新規事業とリーダーシップ
新規事業の説明は感情抜きで、リーダーシップを発揮し丁寧なコミュニケーションが成功のカギを握る
事業のスクラップアンドビルドは珍しいことじゃない。
感情を抜いていかに関係者の意見を聞けるか。
リーダーシップとコミュニケーションがものを言う。
今朝の気になった言葉
電気自動車
と
文庫本
文庫本を守るために代表的な3社が紙を統一した
紙の本は紙質やカバーなどいろんなところに出版社のこだわりがある
単なる情報じゃなく、作品だと思っている。
文庫は置く場所も少なくて済むし、持ち運びも便利だし、電子機器の使用条件も気にしなくて良いので、いつもポケットに入れている
この時期のイチオシはディケンズの『クリスマスキャロル』
カーオブザイヤーに軽四の電気自動車が選出された
この後の本文でも触れるが、影響する人多いんだろうな
岡山には三菱の工場もあるので、他人ごとには思えない。
さて、本日は新規事業の展開を考えている方からの質問
新規事業への進出に罪悪感を感じているらしい
どういうことなんだと思いますか?
【カカトコリのミッション』
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる
ビジネスの入り口は集客です。
集客を入り口とした経営コンサルタント。
良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。
時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。
多くのクライアントさんから
「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
金曜日と言えば、金曜カレーの会活動日
ちなみに、写真はハヤシライスなのでお間違えのございませんように(笑
◆ 新規事業とリーダーシップ
【起業家さん】
起業家さんからこんな質問が届きました。
ここから
現在、新規の事業を構築中です。
一貫性が大切と学んできた中で、事業を転換することへの自分自身の感情の切り替えがうまくいかず、本当にやりたいことなのに、どこか罪悪感と闘う自分がいます。
事業をやっていく中で、既存事業からの撤退は大手でもたくさん見てきましたが、どのように乗り越えていくべきでしょうか。
40代 起業家 男性
ここまで
素敵な質問をありがとうございます。
事業を転換する最大の理由はなんなんだろう?
本当にやりたい事とは、今までの既存の事業なのか、それとも、これからの新規事業のどちらなんだろう?
いくら、やりたい事でも、世の中は経済社会なので、採算が取れないと継続はおろか存在することすらできないのがビジネスの世界。
事業の見通しである事業計画書は作ったのかなぁ?
中小企業の社長さんに、「事業計画書は?」と質問すると「頭の中」と答える方が多いんだけど面倒でも紙に書きだしましょう。
もちろん、使える事業計画書にするために、数字の羅列だけではなく、そのために何ができるのか、何を継続するべきなのか、何をやめるべきなのかなども自分の行動をチェックするためにリストアップして下さいね。
さらに言えば、上手くいった時、上手く書ない時、中間の時と理想的には3パターンくらいは作りましょう。
厳しいかもしれないけど、撤退条件や、どのようになったら事業を中止するのかも想定しておいてくださいね。
【罪悪感】
感情と勘定は切り離しましょう。
切り離すためにも、事業計画書と毎月の試算表は必須。
数字は嘘をつきません。
数字を解釈する人間が、不都合な真実から目をそらすだけ。
気持ちは理解できるけど、感情的になったからと言って、勘定が変わるわけじゃありません。
何に対する罪悪感なんだろう?
既存のお客様?
お金を儲ける事?
事業の方向を変えること?
いろんな考えの方がいらっしゃるのは重々承知で言いますが、どんな活動をしようが、活動資金になる利益を確保できなければ、活動を維持することはできません。
既存事業では、必要な利益を確保できていたのでしょうか?
もし、既存客への罪悪感なのであれば、新規のお客様お紹介いただいたり、リピート回数を増やしたりするなどに取り組みましたか?
結果には内部要因と外部要因があります。
内部要因として自社でできることは他にもありませんか?
たとえば、既存客からのフィードバック、特に改善要望などは把握できていますか?
たとえば、存在を知ってもらうために、アナログツールやネットツールを駆使していますか?
ポスティングをするとか、SNSやブログに投稿し続けるとか
ふと思ったのですが、罪悪感が残っているのはできることや、やるべきことをやり切っていないのではないでしょうか?
オリンピックやワールドカップなどを見ていて感じることがあります。
特に負けた選手。
負けて悔しくない選手はいません。
現実はどの世界でも厳しいもの。
全力を出し切っても負けたのならスッキリしているんじゃないかと勝手に思っています。
負けた事実と向き合うことで、課題が見つかり、鍛錬を繰り返すことで強くなっていくんだと思います。
【事業転換】
こんどは、外部要因について
外部要因は絶えず変化しています。
たとえば、最近のできごとで着目したのが、このニュース
国内で発表された新車から自動車評論家らが最も優れた車として選ぶ賞に、軽自動車タイプの電気自動車が初めて選ばれました。
多くのガソリンスタンドの経営者さんや、中古車の販売業の方々にはショックを受けた方もいるかも?
方や、太陽光発電業者さんや電気工事の有資格者の方々にはチャンスかも?
よく言われるように、強いものが生き残るのではなく、変化に対応できるものが生き残り発展していきます。
そういう意味では、事業そのものの方向転換やスクラップアンドビルドや異業種参入は当たり前のこと。
企業の生存率と言うデーターがあるのですが、50年以上存続できるのは1パーセント未満なんだそうです。
既存客への遠慮もあるかもしれませんが、社員さんなどほかの関係者のことも考えてみましたか?
社員さんに状況を説明し、意見やアイディアのフィードバックをもらう時に、リーダーシップを試されます。
社長一人で悶々と悩んでいても良いアイディアは出にくいので、周りの方々やよく知ってくれている方々の意見も参考にしましょう。
コミュニケーションがいかに大切かを思い知ることになるはずです。
【方丈記】
今朝は鴨長明の『方丈記』を読んでいました。
有名な出だしです。
ここから引用
ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
ここまで引用
人とすみかだけじゃなく、企業もビジネスも同じじゃないかと解釈しました。
【大切なこと】
挑戦したからと言って成功するとは限らないが
挑戦すれば成長することはできる
現実問題として、挑戦するなら余力のあるうちに始めましょう。
余力が無くなってからでは、さらに厳しくなる可能性があります。
そして、いつも思うのは、経営は投資の連続だということ。
参考になりましたでしょうか?
どうなったかも教えてくださいネ
素晴らしい質問をありがとうございました。
いつかどこかで、笑顔でお会いできることを楽しみにしています。
【過去セミナー参加者の声】
【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
外回りの集中日?
現場の下見 2件
外注先訪問 1件
ビジネスパートナーと打合せ 2件
商談 1件
写真は新婚当時住んでいた場所(懐かしい
今は駐車場になっている(寂しい
実は、友人の職場の隣
本日もお読みいただきありがとうございます
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