コメントを試される時代

   

広告代理店に勤めるライターさんですらキャッチコピーには悩む。
アンケートに本音を書いているとヒントになるのだがめったにない。
今の時代、SNSなどでお薦めの商材に本音のコメントをそえて情報発信できる時代。
見込み客も本音の推薦をあてにしている時代
 
今朝の気になった言葉
 
 福井ショッピングモール
 

 
 ジェットスター
 
ジェットスター機が海外からの爆破予告電話により緊急着陸したという報道
 
犯人は何をしたかったんだろう?
 
幸い、飛行機から脱出の際、乗客が一名、顔を怪我したくらいで済んだけど、振り替え輸送など多大な損害じゃないのか。
 
「なんでうちなん?」と会社の人たちは本音で思っているんじゃなかろうか
 
 
福井ショッピングモールが書店の直営に乗り出す。
 
いわく「書店文化を消したくない」
 
地区によってはブックオフすら撤退したエリアがある。
 
町から書店が無くなると、10年以内に町が廃れる事態は全国でいっぱい見てきた。
 
特に、絵本が売れない地区はヤバいよ。
 
 
今日の本文は書店さんの事例もあるよ
 
どこにでもあるような同業社も扱っている商品で異常な売れ行きを出した事例
 
どの商品でも真似できる手法なんだけどな
 


【カカトコリのミッション』
 
良い会社を創ろうとする素晴らしい経営者の良き伴走者になる

 

ビジネスの入り口は集客です。

集客を入り口とした経営コンサルタント。

良い会社を創りたい良い経営者さんに寄り添います。

時々、叱るので「集客の鬼」と呼ばれています。

多くのクライアントさんから

「解かりやすく実践的で、成果に結びつく」と好評をいただいています。
 

転居届カレー
   
市役所の地下食堂でいただいた金曜カレーです
意外に美味でした


◆ コメントを試される時代
 
 
 
【あなたの独自性は?】
 
コピーライターも悩んでいる
 
こんな質問が届きました。
 
いつもブログで学ばせていただいています。
某広告代理店でコピーライターの仕事をしているものです。
商品に着けるキャッチコピーをなかなか思いつかないことがあります。
商品にピッタリの時もあれば、納期に追われ四苦八苦した結果、やっつけ仕事で終わらせるときもあります。
やっつけ仕事の時は反応率が良くありません。
四苦八苦しないでキャッチコピーが浮かんでくる方法がありませんかね?
ぜひ、カカトコリ流ライティングをご教授くださいませ。
     30代 広告代理店勤務 男性
 
素敵な質問をありがとうございます。
 
コピーライターをされているんですね、尊敬します。
 
いつも四苦八苦しますよ。

いくつかのセミナーに通ったり、コピーライティングの本も読んだりしてみましたが、いまだに難儀をします。
 
著名なライターさんのコピーを集めた本も研究してみたことがありますが、個人的にはピンときませんでした。
 
なんでなんだろう?
 
おもうに、売る側の言葉でつづられているからじゃないかと愚考します。
 
「あの、お惣菜、美味しかったのよ。人参嫌いの子供が喜んで食べていたわ」
 
これが、買う側の言葉。

「この、お惣菜に使っている人参は、茨木の専業農家の高井さんが有機農法で作りました」
 
これが、売る側の言葉。

どっちの方に説得力がありますか?
 
カカトコリ流を知りたいということなので、日頃気を付けていること言えば、極力「買う側の言葉」でライティングするようにしています。
 
と、書きつつ、勝手な想像をしてしまった。
 
なぜ、大手広告代理店や、著名ライターの作ったキャッチコピーが売る側の言葉になる傾向があるのか?
 
スポンサーがつかないと仕事にならないよね。
 
スポンサーの担当者さんは自分では作れないから広告代理店に外注するんだよね。
 
高いギャラを支払って担当者や上層部に理解できないコピーを創ったら、場合によってはややこしい話に展開してしまうよね。
 
なので、攻めのコピーが作れないんじゃないの?
 
先ほどの人参のお惣菜のように、事件は最終消費者のいる現場で起きているのにね。
 
 
 
【ハンカチを準備して下さい】
 
記憶では
 
「ハンカチを準備してお読み下さい」だったと記憶している。
 
親の介護と言う地味なテーマを取り上げた小説『白い犬とワルツを』(テリー・ケイ著 新潮文庫)
 
販売直後は本当に地味な動きしかしていなかった同著。
 
とある、田舎の小さな書店でほかの書店の平均値の何十倍の売上と言う異常値を示した。
 
出版社の営業さんが気になりあれこれ調べてみたところ、店員さんが手書きで着けたポップじゃないかと言うことになった。
 
そこに書かれていたのが、先ほどの「ハンカチを準備してお読み下さい」というお薦めのコメント。
 
きっと、この書店員さんは読みながら泣いてしまったんだけど、うっかり、ハンカチを持っていなかったんだろうね。
 
ついでに言うと、カカトコリさんの蔵書にあるけど、未読のままです。
 
結果的には、4人の親を見送ったけど、この本が流行ったころは現実を避け、かつ、まだまだ大丈夫と勝手に思い込んでいたんだよね。
 
もう、すぐ自分が介護される年齢が来るので読んでみようかな(笑
 
話を戻そう。
 
現場で消費者が漏らした一言が次の消費者を動かすパワーを秘めているんじゃないでしょうか?
 


【訴えてやる】
 
カカトコリさんの売上創造塾では、お薦めの本を紹介することが多い。
 
現場の声を収集すると、次につながるヒントがいっぱい詰まっている。
 
アンケートでお客様の声を集めるときにお薦めしている本がある。
 
とある食材を通販で販売している会社に届いた女子高生からの一言が強烈に記憶されています。

いわく

『美味しすぎて訴えてやる』
 
どう考えても、売る側の人からは出てこないですよね
 
こんな言葉。

 

【コメントを磨こう】
 
理想は、あなた自身が消費者であるときに食べたり、飲んだり、使ったり、お気に入りだったりする商品にお薦めコメントを付ける量げいこをしましょう。
 
もし、SNSをやっているならあなた独自のお薦めコメントを添えて紹介してみて反応を検証してみると面白いよ。
 
お礼のコメントをもらえると嬉しいし、励みにもなるよ。
 
コメント力を磨くことで、キャッチコピーを創るのも磨かれるよ。
 
そのときに、どっちを見て仕事をするかなんだろうな。
 
クライアントを見て仕事をするのか、最終消費者を見て仕事するのか。
 
長期的にあなたが幸福になれるのはどっちだと思いますか?
 
広告代理店にクライアントが求め、一般消費者が期待しているのはなんだと思います?
 
素晴らしい質問をありがとうございました。
 
参考になりましたでしょうか?
 
どうなったかも教えてください
 
時間はかかると思うけど
 
いつかどこかでお会いできることを楽しみにしています。

 

【過去セミナー参加者の声】
  

【昨日の出来たこと&嬉しかったこと】
 
まだ、細かい部分が残っているけど、どうにか寝場所は確保した
   
事務手続きがいっぱい残っているけどな
 
ビジネスパートナーと打合せ 2件
 





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