの対応や、決してショートしないパッティング。
届かないパッとは絶対に入らないとは言うものの、プレッシャーの中で平然と打てるのは強い証拠。
最近の渋野プロに欠けているところ。
学生時代に読んでいた週刊プレイボーイの『ビートショット』(池沢さとし著)を彷彿させるアグレッシブのゴルフに今後も期待が高まる
さて、本日は女性ならご存知なはずの秋の三色の話。
今年の秋の三色はどのように決まり、どのようにして流行の波に乗るのか?
どんなからくりで動いているんでしょうね。
流行やブームを起こしたい方にお薦めの内容です。
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
ウォーキング中のワンショット
だれがハロウィーンを流行らせたんだろう?
◆ 流行やブームはなぜ起こる?
【今年の秋の流行色は?】
ファッション業界の方から面白い質問をいただきました。
ここから
毎シーズンごとに流行色を予想しているのですがなかなか当たりません。
流行色をあてて、いつかはブームを作ってみたいと思っています。
どうすれば流行色をあててブームに乗ることができるのでしょうか?
40代 化粧品販売 女性
ここまで
素敵な質問をありがとうございます。
なるほどぉ~
流行やブームの起こし方というか、流行やブームのおこるメカニズムのお話で良いのかな?
カカトコリさんの中には、3つの視点が出てきたんだけど、どっちで語ろうかなぁ?
3つというのは、経営戦略の視点と、マーケティングの視点と、そして成功哲学の視点。
ちなみに、2022年の流行色はパープル・ロイヤルブルー・レッドの3つです
すごいよね。
言い切っている。
ネット検索で見つけたんだけどね(笑
3つかぁ~、上手いね。
ひとつくらいは、だれかの琴線に触れるんじゃない(爆
どこかの企業が自社にとって有利な2022年の秋の流行色を遅くとも半年以上前に決めているのよ。
極秘裏に原材料を買い集め、密かに製造し、シーズンの到来に備え在庫も増やす。
外れたら不良在庫が発生するから、大手広告代理店とタッグを組み広告枠も買い占めていく。
そして、シーズンに突入したら一斉に告知を開始し、見込み客のマインドシェアを高めていく。
出遅れた同業他社はどうなる?
ブームに乗れないから新規客の売上が増えない。
売上が増えないから資金力がつかない。
資金力がないから大手のような流行を演出するマーケティングを展開できない。
という、ある意味、毎年の繰り返しになるのね。
ただし、最近、大手企業が脅威に感じている「偶然に近い流行」があるのよ。
なんだと思いますか?
【流行はどこで始まるか?】
「偶然の流行」の前に、基本中の基本である「流行はどこで始まるのか?」のお話をしておきたい。
なぜなら、ここを抑えておかないと流行の起こし方が理解できないから。
ブームや流行は源流をたどっていくと・・・重要なポイント(絶対に試験に出るよ 笑
源流は、たった一人の人の「思い付き」にたどり着きます。
成功哲学では、この「思い付き」のことを「第一創造」と呼んでいます。
その「思い付き」が、面白いとか、いいんじゃないとか共感した人たちによって広められるんだけど、このプロセスのことを「第二創造」と呼んでいます。
第一創造と第二創造について最近面白い情報をキャッチしました。
明治時代の新聞に未来予想の記事が出ていたそうです
印象に残っているのは次の二つ
鉄道技術が進歩し、東京大坂間を2時間半で行けるようになる
(リニア新幹線ならもっと速く行けますよね)
電波式の電話が開発され、誰でもがどこからでも世界中に電話することができるようになる
(この記事の当時、まだ、太平洋に海底ケーブルはありませんでした)
たぶん、担当デスクが思い付きでお正月特集を書いたんでしょうね。
その記事を読んで「儲かりそう」と思ったのか「便利になるな」と思ったのかは知りませんが、共感した人たちやときめいた人々が研究開発という第二創造で協力したからこそ、現代の便利な生活ができるんです。
本当にありがたい。
【思い付きの流行】
過去から今までの方法、資本力にものを言わせてやる方法は大企業のやり方です。
我々、中小零細企業は指をくわえているしかないのでしょうか?
中小企業向けのより詳しい話に興味がある方はこちらをクリックしていただくとして、思い付きの流行の話を続けましょう
中小企業向けマーケティングの記事はこちら
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/202210149394
戻って来てヨ(笑
コロナ前のことなんだけど、タピオカって流行ったよね
コロナ後なら、冷凍餃子や冷凍ラーメンかな?
なんで、タピオカや冷凍餃子や冷凍ラーメンが流行るの?
実は、大手広告代理店が脅威に感じていることなんですね。
大手広告代理店が最近は、SNSなどのインフルエンサーに着目している。
ただ、インフルエンサーの基準がフォロワー数なので、思惑ほど上手く入っていないみたい
(俗にいう「ステマ」)
人は人に興味があるんだよ。
それも、赤の他人じゃなく、自分の友達に興味があるの。
たとえば、フォロワー数が100万人と言っても、全人口の何パーセントよ?
それに、アルゴリズムがあるからひとつの投稿を全フォロワーさんが見えるわけじゃないよね。
ここまでは、どちらかというと、マス狙いのマーケティング。
ひとつ質問したいんだけど、どのくらい売上を伸ばしたいの?
お化粧品だよね?
いまの3倍の売上に対応できますか?
お化粧品の場合、流行やブームのような一時的な売上以上に、ご縁があったお客様が安定的にリピートしてくれないと成り立たないビジネスモデルでしょ?
フォローすべき、ユーザーが3倍になっても大丈夫?
(対策はこちらで話すよ ⇒ https://www.cacatokori.net/blog/202210149394)
多くのSNSがあるけど、SNSの最大の魅力は「伝播力」です。
ほかの言葉に置き換えると「バズ」
そう、シェア・拡散です。
例えば、カカトコリさんのインスタ(https://www.instagram.com/cacatokori/)
ほとんど投稿していないけど、約800人のフォロワーさんがいるのね。
仮に、800人が一斉にシェア拡散したらどうなる?
フォロワーさんも800人のフォロワーさんが居ると仮定したら、理論上、64万人に届くのよ。
ちょっとした地方都市の朝刊の発行部数より多い数字なんだよ。
もし、カカトコリさんがインスタで今年の流行色のメイクをしたら・・・・(想像したくねぇよ 爆
一般的には、フォロワーさんの数は200人前後と言われています。
200×200×200では?
もし、その中に数万人とか数十万人のフォロワーを持つインフルエンサーがいて、素のお薦めコメントを付けて投稿してくれたらどうなるでしょう?
そう言えば、お化粧のブランド別売上ランクの上位10社の中にクチコミをベースにしているメーカーがいつも2~3社はランクインしているよね。
今は、リアルのクチコミに対し、インターネット上のクチコミをネットコミという時代です(「ネットコミ」は竹田陽一先生の造語)
あなたのSNSで「今年の流行色はこれだ」と言い切ってみたら?
三色リストするところがポイントなんだけどな
どうなったかも教えてくださいネ
素晴らしい質問をありがとうございました。
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。
【追記】
「第一創造」と「第二創造」について、そのメカニズムを含め詳しく知りたい方は今すぐこちらのリンク先記事もお読み下さいませ
⇒ https://www.cacatokori.net/blog/202210179407
世の中のからくりを知っておくことは流行やブームを起こす際には必須です。
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
久しぶりの休養日
腰が痛くなるほどの寝だめ
中世の騎士道のお勉強
全部で487章もある
いつ終わるんじゃろう?(汗
土曜日は8キロのウォーキング
12キロの予定がちょっとしたトラブルがあり引き返した。
本日もお読みいただきありがとうございます
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